超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の衛星状態について

2009年01月24日 16時01分30秒 | Weblog
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)について、スペイン領カナリア諸島のマスパロマス局にて1月23日22時59分(日本時間)に受信したテレメトリデータにより、地球指向モード(EPM)移行(※)が正常に行われたことを確認しました。現在、衛星の状態は正常です。

(補足)
(※)地球指向モード(EPM:Earth Pointing Mode):スラスタ(ガスジェット)を用いて衛星の姿勢制御を行い、観測機器を概ね地球方向に向けるモードです。

渦巻銀河M33の高解像度画像

2009年01月24日 00時19分43秒 | Weblog
銀河の星形成史の全容解明にむけて --2009年1月22日 M33 (さんかく座星雲) は、アンドロメダ銀河に次いで銀河系に近い渦巻銀河です。銀河系からは 約250 万光年の距離に位置し、ほぼ真正面を向いているため、渦巻銀河の構造を調べるには最適な天体です。この銀河の高解像度画像が、すばる望遠鏡主焦点カメラによって得られました。カメラの8視野分(満月8個分程度) の広さ、9万光年×6万光年の大きさにわたるもので、M33についてこれだけの広さをこれだけの深さでカバーした高解像度の観測は他にありません。この画像を解析すると、星や星団、星形成領域などひとつひとつの天体と、銀河構造との関係を調べることができます。

 M33は、古くはさんかく座星雲とも呼ばれ、アンドロメダ銀河に次いで銀河系に近い渦巻銀河です。銀河系からは 約250 万光年の距離に位置し、ほぼ真正面を向いているため、渦巻銀河の構造を調べるには最適な天体です。

 この画像は、国立天文台、リトアニア物理学研究所、県立ぐんま天文台などの研究者からなるグループによって、すばる望遠鏡主焦点カメラで得られたものです。主焦点カメラの8視野分(満月8個分程度) の広さで、これは9万光年×6万光年の大きさに相当します。M33について、これだけの広さをこれだけの解像度と深さで観測した例は他にありません。

 M33の明るさの大部分は円盤部にある星からの光です。銀河系を含め、多くの渦巻銀河の中心にはバルジと呼ばれる構造がありますが、M33ではその存在がはっきりしていません。円盤部の外側をハローと呼ばれる構造が囲んでおり、星や球状星団がまばらに存在しています。詳しく解析すると、古い星からなるハロー構造はこの画像全面にひろがっていることがわかります。銀河系の球状星団はいずれも100億年以上の年齢をもつ古い天体ですが、M33の球状星団は数十億年若いという研究もあります。これらの事実は銀河系との形成史の違いを物語っています。この違いはM33の質量が銀河系と比べて一桁小さいことと関係しているとみられます。

 銀河中心部の観測からは、最近 (約1000万年前に) 大量に星が生まれたことが分かっています。また、円盤部には散開星団や若い大質量星形成領域が存在しています。この高解像度画像を解析すると、これらのひとつひとつの天体を詳しく調べることができます。しかも銀河全体にわたってデータがありますので、年齢の異なる星の分布図を得ることができます。例えば円盤部では、星の生成活動が中心部から外側に向かって伝搬している様子がみられるなど、銀河の星形成史の全容を調べることが可能になります。

 この画像の解析から、銀河系にみられるコンパクトな球状星団とは種類の異なる、非常に広がった球状星団が見つかりました。この球状星団は M33 の外から落ちてきた矮小銀河の残骸であると考えられており、銀河の成長過程の産物であるとみられています。

ピロリ菌の新たな胃がん発症メカニズム解明

2009年01月24日 00時19分16秒 | Weblog
慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍(かいよう)や胃がんの原因と考えられているピロリ菌が、がんを引き起こす新たなメカニズムを東京大学医科学研究所の研究者たちが見つけた。

胃粘膜に感染することで病気の原因となるピロリ菌の危険因子としては、CagAタンパクが知られている。このタンパクが胃上皮細胞内でリン酸化される結果、細胞増殖にかかわる活性化補助因子であるβ-カテニンが発がん関連遺伝子の転写を促進することは、これまでも分かっていた。

東京大学医科学研究所の笹川千尋・教授と鈴木仁・助教らは、CagAタンパクがリン酸化されなくてもβ-カテニンを活性化する新たな発症メカニズムがあることを突き止め、この新たな経路にかかわるCagAタンパクの部位を特定することに成功した。

リン酸化されないCagAタンパクの感染役割が分かったことで、日本人の胃がん原因の大半を占める慢性胃炎や胃潰瘍といったピロリ菌感染症に対する新たな治療薬やワクチン開発につなげることが期待できる、と研究チームは言っている。

この研究成果は、科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)研究領域「免疫難病・感染症等の先進医療技術」の一環として得られた。

ピロリ菌を発見し、胃炎や十二指腸潰瘍との関連を明らかにしたオーストラリアのロビン・ウォレン、バリー・マーシャル両博士は、2005年のノーベル医学生理学賞を授賞している。

Mac用統合ソフト「iWork '09」が流出、もれなくウィルス入り

2009年01月24日 00時18分33秒 | Weblog
BitTorrentなどのP2Pネットワークにアップルが発売を開始したばかりの最新版「iWork '09」が流通していることが22日までにセキュリティー会社の発表で明らかとなった。

 発表を行ったインテゴ(Intego)社によると、この「iWork '09」のインストーラーはトロイの木馬型ウィルス「OSX.Trojan.iServices.A」に感染しており、ソフト自体には問題はないが、ソフトをインストールすると自分のマックがウィルスに感染してしまうことになるとして注意を呼びかけている。

 「OSX.Trojan.iServices.A」に感染したマックは外部から勝手に操作ができるようになってしまうというもの。

 これまでマックはWindows/PCに比べてウィルスなどの被害を受けることは少ないと考えられてきたが、そうした神話ももう既に過去のものとなりつつあるようだ。

開発が進む次世代有人宇宙船「シルバー・ダート」

2009年01月24日 00時17分54秒 | Weblog
画に描いたようなこの未来指向の航空機はロッキード・マーチン、ATK、ボーイングの3社が協同で設立したプラネット・スペース(PlanetSpace)が開発中の次世代有人宇宙船「シルバー・ダート(Silver Dart)」。

 1950年代にマクダネル・ダグラスが超音速飛行技術の一環で研究開発を進めてきたリフティングボディーの一種となるFDL-7C/Dという実験機を現代に蘇らせたもので、ロケットブースターを取り付けて垂直方式で打上げを実施した後、低軌道(LEO)まで到達。帰還時はスペースシャトルと同じように滑空飛行方式により通常の飛行場への着陸が可能なものとなる。

 プラネット・スペースでは有人、無人のどちらでも運用可能だとしているが、有人の場合は10名前後の宇宙飛行士を乗せることが可能になるなど、これまでの有人宇宙船にはない革新的デザインが特徴となっている。

 プラネット・スペースは、元々はNASAが公募を行った民間企業による国際宇宙ステーションへの物資補給業務を担うために設立されたものとなるが、NASAは検討の結果、昨年末にロッキード・マーチン、ATK、ボーイングの3社連合という本命中の本命企業の提案を退けて、宇宙開発の分野では新参企業となるSpaceX(Space Exploration Technologies)と古参ながらも大型ロケットの分野でもほとんど経験も実績もないオービタル・サイエンシーズ(Orbital Sciences)の2社と契約することを決定。宇宙開発分野におけるトップ2社が協同で設立したプラネット・スペース社はロケットを開発しても需要が見込めないという危機的状況に陥っている。

 プラネット・スペースではISSの物資補給用にはこのシルバー・ダートではなくより現実性の高い、MCCという補給船とATKの固体ロケットブースターの技術を利用した「Athena III」というブースターも開発も進行させていただけに、NASAの決定は寝耳に水となったようだ。

 このNASAの決定に関してプラネット・スペースでは今月15日、米会計検査院(U.S. Government Accountability Office)に対してNASAの決定過程が公正で正当な評価の元で進められてきたのか、監査請求を申請。GAOの監査に土壇場でのどんでん返しの期待を賭けている。

 GAOの監査は3ヶ月間で実施されその後、監査結果の発表が行われる予定だ。

米国家偵察局の「NROL-26」は地上波傍受用の新型スパイ衛星

2009年01月24日 00時17分32秒 | Weblog
今月17日、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地からデルタ4ヘビー(Delta IV Heavy)ロケットを使って打上げられた米国家偵察局(National Reconnaissance Office)の情報収集衛星「NROL-26」は光学監視カメラや開口レーダーを搭載した従来型のスパイ衛星ではなく、専用のアンテナを使って電波傍受を行うことが目的の次世代型の新型スパイ衛星であることが22日までに明らかとなった。

 NROでは今回、打上げられた「NROL-26」に関して詳細なデータは明らかにしていないが、関係筋によると「NROL-26」は衛星重量が約5~6トンの静止軌道衛星で専用の地上波傍受用のアンテナを展開した後の全幅は100メートル超にも及ぶなど、国際宇宙ステーション並の幅を持つ史上最大規模の超大型衛星となる模様だ。

 「NROL-26」の開発費用は打上げ費用込みで20億ドル(1800億円)にも及ぶものと見られている。膨大な資金が投入されて開発された「NROL-26」が失敗した場合は、米国政府は財政的に傷手を負うだけでなく、対外情報収集能力にも大きな欠損が発生することとなる。

 米国の軍事衛星は、2006年12月に打上げられたNROの情報収集衛星「NROL-21]」が軌道投入直後に運用不能状態に陥り、完全失敗。また、2007年10月に打上げられた早期警戒衛星「DSP-23」も運用開始1年を経たずに2008年9月頃に運用不能状態に陥り、静止軌道を離脱してドリフト状態に陥るなど、このところ失敗が続いている。

ストリートスポーツタイヤ、アドバン・ネオバAD08が登場

2009年01月24日 00時16分57秒 | Weblog
横浜ゴムからストリートスポーツタイヤがフルモデルチェンジ。ニューモデルのADVAN・NEOVA・AD08(アドバン・ネオバ・エイディーゼロハチ)が2009年2月より発売される。

 AD08は従来のネオバAD07の後継タイヤとして、限りなくモータースポーツタイヤに近いADVAN最強のストリートタイヤとして開発された。

 新開発のMSコンパウンド2と数多くのレーシングテクノロジーを注ぎ込んだ新トレッドパターンの採用で、熱ダレや摩耗が抑制され強大なグリップ力が持続。さらに、ドライ/ウェットグリップ性能、耐偏摩耗性能などもレベルアップしている。

 また、専用のスチールインナーウォールの採用によりケーシング剛性が強化されて、自慢のコーナリングパワーもさらに向上したという。


去年くらいからあったニュースですが。
次のサーキット用のタイヤは、これに決まりかも。
RE-11も最近購入したけど…方向指定じゃないのがやだ。
ローテしたら、確実にタイムが落ちそう。