晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界】 2004年10月撮影 実物大展示室 その1

2015年05月27日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

斎王群行に従った人々 に引き続き、
2004年10月に風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

実物大展示室では直衣姿の男君と
女房装束姿<十二単姿>の女君が展示されていました。


 直衣姿の男君。








 女房装束姿の女君。










女君の目線で男君を見たところ。




 実物大展示室 その2へ続きます。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年10月撮影 斎王群行に従った人々

2015年05月27日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

斎王発遣「別れの櫛の儀」に引き続き、
2004年10月に風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

東の対の南側にて
『源氏物語』<賢木>より
斎王群行に従った人々の様子が展示されていました。


 壺装束姿の女孺(にょうじゅ)たち












 実物大の人形による展示。




公家武官夏束帯





褐衣(かちえ)姿


横からみたところ。




 ウインドウでは実物大の馬と馬具の展示もありました。













 実物大展示室 その1 へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年10月撮影 斎王発遣「別れの櫛の儀」

2015年05月26日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「野宮の潔斎生活」に引き続き、
2004年10月に風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

東の対・東廂南側では
『源氏物語』<賢木>より
伊勢神宮斎王発遣「別れの櫛の儀」
展示されていました。


舞台は、宮中の大極殿に見立てられています。

博物館レジュメより。
源氏二十三歳の九月十六日、午後四時頃、宮中大極殿において、
 伊勢神宮斎王発遣の儀である「別れの御櫛」の儀式が行われた。
 斎王とは、天皇の代替りごとに新帝即位後卜定され、伊勢神宮に
 天照大神の御杖代として奉仕した女性で、未婚の内親王(宣下を受けた皇女)
 または、女王(天皇の二世孫から四世孫)から選ばれた。




神事装束である帛(はく)の御装束姿の朱雀帝。



正装姿の斎王。14歳。

朱雀帝より黄楊の小櫛を受けようとしているところです。
朱雀帝は斎王の姿を見て心惹かれてしまうのでした。




博物館レジュメより。
この別れの御櫛とは、朱雀帝が斎王の髪上げした髪に
 長さ約二寸四方の黄楊の小櫛を挿し、
 「京(みやこ)の方(かた)に赴きたまふな」
 と斎王に言うことで、世俗と神の領域の別離の象徴儀礼とされて行われた。




様々な角度から撮ってみました。









大極殿にある高御座(たかみくら)も精巧に作られています。










 「斎王群行に従った人々」へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年10月撮影 野宮の潔斎生活

2015年05月26日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「野宮の別れ~六条御息所と源氏~」に引き続き、
2004年10月に風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

東の対・東廂北側にて
『源氏物語』<賢木>より
「野宮の潔斎生活」が展示されていました。


野宮の潔斎所に見立てられています。


 神に捧げる榊の葉に木綿(ゆう)をつけて用意する女房たち。










 伊勢神宮を遥拝するための斎殿と斎王。


入り口にある柱には、木綿のついた榊が付けられています。


潔斎中の斎王。
(のちの梅壺の女御→秋好中宮)




 伊勢神宮斎王発遣「別れの櫛の儀」へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2004年10月撮影 野宮の別れ~六条御息所と源氏~

2015年05月25日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「局~女房の日常~」に引き続き、
2004年10月に風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。


東の対 北廂にて
『源氏物語』<賢木>より
「野宮の別れ~六条御息所と源氏~」が展示されていました。


野宮の潔斎所の仮屋、六条御息所が住む北の対と見立てています。

源氏二十三歳(右大将)の九月七日、
晩秋の野宮へ月のさしかかる夕暮れに忍んで
六条御息所を訪ねる場面です。





六条御息所は娘である斎王(のちの梅壺中宮→秋好中宮)に従い
伊勢の斎宮に同行することが決まっています。






源氏は榊を手に物越しの対面に臨み、
簀子から御簾をかきあげ上半身を差し入れているところです。




御簾越しに見た様子。




 「野宮の潔斎生活」へ続きます。



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