超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

ホワイトハウスに残されたナゾの封筒

2009年01月29日 20時26分23秒 | Weblog
机の上に置かれた「44」というポストイットが貼られたナゾの封筒。

 これは実は第43代のブッシュ大統領から第44代のオバマ大統領への最後のメッセージとしてホワイトハウスの大統領執務室の机の上に置かれていたものとなる。

 ただし、ブッシュ大統領がオバマ大統領に対してどんなメッセージを託したかに付いては明らかにされていない。


こういったものは、後々、情報公開の対象になるんだろうか?
執務室の机という環境に置かれたもの…
やっぱ、公文書扱いになるんでは?
となると、公開される可能性はある。

見れないと、気になる。人間ってやつは…。

J-PARC陽子ビーム最終段加速、入射に成功

2009年01月29日 20時25分56秒 | Weblog
J-PARCセンターは、大強度陽子加速器施設J-PARCの最終段加速器「50GeVシンクロトロン」で30GeV(300億電子ボルト)まで陽子ビームを加速し、原子核・素粒子実験施設(ハドロン実験施設)への入射に成功した、と28日発表した。

J-PARCは、日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構の共同運営組織「J-PARCセンター」が、2001年から茨城県東海村で建設を進めてきた。大強度陽子ビームによって発生する大量のK中間子やパイ中間子、反陽子、ミュオンなど二次粒子ビームを用いて、物理学、化学、生物学の基礎研究からライフサイエンス、工学、情報・電子、医療など幅広い応用分野への活用が期待されている。世界でも例がない多目的加速器として海外からの関心も高い。

今後、徐々に出力を上げ2月から本格的な利用運転開始が予定されている。


概要
J-PARCの原子核・素粒子実験施設(ハドロン実験施設)は、50GeVシンクロトロンで加速された陽子ビームを用いてK中間子やパイ中間子、反陽子、ミュオンなどの二次粒子ビームを生成し、それらを用いて素粒子物理学、原子核物理学の研究を行うための施設です。特に大強度の陽子ビームを用いて大量の二次粒子を生成するため、強固な放射線遮蔽の構築や、耐放射線性があり、また容易に交換が可能な電磁石の採用など、随所に技術的な工夫をした施設となっています。

J-PARCの最終段加速器である50GeVシンクロトロンでは、平成20年12月に最初の目標である30GeV(300億電子ボルト)まで陽子ビームを加速することに成功しました。今回、この30GeVまで加速された陽子ビームを加速器から取り出し、約250m離れたハドロン実験施設内の二次粒子生成標的まで導くことに成功しました。標的を通過したビームはさらに50m下流に設置されたビームダンプに吸収されました。今後はさらにビームの取り出し軌道の調整などを続け、安定したビームの取り出しや導入の実現に向けた試験調整を行い、2月から主にK中間子ビームを用いた種々の研究を開始する予定です。

J-PARCは、21世紀の科学や技術の研究・発展に大きく貢献する、我が国が世界に誇る最先端の多目的研究施設です。J-PARCでは、中性子や中間子、ニュートリノなどの様々な二次粒子を利用した、物理学、化学、生物学などの基礎科学研究の進展や、ライフサイエンス、工学、情報・電子、医療など、広範な研究分野への応用も期待されています。

J-PARCの加速器は、第1段目のリニアック、第2段目の3GeVシンクロトロン、最終段の50GeVシンクロトロンで構成されています。最終段の50GeVシンクロトロンは、第2段目の加速器である3GeVシンクロトロンから入射された3GeV(30億電子ボルト、光速の約97%のスピード)の陽子ビームを、50GeV (500億電子ボルト、光速の約99.98%のスピード)まで加速することを目指している陽子シンクロトロンで、1周約1600m、直径約500mの我が国最大の陽子加速器です。3GeVシンクロトロンと同様に、新磁性材料を活用して開発された従来比約2倍の加速電界を持つ高周波加速システムなど、随所に世界最先端の機器を使用した装置です。また、遷移エネルギーというシンクロトロンに特有の加速ビームが不安定になるエネルギーが存在しない磁石配置を世界で初めて実現した加速器でもあります。

50GeVシンクロトロンでは、引き続きもうひとつの実験施設であるニュートリノ実験施設において、30GeV陽子ビームを用いて発生させたニュートリノビームを、岐阜県飛騨市神岡町に設置されているスーパーカミオカンデに向けて打ち込む「T2K長基線ニュートリノ振動実験」を予定しており、平成21年4月からの実験開始に向けて準備を進めています。

脊髄損傷でも機能回復の望み膨らむ

2009年01月29日 20時25分38秒 | Weblog
脊髄(せきずい)を損傷してもリハビリにより、別の神経回路が働いて機能回復につながることを示す研究を続けている自然科学研究機構・生理学研究所の研究チームがまた新たな証拠を見つけた。

同研究所の伊佐正教授と西村幸男研究員(現ワシントン大学)は、脊髄損傷で指を動かせなくなったサルが、リハビリテーションによって指が動かせるようになることをこれまでの研究で明らかにしている。今回、機能回復の仕組みをさらに調べた結果、運動の指令を出していた大脳皮質運動野からの信号が途切れてしまっているにもかかわらず、障害によって弱くなった筋肉が互いに協働して活動するようになり、器用な動きを取り戻すことが確かめられた。筋肉の動きは1秒間に30-46 回という小刻みなもので、正常ではみられない動きだった。

機能回復が実現した理由について伊佐教授らは、本来、指の動きの指令を出していた大脳皮質運動野とは別の部位(反対側の運動野あるいは運動前野など)から、損傷で切れてしまった脊髄の回路とは別のバイパス回路を経由して、指の筋肉を協働して働かせる指令が出ているため、と説明している。

今回の成果は、交通事故などによる脊髄損傷で機能障害を負った患者にとって新たな朗報になると見られる。伊佐教授らは、「今後、いかにしてこの回復に重要な神経活動を外部から刺激し、効率のよいリハビリに結びつけるかが課題だ」と言っている。

安価でクールな電気自動車BugE

2009年01月29日 20時25分13秒 | Weblog
電気自動車(EV)は自動車の次なる進化形なのかもしれないが、値段が高いというのも確かだ。「Neighborhood Electric Vehicle」(NEV:近隣走行用の電気自動車)も7000ドル、電動自転車でさえ3000ドルはする。

米Blue Sky Design社のスタッフは、それではいけないと考えた。そして、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場したボバ・フェットの宇宙船を思わせる未来的な外観と、スクーターのお手頃感をあわせ持ち、DIYで組み立てる電気自動車『BugE』を考え出した。

BugEは、電動のリカンベントバイクと電気自動車の間に位置する乗り物だ。約159キログラムという軽い車重を活かし、1回の充電で約48キロメートル走行できる。

最高時速は約80キロメートルだ。ただし最高速度で走行すると、その数字以上に速さを実感できることは間違いない。BugEの運転席はオープンで着座位置が低く、またトルクが瞬時に加わる電気モーターを搭載しているためだ。

同社を設立したMark Murphy氏は、BugEが万人向けでないことを承知している。ただ一方で、「自転車と、『Buick』のような自動車との間にうまくはまる」シンプルで低コストの移動手段には、市場が絶対にあるはずだと考えている。

「ニッチ狙いの乗り物で、スクーターにはるかに勝る。21世紀のT型フォードとでも言おうか」とMurphy氏は言う。

Murphy氏が、米国オレゴン州にある自分の店を拠点に販売するBugEのキットには、75個の部品が含まれる。注文方法は少々複雑で、少なくとも2カ所のサプライヤーから部品を入手することになるが、Murphy氏によるとこの方法をとったのは、コストの最小化と選択肢の最大化を実現するためだという。

まず3500ドルで、フルサスペンションのスチール製フレーム、アクリル製のキャノピー(風防)がついたグラスファイバー製の白のボディ、そのほか、とにかく転がるまでのシャシーを製作するのに必要なすべてが手に入る。そこにあと325ドルを足すと、日没後も運転する人向けの灯火装置を入手できる。

しかし、まだ出発はできない。さらに1500ドルを出して、3.8馬力の電気モーター、48ボルトの充電システムなど、バッテリーを除く必要なものが含まれた「パワーキット」を米EV Parts社から入手する必要がある。

バッテリーをどうするかは自分で決める。仕様では、一般車が使うような鉛バッテリーを搭載することになっているが、なかには改造してリチウムイオン・バッテリーと38馬力モーターを搭載している人物もいる。この人の主張によると、これで最高時速は約140キロメートルになり、停止状態から7秒未満で時速60マイル(時速約110キロメートル)まで加速するという。

だいたいのところ、全部で5500ドルといったところだ。電動自転車の『Ultra Motor A2B』が2700ドル、米Global Electric Motorcars社のNEV『GEM』のたぐいで7300ドルからということを考えると、悪くはない。

BugEは、米国ではオートバイに分類され、Murphy氏によると時速約48キロメートルでおよそ48キロメートルを走行できる。ただ、速度を上げるとフル充電での連続走行距離は落ちる。

バッテリーの充電時間は約8時間だ。キャノピーをはね上げると気持ちのよい風を楽しめる。一応だが、買い物バッグを2つ積める収納スペースを備えている。

Murphy氏によると、ビジネスを開始してからの2年間で50キットを販売したという。組み立ては、自動車自作よりはるかに簡単で、1960年代にSearsが販売していた、自転車をオートバイに変えるキット『Father & Son Motor Bike Kit』のような感じだという。また、[市販車を電気自動車に変えるサービスを提供している]Harvey Coachworks社は、組み立て不要のBugE完成品を約9000ドルで販売する予定だ。


興味があれば買えば良いのではないでしょうか。
世界に一台のものを自分で作りたいって方には打って付け。

日本に持ち込んだ場合。
法的にどのような位置づけになるんでしょうなぁ~。

新生児もビートがわかる

2009年01月29日 20時24分33秒 | Weblog
赤ん坊は脚をばたばたさせ、泣き声を上げながら、この世に誕生する。そのときすでに、ビートを感じる能力がある。

赤ん坊は予想外の乱れたリズムを聞くと、大人と同じパターンの脳の活動を見せる。これは人間と音楽の関係の本質を知る手がかりになる可能性がある。

「われわれは音楽の起源を解明することに興味がある」と話すのは、アムステルダム大学の『音楽認知グループ』を率いるHenkjan Honing准教授だ。「音楽は言語の副産物にすぎないのだろうか?」

ビートを追う能力はビート誘導と呼ばれる。霊長類の中でも人間に近いチンパンジーやボノボでさえ、この能力を持たない。これは人間のみが持つ特性で、音楽の認知的な構成要素と考えられている。

この能力が先天的なものか、あるいは、両親の腕の中で揺られながら子守歌を聴く、生まれてからの数カ月で身につけるものか、研究者たちは議論を続けてきた。これは音楽の本質にも関わる問題だ。音楽とは人間の先天的な能力なのか、あるいは、Steven Pinker氏などの神経科学者が言うように、言語の派生物、「耳で味わうチーズケーキ」なのだろうか?[Pinker氏は「音楽はチーズケーキのようなもので、進化の副産物であり,それ自体に適応性はない」という説を唱えた]

もしビート誘導が生まれつきの能力なら、音楽はたぶんその報酬だ。

「われわれは音楽を聴くと、それに合わせて手をたたく。音楽が速くなったり遅くなったりすれば、それに合わせて踊ることができる」と、Honing准教授は言う。同氏は26日(米国時間)付けで『米国科学アカデミー紀要』の電子版に発表された論文の主執筆者だ。「この能力が後天的なものでなく、生まれつきのものであるという証拠が初めて得られた」

Honing准教授の研究チームは、生後2?3日の赤ん坊14人に、脳の全般的な活動を測定する装置を取り付け、ハイハットとスネアドラム、バスドラムで構成されるロックのビートを聴かせた。

それぞれのビートの直後に、赤ん坊の脳の活動は増加した。これを何度か繰り返した後、今度はビートのサイクル4回ごとにバスドラムの音を1つ抜いた(赤ん坊たちが実際に聴いた音はこちら)。すると、赤ん坊たちの脳はミスマッチ陰性電位と呼ばれる瞬間的な乱れを示した。大人の場合、予期した刺激がなかったときに見られる反応だ。

「赤ん坊たちの脳は何かが起きるのを予期していたが、実際は起こらなかったというわけだ」と、Honing准教授は説明する。

Honing准教授によると、ビート誘導は、たぶん会話中にタイミングを計る助けにもなるが、その起源は言語と無関係な可能性が高いという。

「そこで規則性を見つけるのは難しい。パルス(律動)はほとんどの音楽で明確だが、言葉にはほとんど見られない」

人間が生物学的に受け継いでいる基本的な要素の中に、音楽を処理する能力があるのなら、音楽の能力はたぶん、進化においてまだ見つかっていない利点をもたらすものなのだろう、と、Honing准教授たちは書いている。

「研究を1つ上の段階に進めて、赤ん坊がビート誘導だけでなく[より規則性の高い]拍子(meter)にも敏感かどうかをぜひ確かめてみたい」と、Honing准教授は言う。「4分の2拍子と4分の4拍子を区別できるか、マーチとワルツの違いが分かるかを知りたい」

米シェルビースーパーカー社、本格的電気スポーツカーを発表

2009年01月29日 20時24分02秒 | Weblog
市販車としては世界最速の速度記録を持つスポーツカーのメーカーで有名な米シェルビースーパーカーズ(Shelby SuperCars)社は22日、同社が開発中のオール電気駆動のスポーツカー「Ultimate Aero EV」の詳細スペックを明らかにした。

 「Ultimate Aero EV」は、時速414.3キロで走行し、市販車の最速記録を持つ同社のスポーツカー「Ultimate Aero」と同じ車体に新規開発を行った「AESP (All-Electric Scalable Powertrain)」という駆動装置を搭載したもので、1000HPの高出力モーターを使うことで、0-60mphをわずか2.5秒で到達可能と、本格的なスポーツカーと変わらない加速性能を持つとしている

 AESPは搭載する車体に合わせてモータ出力を200HPから1200HPのものまで、スケーラブルに変更することが可能で、小型から大型のスポーツカーまでどんな車体であってもAESPを搭載することで、オール電気駆動車に変更することが可能だと述べている。

 このAESPを搭載したオール電気駆動のスポーツカー「Ultimate Aero EV」の試作車(pre-production model)は6月までに公開の予定。

 価格、生産台数等は明らかにしていないが欧米および中東の富裕層を対象に、販売価格は50~100万ドルの範囲で、50台前後の受注生産を行う見通し。


まぁ良いんじゃないですかねぇ~。
世界的に、スポーツカーがEVにやけに熱心ですねぇ。

400キロオーバーをどこで使うのか?って思う。
結局、高出力モータを使うと航続距離は出ないんだろうし。
充電時間は?その他の装備にかかる消費電力は?

試作車両がどういった性能を達成するのか。楽しみです。

地球温暖化はもう止まらないとの新論文

2009年01月29日 20時19分45秒 | Weblog
温室効果ガスの抑制や排出削減に成功したとして、地球温暖化は避けられないとする従来の考え方とはまったく異なる論文を気象学の世界的権威のスーザン・ソロモン博士が米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載。地球温暖化を防ぐためには温室効果ガスの削減が必要とするこれまでの考え方をきっぱりと切り捨てた、異例の内容の論文が大きな反響を呼んでいる。

 この論文発表を行ったのはオゾンホールなどの気象学研究分野の世界的権威の一人でアメリカ国家科学賞、ノーベル平和賞(IPCC第1作業部会議長としてアル・ゴア氏と共同受賞)、フランス科学アカデミー最高賞などの世界中の最高権威をを総なめにしてきたスーザン・ソロモン(Susan Solomon)博士を中心とする米海洋大気局(NOAA)の研究グループ。

 研究グループはPNASに掲載した論文の中で、温室効果ガスによる地球温暖化問題は、公害問題におけるスモッグなどと同じように排出抑制をすれば解決することが可能だと考えらている、とした上で、メタンガスや亜酸化窒素などの温室効果ガスの場合は排出抑制を行うことで地球全体の温暖化の抑制を行うことが可能だが、温室効果ガスの大部分を占める二酸化炭素(CO2)の場合、地球の惑星環境に対しては既に回復可能な限度を超えてしまっているとしている。

 研究グループによると地球の惑星環境では、海洋が惑星の過剰な熱を吸収する役割を果たしているが、地球温暖化のため北極の氷はもはや回復不可能なレベルにまで融解のプロセスが進行してきており、現時点で例え、CO2排出量をゼロに抑えることができたとしても既に回復限度を超えてしまった北極の氷の融解のプロセスを食い止めることはできず、北極の氷が完全に融解すれば、海洋がより一層の熱を吸収することにより更に、地球温暖化が進行するだろうと述べている。その上で、現在進行中の地球温暖化のプロセスは遅々として、だが、確実に、あと少なくとも数百年から1000年は継続するだろうとしている。

 研究グループのリーダーとなるソロモン博士はIPCC第1作業部会議長としてこれまでは地球温暖化抑制には温暖化ガスの削減が不可欠だと主張してきた。


地球温暖化問題に関わってきた経験から…

言われているように生活レベルを見直すのも必要だと思う。
また新エネ技術機器の開発や高効率化も確かに大切。

でもほとんどの人の意識が、まったくついてきていないと感じる。
結局、自分から~じゃなくて、人が~するだろう的な思考。
時代の言葉とかじゃないけど、環境も「2極化」している。

空気中の二酸化炭素を、無害なものに変えればいいでしょ?
それくらいの技術は日本も持ってるんじゃないの?
とか、よく言われますが…根本の考え方から違ってる。

でも、上記の論文読めば、もう何もかも遅いってこと。
自分たちが汚してきた地球環境。
報いを受けるのはこれからの世代なのに…