Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

つぼみたちの独り言――「今度は私の番かしら ⁉」

2024年02月16日 13時40分35秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年2月15日:キクザキイチゲは、はやくも世代交代のようだ。
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「今度は私の番よ!」と、はやくもヒロインの座を襲うキクザキイチゲが一輪。
 まだ、やっと開きかけたばかりだというのに、ついと、その面を陽光に向けようとしている。

 📸2024年2月15日:昨年の花後、坪庭に地植えにしたフクジュソウのいま。
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 📸2024年2月15日:四つ、五つほどのつぼみと、特徴のある葉っぱの赤ちゃんが確認できる。
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 地に伏していたフクジュソウの芽が、目に見えぬほどの緩慢な動きであるが、徐々に、徐々に、地上部に姿を現してきている。
 苞が、花被片が、そして、羽状複葉となるであろう葉の様子までもが明らかとなってきた。
 坪庭は家屋の東側に位置し、午前中までしか直射日光が当たらない。だからという訳ではないのだろうが、総じてここにはほんの少し季節が遅れてやってくるようだ。

 📸2024年2月16日:何かと思ったら、ニリンソウの萌芽のようである。
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 ニリンソウの萌芽は、例年、2月の下旬ころから始まる。今年は、どうも10日ほど早いようだ。
 よく見ると、コロンとした花芽まで抱いている。小さな萌芽が、大きな期待を周囲に振り撒いている。

 📸2024年2月15日:西洋オダマキってやつは、常緑なのであろうか?
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 地上部が枯れることなく年を越したブルーの西洋オダマキ、その中心から新たな芽が萌してきている。
 改めて、ネットで検索してみると、やはり、「常緑」との記述が目に付く。
 フウリンオダマキなども育てたことがあるのだが、花後に地上部は消滅していたように思う。これは、育成した者がへたっぴーだったからなのか 💦
 同種の赤は、いつの間にか姿を消してしまった。これは、☆彡になってしまったということか? いまでも、その鮮烈な赤が目に浮かぶ。

 📸2024年2月15日:アシタバの葉が出てきている。
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 ご存じの通り、アシタバはセリ科シシウド属の多年性草本である。
 もう、7~8年猫も額に仮住まいしている。暖地では常緑とされているようだが、当地では冬の訪れとともに地上部は消滅する。だが、春先、気付くと色鮮やかなグリーンの葉を茂らせてくれる。
 滋養強壮によいとされているので、初めのうちは珍しがって天麩羅にしたり、お浸しにしたりして食膳を飾っていたが、ここのところ、とんとご無沙汰している。
 なんと、春の季語だという。ということは、旬は春ということなのか? 一年中繁っているようで、夏も終わり頃ともなると1mを越すほどに成長する。晩夏から早秋にかけて、枝の先端にシシウド属特有の複散形花序を付ける。
 アゲハチョウの仲間も好物なようで、ちょっと目を離すと驚くほどの芋虫がたかっているのを目にする。同じ時を生きる蝶たちへ、ほんの少しお裾分けのつもりで、見て見ぬ振りをしている。食べ放題なのである。



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