◆自由な投句箱/花冠発行所◆

主宰:高橋正子・管理:高橋句美子・西村友宏

自由な投句箱/10月21日~31日

2020-10-23 11:48:42 | Weblog
※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之

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今日の秀句/10月21日~31日

2020-10-23 11:47:44 | Weblog
10月31日(1句)

★秋晴れの鉄橋渡り電車来る/多田有花
秋晴れの鉄橋を渡る電車は、その音も遠くからよく聞こえるのだろう。近づいてくる音が軽快に響いている。(高橋正子)

10月30日(2句)

★稲滓火の煙たなびく山の里/桑本栄太郎
稲滓火がくすぶり、山里に煙がたなびく。稲滓火の煙の匂いが冬へ近づく山里をなおも静かにさせている。(高橋正子)

★秋入日薄紅の土蔵壁/古田敬二
土蔵の壁を秋の入日がうすくれないに染めている。昔懐かしいような光景ながら、雰囲気が新しいのは、「薄紅」という受け止め方であろう。ほんのりと、
しみじみとしている。(高橋正子)

10月29日(2句)

★ラジコンの船がぷかぷか秋うらら/多田有花
ラジコンで操作する船がぷかぷか浮いて、楽しそうだ。「ぷかぷか」がたのしそうで、ユーモアがあって、秋のうららかさを満喫している感じだ。(高橋正子)

★鍬振れば青空に百舌高鳴きす/古田敬二
鍬を振る畑の上に広がる青空。どこかの木に止まった鵙が高鳴きをする。日本らしい生活の風景が、昔から変わらずあるのがうれしい。(高橋正子)

10月28日(2句)

★金柑の一つ一つに日の当たり/廣田洋一
日が当たると金柑は日に輝いて、一つ一つが際立って見える。その丸さもまたかわいい。(高橋正子)

★白菊を束ねし後の夜空かな/小口泰與
白菊を何のために束ねたのかわからないが、束ねられた白菊の白いマッスが夜空の下にあるということ。それが暗示するものが、ひとかたまりの清らかさ、や、安やかな魂、というようなものを感じさせてくれる。(高橋正子)

10月27日(2句)

★煙突がすっと一本秋空へ/多田有花
まことに、気持ちがすっとなる句。そのままを詠んで純粋なのがいい。(高橋正子)

★溝川の音色聞き居る野菊かな/桑本栄太郎
溝川のしぶきに時おりは濡れている野菊。川の音色を聞き分けているようで、可憐な野菊の風情が忍ばれる句。(高橋正子)

10月26日(1句)

★池の面を渡る風受け楝の実/多田有花
「楝」は「栴檀」の古語。花はうす紫。秋にはたくさんの淡い黄色の丸い実を付け、そのころ葉はすっかり落ちて、実だけが空に散らばるよう生っている。池の傍にあれば、池の面を風を気持ちよく受けることもある。自然にあるままの景色がいい。(高橋正子)

10月25日(1句)

★雲ひとつ無き夕空や秋入日/桑本栄太郎
夕暮れどき、空に雲が一つもないのは、案外めずらしいことかもしれない。
快晴のまま夕暮れて入日があかあかと、何にも邪魔されずに落ちてゆく。
きれいな夕べが明日に繋がる思いがする。(高橋正子)


10月24日(3句)

★色鳥の尾っぽきらきら跳ねてをり/廣田洋一
小鳥が来る季節。枝に止まった小鳥の動きが楽しめるようになった。見ていれば盛んに尾を上下に動かしたりしている。きらきらと跳ねている。楽しそうな鳥を見ることも、また、楽し。(高橋正子)

★夜明けはや鵙の高音の響きおり/多田有花
鵙の高音によって、夜明けの空がみずみずしく、はれやかに印象づけられている。鵙の習性か、夜明けから高音で鳴くことも驚くような事実。(高橋正子)

★花盛り抜かずに残す赤まんま/古田敬二
赤まんまも花盛りのときがある。除草作業で、草を抜くとき、赤のままは、抜かずに残しておいた。作者の心優しさである。それは、赤まんまのやさしさでもある。(高橋正子)

10月23日(1句)

★校庭を圧して銀杏黄葉かな/小口泰與
小学校の校庭などに、銀杏が一本シンボルのように立っている景色を目にする。歳月を経て校庭全体を圧しているかのように、威風堂々の姿。学校の歴史をともに生きて来た風格でもある。(高橋正子)

10月22日(1句)

★ドングリを踏めばふるさとの山の音/古田敬二
ドングリを踏むと、ふるさとの山で踏んだことのある音が響いた。ドングリを踏めばふるさとの山がここにある懐かしさ。(高橋正子)

10月21日(1句)

★露天湯の湧き出る音や星月夜/廣田洋一
星月夜をさらに美しくするものに、暗い中から湧き出る露天湯の湯音。目にも耳にも、さらに湯の温かさも、ひんやりとした風も心身の安らぐ時をくれる。(高橋正子)
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10月21日~31日

2020-10-23 11:38:45 | Weblog
10月31日(5名)

小口泰與
弔問の帰りの星や貴船菊★★★★
奥利根の美林おちこち水の秋★★★
音立てて鯉の飛びはぬ秋の池★★★

廣田洋一
鎮まれる畑を眺め秋惜しむ★★★
湘南の風の柔らか秋惜しむ★★★
新宿の御苑を巡り秋惜しむ★★★

多田有花
秋晴れの鉄橋渡り電車来る★★★★
秋晴れの鉄橋を渡る電車は、その音も遠くからよく聞こえるのだろう。近づいてくる音が軽快に響いている。(高橋正子)

爽やかに播磨の山はなだらかに★★★
澄む秋の水が野鳥を泳がせる★★★★

桑本栄太郎
石垣の片方に沿いて萩は実に★★★
築地塀越えてたわわや柿の里★★★
ゑのころの色づき来たる入日かな★★★

古田敬二
片脚の蟋蟀ゆっくり畝を行く★★★
後ろから秋風の来て始発バス★★★
蟋蟀の亡骸脚を光らせて★★★★

10月30日(5名)

小口泰與
親牛の影の巨大や種瓢★★★
枸杞の実や肢体踏ん張る草相撲★★★
祖父に似し五百羅漢や秋麗★★★★

多田有花
頂の木々は色づく日々を待ち★★★
秋深しカセットコンロで鍋料理★★★
紅葉忌金はまぼろし恋もまた★★★

廣田洋一
栗の毬小さく口を開けにけり★★★
焼き栗のぽんとはじけしフライパン★★★
大釜の焼き栗を買ふ中華街★★★★

桑本栄太郎
稲滓火の煙たなびく山の里★★★★
稲滓火がくすぶり、山里に煙がたなびく。稲滓火の煙の匂いが冬へ近づく山里をなおも静かにさせている。(高橋正子)

堰水の白きしぶきや泡立草★★★
いばりせし飛沫飛蝗に御免なさい★★★

古田敬二
露草や昔は遠し土蔵脇★★★
穂先まで咲き上り詰め時鳥草★★★
秋入日薄紅の土蔵壁★★★★
土蔵の壁を秋の入日がうすくれないに染めている。昔懐かしいような光景ながら、雰囲気が新しいのは、「薄紅」という受け止め方であろう。ほんのりと、
しみじみとしている。(高橋正子)

10月29日(5名)

小口泰與
紅葉や磴また磴に息乱れ★★★
橡の実やどすんと落ちてそれっきり★★★
椎の実や外っ国の子も口にせる★★★

多田有花
ラジコンの船がぷかぷか秋うらら★★★★
ラジコンで操作する船がぷかぷか浮いて、楽しそうだ。「ぷかぷか」がたのしそうで、ユーモアがあって、秋のうららかさを満喫している感じだ。(高橋正子)

水神を祀る島あり秋の池★★★
薄生う頂に座し昼餉かな★★★

廣田洋一
松ぼくりからからと風受けてをり★★★
長椅子に転がりをりぬ待つぼくり★★★
松ぼくり踏みつつ抜ける並木道★★★★

桑本栄太郎
忘れもののまだ見つからず秋の蝶★★★
ゑのころの色づき来たる入日かな★★★
暮れなずむ野辺の家路や泡立草★★★

古田敬二
二百倍に育ちし落花生掘り上げる★★★
鍬振れば青空に百舌高鳴きす★★★★
鍬を振る畑の上に広がる青空。どこかの木に止まった鵙が高鳴きをする。日本らしい生活の風景が、昔から変わらずあるのがうれしい。(高橋正子)

父母(ちちはは)の眠る寺苑の百日紅★★★★

10月28日(5名)

多田有花
天高し何度もエスキモーロール★★★★
カヤックをやってるんですか。

池の辺に釣り糸を垂れ秋うらら★★★
秋真昼ごみ拾いゆく人もあり★★★

廣田洋一
枝の先金柑生りて鳥を呼ぶ★★★
思ひのほかたわわに実る金柑かな★★★
金柑の一つ一つに日の当たり★★★★
日が当たると金柑は日に輝いて、一つ一つが際立って見える。その丸さもまたかわいい。(高橋正子)

小口泰與
白菊を束ねし後の夜空かな★★★★
白菊を何のために束ねたのかわからないが、束ねられた白菊の白いマッスが夜空の下にあるということ。それが暗示するものが、ひとかたまりの清らかさ、や、安やかな魂、というようなものを感じさせてくれる。(高橋正子)

栗茸や猫の肉球柔らかし★★★
秋の日や一目散に浅間嶺へ★★★

桑本栄太郎
どんぐりの色づき来たり未だ落ちず★★★★
実椿の爆ぜて隣につぼみかな★★★
ゑのころの穂の色づき来たる秋入日★★★

川名ますみ
おみやげのどんぐり六つ手のひらへ★★★★
仄赤く富士を照らせる夕月夜★★★
沈むほど赤き光の三日月に★★★

10月27日(5名)

小口泰與
雨の中木犀の香の散るばかり★★★
藤の実や風の行きかう山上湖★★★★
穭田や牧草ロール整然と★★★
※泰與さんへ 失礼しました。星印をつけましたので、
ご確認ください。(高橋正子)

多田有花
晩秋の陽はきらきらと池の面★★★
煙突がすっと一本秋空へ★★★★
まことに、気持ちがすっとなる句。そのままを詠んで純粋なのがいい。(高橋正子)
風吹けば荻はなびきて風のまま★★★

廣田洋一
秋惜しむ旅の予定を立てにけり★★★
黄色赤色あやなす道や紅葉狩★★★
紅葉狩終えたる後の足湯かな★★★★

桑本栄太郎
溝川の音色聞き居る野菊かな★★★★
溝川のしぶきに時おりは濡れている野菊。川の音色を聞き分けているようで、可憐な野菊の風情が忍ばれる句。(高橋正子)

山里の家並はるかに鵙の声★★★
稜線の影のうねりや秋入日★★★

古田敬二
雲一つなき秋晴れに退院す★★★★
退院おめでとうございます。ご家族のどなたかが入院なさってたのでしょうか。さわやかな、安堵の気持ちが窺える句です。(高橋正子)

秋晴れの信濃へ向かう列車行く(原句)
「向かう」「行く」と動詞が二つありますが、一つにした方が、イメージがはっきりします。
秋晴れの信濃へ向かう列車なり★★★★(正子添削)

青空へ栴檀の実の金色に★★★

10月26日(4名)

多田有花
どんぐりや静かに落ちるときを待つ★★★★
池の面を渡る風受け楝の実★★★★
「楝」は「栴檀」の古語。花はうす紫。秋にはたくさんの淡い黄色の丸い実を付け、そのころ葉はすっかり落ちて、実だけが空に散らばるよう生っている。池の傍にあれば、池の面を風を気持ちよく受けることもある。自然にあるままの景色がいい。(高橋正子)

秋空を映し広々加古大池★★★

小口泰與
傘寿なお病も知らず茸狩り★★★
届きたる手紙や我も秋麗★★★★
コスモスの赤城の風に逆らわず★★★

廣田洋一
保育士にどんぐり自慢園児かな★★★
どんぐりに肩を叩かれ散歩道★★★★
子ら去りて砂場に残る団栗かな★★★

桑本栄太郎
秋水のせせらぎ光る高瀬川★★★
鴨川の岸にカップル秋の水★★★
秋簾低き二階の京町家★★★

10月25日(5名)

小口泰與
榛名湖へ木の実時雨や夕まずめ★★★
月代や見舞帰りの駐車場★★★

銀杏散る箒目立てておりしかな(原句)
箒目を立てておりしへ銀杏散る★★★★(正子添削)

廣田洋一
故郷の香りも届くりんごの荷
「香りも」の「も」が、よくないです。
故郷の香りと届くりんごの荷★★★★(正子添削)

津軽ふじ目に浮かびたる林檎かな★★★
林檎剥く皮の長さを競ひつつ★★★

桑本栄太郎
幼児らの雄叫び鵯の声かとも★★★

雲ひとつ無き夕べとや秋入日(原句)
「雲ひとつ無き夕べ」は、思う以上に漠然としています。
雲ひとつ無き夕空や秋入日★★★★(正子添削)
夕暮れどき、空に雲が一つもないのは、案外めずらしいことかもしれない。
快晴のまま夕暮れて入日があかあかと、何にも邪魔されずに落ちてゆく。
きれいな夕べが明日に繋がる思いがする。(高橋正子)

街灯の燈ともる頃や秋の宵★★★

多田有花
爽やかにキックボードの走り初め★★★
鴨来たり群れて水面に憩いおり★★★★
護岸埋めいずこも背高泡立草★★★★

古田敬二
金色に地に還り行く金木犀★★★
芒叢風を集めて同じ向き★★★★
秋入日森から響く鐘の音★★★

10月24日(5名)

小口泰與
朝漬や赤城の風の美美とかり

穭田やすそ野を走る両毛線★★★★
神藁の畦をうるおす香なりけり★★★★

廣田洋一
色鳥の尾っぽきらきら跳ねてをり★★★★
小鳥が来る季節。枝に止まった小鳥の動きが楽しめるようになった。見ていれば盛んに尾を上下に動かしたりしている。きらきらと跳ねている。楽しそうな鳥を見ることも、また、楽し。(高橋正子)

鳥の色浮き立つ川原かな★★★
色鳥や木漏れ日光る谷戸の道★★★

多田有花
夜明けはや鵙の高音の響きおり★★★★
鵙の高音によって、夜明けの空がみずみずしく、はれやかに印象づけられている。鵙の習性か、夜明けから高音で鳴くことも驚くような事実。(高橋正子)

霜降の雨は午後から快晴に★★★
秋晴れの加古大池を一回り★★★

桑本栄太郎
坂道の風の吹きあげ萩は実に★★★
風走る田面となりぬ草ひばり★★★★
山茱萸の実の日差し透く緋色かな★★★

古田敬二
花盛り抜かずに残す赤まんま★★★★
赤まんまも花盛りのときがある。除草作業で、草を抜くとき、赤のままは、抜かずに残しておいた。作者の心優しさである。それは、赤まんまのやさしさでもある。(高橋正子)

秋ナスの枝先になりしだれけり★★★
芒叢風を集めて同じ向き★★★★

10月23日(4名)

多田有花
城までの道はまっすぐ秋高し★★★★
秋晴れや湿度は五十パーセント★★★
鮮やかな秋の薔薇ある家路なり★★★

廣田洋一
行く秋の特急列車予約せり★★★★
また一つ老舗廃業秋の行く★★★
色鳥の色の尖れる梢かな★★★

小口泰與
校庭を圧する銀杏紅葉かな(原句)
校庭を圧して銀杏黄葉かな★★★★(正子添削)
小学校の校庭などに、銀杏が一本シンボルのように立っている景色を目にする。歳月を経て校庭全体を圧しているかのように、威風堂々の姿。学校の歴史をともに生きて来た風格でもある。(高橋正子)


校庭に銀杏の木を植えている学校をよく見る。
色変えぬ松や老舗の太柱★★★
傘寿すぐ髪膚に新酒恙なし★★★

桑本栄太郎
蘇芳の実風に乾ぶる軒の莢★★★
木洩れ日の夕日透き居り柿紅葉★★★
穭田のひつじ穂虚し穂となりぬ★★★

10月22日(4名)

多田有花
着るものに迷える頃や金木犀★★★
白鶺鴒ベンチの人に近づきぬ★★★
秋晴れを背負いて立てり大天守★★★★

小口泰與
沼わたる風に紅葉の一葉かな★★★
秋桜子の名付けし渓の照葉かな★★★
一山の磴の紅葉や僧の列(原句)
意味が取りにくいです。
一山の紅葉が磴に僧の列(添削例①)
僧の列磴の紅葉を踏まず行く(添削例②)

桑本栄太郎
冷まじくありて目覚むや朝の夢★★★
暮れなずむ土手一面に泡立草★★★
小雨降り紅葉且つ散る日暮かな★★★

古田敬二
ドングリを踏めばふるさと山の音(原句)
ドングリを踏めばふるさとの山の音★★★★(正子添削)
ドングリを踏むと、ふるさとの山で踏んだことのある音が響いた。ドングリを踏めばふるさとの山がここにある懐かしさ。(高橋正子)

刈り込まれ芳香ふりまく金木犀★★★★
猫じゃらし白き光に枯れ果てる★★★

10月21日(4名)

小口泰與
労しき地球老いたり冬隣★★★
レモンの香尾瀬一面の風の脚★★★
風色の沼や紅葉の空深し★★★

廣田洋一
棒稲架の連なり光る津軽平野(原句)
棒稲架の連なり光る津軽かな★★★★(正子添削)
「津軽平野」は字余りとなり、落ち着きが悪いので、この句の場合「棒稲架の連なり光る」があるので、「津軽かな」でいいと思います。

露天湯に影映しをるカシオペア★★★
露天湯の湧き出る音や星月夜★★★★
星月夜をさらに美しくするものに、暗い中から湧き出る露天湯の湯音。目にも耳にも、さらに湯の温かさも、ひんやりとした風も心身の安らぐ時をくれる。(高橋正子)

多田有花
消防車の音に目覚める秋未明★★★
秋の昼オールディーズを聴いている★★★
空地埋め群れ咲き背高泡立草★★★

桑本栄太郎
うしろ手を組みて散策金木犀★★★
川風の上手に抜けて泡立草★★★
堰水の音に癒さる秋の川★★★

※尚先日10月19日の藁ぼっちの件ですが、藁ぼっちも色々種類があり、藁束を4本束ね上部の穂の方を縛り、藁束の下部を足のように四方へ広げて立たせます。Google でもご検索下されば更に分かりやす科と存じます。

※ありがとうございます。藁ぼっちのおっしゃるようなのは知っておりますが、「足広げ」を置く位置が問題です。添削しましたので、ごらんください。(高橋正子)


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