ジャズ喫茶「木馬」のレコード(続き) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
良き時代のプレスティッジ・レコードここで言う『良き時代」というのは創業者ボブ・ワインストックの時代ともいわれ、1949~58頃までの、ナンバー7200番代くらいの初期のブレスティッジです。俗に言う、プレスティッジ・オリジナル盤といわれ、日本では有名盤ともなれば数十万円もの高値での販売もおこなわれています。
音質はどうかというと、疑似ステレオや高音部カットの日本盤とちがって、張りのある太い音がし.ます。
この時代はモノラル録音で、10インチ盤からのスタートで、やがて 12インチLP時代にはいり、HI-FIとなって行きます。
ステレオ時代というのは1958年頃より始まりますが、コンテンポラリー・レコードの内袋カタログにも有るように、周じレコードでも記号を変えてステレオ、モノラル両方のアルバムが売られていました。
この頃のコンテンポラリー盤もやはりモノラル盤が音も太くてお勧めです。
プレスティッジに話を戻しますが、ではオリジナル盤の見分け方はあるのでしょうか。
レコード・ジャケットですが、ダンボールのように厚く、 note by Ira Gitler supervised by Bob Weinstock recorded by Van Gelderと記されています。
そしてレコード盤は厚く、レーベル住所は 446W.50thST,N.Y.C,とプリントされています。
以前、ファンタジー。レコードより発売されていたOJCのプレスティッジ盤の音質は国内盤より良いように思われます。
木馬のオリジナル盤レコードあれこれ!
リヴァーサイド。レコードのオ弓ジナル盤はNo243あたりまでが白地に黒と薄い承色の文字(Brilliant Corners/Thelonious Monk)。
ジャズランドはモノラルがオレンジ地に黒字(ZootSinls/Jazzland2)ステレオが黒地に銀文字(Starting Time/Clifford Jordan) Left Alone/Mal Waldronのベツレヘム盤はジャケット裏面上部左右、MICRO-COSMIC SOUNDと入り、下部左右にNEW YORK,N.Y.。レーベルはエンジ色に銀文字。
ZootのDown Homeは下部住所が左NEWYORK,N.Y.、右がHOLLYWOOD,CALIF,で、レーベルは紺地に銀文字。。ついでに、ブレッド。マイルス盤のEither Way/Zoot Sims and AI Cohnですが、日本盤はAbundant Soundsのシールがジャケットに印刷されていますが、オリジナルはシールが張ってあります。
Matador/KennyDorha皿のオilジナルと日本盤の違いは、A面MelanieがオリジナルはPart1~3が連続していて、音の切れ目がありません。
Night Lady/Johnny Griffinのエマーシー坂ジャケットは上部が白、下部がレッドというシンプルなものに小さな振り同きかげんのJ・グリフィンの写真が入っています。
All Night Session/Hampton Hawesのオリジナル盤はステレオ(S一)ではなく、モノラルでC-3545です。
The Big Sound/Johnny Hodgesのヴァーブ・レコードのオリジナル盤はタイトル文字が白抜きではなく、黄色とオレンジ色です。
サヴォイのEasyLiving/Mary Ann McCallはオ11ジナル盤ではなく、オリジナルはRegentレコード盟G-6040です。
変わったところで共産圏のジャズ。レコードの紹介を少し! In Moscow/Dave Brubeck(1987年3月) In Reningrad/Riche Cole(1989年) 以上ソビエトのレコードです。
次はキューバのレコードでV Festivalde Jazz Latino Plaza 85で Y Arturo Sandoval/Dizzy Gillespie Areito LD-4Z71 Y Gonzalo Rubalcaba/Dizzy Gillespie Areito LD-4272カストロさんのアナウンスも入っています。
まだまだ沢山のオリジナル・レコードガあります。ジャズ。レコードを謄きながらジャケットのことやら、レーベルのことなど、あれこれ注意して見てみるとまた違ったジャズの楽しみ方があり、けっこう奥の深いものです。
ええい、壁をエンクロージャーにしてホーンを埋め込み、屋根からウーハーを吊してしまえ。あれっ?そんあ家が昔藤沢あたりにあって雑誌に紹介されていたっけ。古い話だけどね。なんたって私が20代か10代後半の頃の話だからね(苦笑)
ウッドベースの松ヤニが飛んでくるような音が好みです。大型システムは憧れですが、経済的・・・・、いろいろな制約があり、とても無理です。
高城氏のオールホーンシステム(後藤ユニット?)とか、4半世紀前には、オーディオ評論家の上杉さんのエレボイの30インチWウーファーにも憧れました。
今回、木馬の主人はハード(オーディオ装置)もさることながら、本質はソフトなんだよと教えてくれたんだと思います。