超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

赤外線でとらえた、天の川銀河中心のすじや渦

2009年01月08日 22時10分18秒 | Weblog
われわれの天の川銀河の中心をとらえた赤外線画像から、巨星の集団が発見された。また、中心部の約300光年の領域に、電離した高温のガスが渦を巻いてつくる複雑な構造があることも明らかになった。

2万6000光年の距離にあるわれわれの天の川銀河の中心領域をとらえた赤外線画像が公開された。この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)に搭載されているNICMOSカメラがとらえた画像と、NASAの赤外線天文衛星スピッツァーの赤外線カメラ(IRAC)による画像を重ね合わせたものである。銀河の中心領域は厚いちりの雲に覆われていて、可視光で観測することはできないが、赤外線はそのちりを見通すことができるのである。

NICMOSのデータから、電離した水素ガスが発する赤外線と多数の星が見つかった。これらの星は、天の川銀河の中心部に存在する3つの星団「アーチーズ(Arches)星団」、「五重(Quintuplet)星団」、「中央(Central)星団」のいずれにも属していない。もともと単独で形成されたか、それともいずれかの星団で誕生したものが後に強い重力の影響を受けてばらばらになったのだろう。

これらの星からの放射と恒星風は、銀河の中心で複雑な構造を形成している。画像の左上に弧状の電離したガスがある。画像をよく見ると細かい繊維が整列したような構造となっており、強い磁場の存在が示唆されている。

また、画像左下に柱状のガスが見える。これは、五重星団に存在する巨星から強い恒星風が吹いているためにできたものだ。また、画像のほぼ中央には、明るく白っぽい渦が見えている。これは、天の川銀河の中心に存在する巨大ブラックホール「いて座A*(Sgr A*)」を取り巻くトーラス(ドーナツ状の構造内)で電離したガスが赤外線で輝いているためである。


天文学的なスケールで解説されてもピンとこないのが正直なところ。
「恒星風が吹いてるから、柱上のガスができる。」と書いていると
さも簡単な感じになっているが、恒星風ってそもそもなんだ?
やはりこういう画像を調査・分析する方はすごいと思う。
実際、羨ましいよ。こんな素晴らしい画像を一番に見れるんだから。

細胞増殖は寄生体が支配

2009年01月08日 22時09分25秒 | Weblog
植物などの細胞に含まれるミトコンドリアと葉緑体が、細胞核の分裂を支配する役割を担っていることを、千葉大学などの研究チームが突き止めた。これまでの考え方を覆す発見として注目される。

植物を構成する細胞は真核細胞と呼ばれる。ミトコンドリアは元々、好気性バクテリアで、葉緑体は光合成バクテリアだったのが、10億年以上前に真核細胞の中に入り込み、共生するようになったと考えられている。ミトコンドリア、葉緑体とも祖先と思われるバクテリアに比べるとゲノム中に含まれる遺伝子が極端に少なく、長い間の進化の過程で多くの遺伝子を細胞核のゲノムに奪われたためと考えられている。これが、真核細胞にあっては、ミトコンドリア、葉緑体とも寄生体として細胞核のゲノムに支配される関係にあると見られる大きな理由となっていた。

千葉大学大学院園芸学研究科の田中 寛 教授と小林 勇気・東京大学博士研究員、兼崎友 ・東京大学研究員らの研究グループは、田中 歩・北海道大学教授、黒岩常祥・立教大学教授らと協力し、最も原始的な真核細胞からなる藻類「シゾン」を研究材料に選び、細胞核とミトコンドリア、葉緑体の増殖がどのように関係しているかを調べた。

この結果、まずミトコンドリアと葉緑体がゲノムを複製し、この際、合成されるテトラピロール合成中間体が伝達役となり、細胞核のゲノム複製が引き起こされることを突き止めた。研究チームは、寄生体(パラサイト)が宿主の増殖を支配するという意味で、テトラピロール合成中間体の役割を「パラサイト・シグナル」と名付けた。

真核細胞は、植物以外の動物や菌類の体も構成している。ヒトの細胞は、ミトコンドリアだけで葉緑体は持っていない。しかし、葉緑体を持たない真核細胞においても、共生に由来するミトコンドリアからのシグナル伝達系が細胞増殖を制御することがあれば、今回の研究成果は医学生物学分野においても今後重要な意味を持つ可能性がある、と研究者たちは言っている。


ヤバイ、意味不明です。
特に最後がなんでそういう風に繋がるのか。
どんだけ噛み砕いても、概要文を読んでも意味が。。。
う~ん、学力低下です。

最古参のIT専門誌「Dr. Dobb's Journal」、紙媒体での出版を停止

2009年01月08日 22時09分08秒 | Weblog
1976年に創刊された米パソコン関連月刊誌ではもっとも歴史の古い「Dr. Dobb's Journal(ドクタドブズ ジャーナル)」誌が紙媒体での出版を停止し、2009年1月号からはオンライン版のみでの発行となることが6日、同誌の発表により明らかとなった。

 同誌では今後はオンライン版だけにリソースを投入することにより、より多くの記事を提供すると述べている。

 昨年11月には同じく老舗のパソコン雑誌「PC Magazine」が2009年1月号をもって紙媒体での出版を停止し、以降はウエブ上でのオンライン版だけの提供だけに移行することを発表。今年に入ってからはビジネス雑誌の「Forbes」誌もリストラを実施に踏み切るなど、米出版業界では実態経済の減速以上に不況が深刻化してきている。


結局、アナログなもの自体が売れなくなっている。
紙媒体って、一番複製しにくいのにね。

CD、DVD、ROMしかり…
読める&取り込めることができると意味がない。
そこにシリアルや解除コードが出回っている。
普通のかたは見つけられないし。
もちろん違法行為だけど。

紙媒体もスキャンするって王道があるけれど。
面倒や不便を除けば一緒と考えられなくもない。
これも違法行為だし。

知ってるやつだけが得をする。
そんな世の中だわ。

合法非合法に関わらず低スキルの職業は給料も安い

2009年01月08日 22時08分23秒 | Weblog
フィッシング詐欺は必ずしも儲かるものではないとする独自の研究成果がマイクロソフトの基礎研究部門、マイクロソフトリサーチの研究者2名によって発表された。

 この興味深い論文発表を行ったのはマイクロソフトリサーチのコーマック・ハーレイ(Cormac Herley)とディネイ・フローレンシオ(Dinei Florencio)の2名のセキュリティー技術の専門研究者。

 これまでフィッシング詐欺は容易にカネを巻き上げることができる詐欺の手法の一つと考えられてきたが、ハーレイとフローレンシオは、フィッシング詐欺の対象となるネットの特殊性に着目。その上で、誰にでもオープンに開放されているネットの場合、あるフィッシャーがベストを尽くして詐欺を働くと、別のフィッシャーの取り分が減少。結果的に、フィッシャーには投資分に見合う収益しかもたらさず、フィッシング詐欺は儲かる性質のものではないことを数式モデル使って証明した。

 また、フィッシャーが詐欺の方法を洗練化させればするほど、詐欺の対象は騙され易い人から、用心深い人まで拡大していかざるを得ず、詐欺の手法を洗練化させればする程、多くの資本が必要となってくるだろうとも述べ、フィッシング詐欺は「コモンズの悲劇」(Tragedy of the commons)の原理が働いていると説明している。

 その上で、ハーレイとフローレンシオは研究者は「合法非合法に関わらず、低スキルしか必要としない職は、給料も安い」とまとめている。

 「コモンズの悲劇(コモンズとは共有の牧草地のこと)」とは1968年にギャレット・ハーディン(Garrett Hardin)が科学雑誌「サイエンス」に論文発表した、生態系に働く原理の一つ。プレイヤー間の相互抑制が効かないオープンアクセスな環境の場合、プレイヤーは利己的原理に基づき自己の取り分を最大化しようとするため、結果的に環境そのものを破壊するまで競争を止めないとする考え方。ハーディンはこうした環境破壊を防ぐためには私有化の促進が必要だと述べたことからこの「コモンズの悲劇」はその後、生物学者や経済学者の間で「社会的正義」は何かを巡って大論争を巻き起こした。


低スキルしか必要としない職は、給料も安い。
こんなもん当然のことだろう。
スキルも使いよう、とは言うけれど…

役に立たないものは役に立たないわけで。
その辺、ちゃんと考えてスキルアップしよう。

ケープケネディー第39B発射台、アレスロケット用への改装作業が開始

2009年01月08日 22時07分52秒 | Weblog
スペースシャトルに代わる次世代有人ロケット「Ares I」の第一次検証用ロケット「Ares I-X」の打上げ実験を来年7月に控えて、第39B発射台をスペースシャトル用からアレスロケット用に変更する改装作業が始まったことが6日、NASAの発表により明らかとなった。

 第39B発射台は第39A発射台と共に、スペースシャトルの打上げ用に使われているケープケネディー宇宙センターの中核的発射施設。

 発射台の改装作業の第一弾として今回、設置作業に着手されたのは、150メートル超の巨大な避雷針のタワー。

 アレスロケットの打上げ時の全長はスペースシャトルの倍以上となる100メートル超にも及ぶなど、スペースシャトル以上に巨大なロケットを避雷から守るために、来年7月の「Ares I-X」の打上げ実験までに発射台を取り囲む形で3基の避雷針タワーを設置する予定。


そういえば、ダブルブッキングした事件もありましたが…
今回は調整されて大丈夫な様子ですな。
大きければいいってわけじゃないけどさ~。
全長150mにおよぶ避雷針って…コスト的にも無駄なような。
そもそも雷に撃たれても大丈夫な機体を作り上げるべきだ。
と思うのは邪道ですかね?