超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

ブラックホールが銀河を生む? 米国天文学会で新報告

2009年01月11日 00時17分01秒 | Weblog
ほぼすべての銀河の中心部には、あらゆる物を飲み込む超巨大質量のブラックホールが潜んでいる。そして、新たな研究によると、銀河を生み出したのはこのブラックホールである可能性があるという。これこそが、長年にわたる天文学上の「ニワトリが先か卵が先か」の議論に対する答えとなるかもしれない。

[数多くの銀河の中心部に、太陽の数百万倍から数十億倍という大質量のブラックホールが存在することは、1990年代から確認されている]

今回の研究で、天文学者らは数々の銀河を観測してその内部に渦を巻くガスの動きを測定することで、銀河とその内部にあるブラックホールの質量の計測に成功した。その結果、ブラックホールの規模と、その銀河で中心部に形成される星々とガスの膨らみ(銀河バルジ)の規模とには、概して直接的な関係があることが判明した。ブラックホールの質量は通常、銀河バルジの質量のおよそ1000分の1になるという。

[渦巻銀河や棒渦巻銀河は、横から見たときに凸レンズ状だが、その中央部のもりあがりを銀河バルジと呼ぶ。銀河中心部に超巨大質量のブラックホールがあり、その重力により星が集まっていると考えられている]

しかし、はるか遠くにあり、従って宇宙の歴史における比較的初期の段階を見せている銀河に目を向けたところ(遠いものほど、対象が発する光が地球に到達するまで時間がかかるので、より昔の銀河の姿なのだ)、驚くべきパターンが発見された。

こうした銀河では、ブラックホールと銀河との間に、通常の質量の割合が保たれていなかった。最も遠くに位置する銀河(つまり発達の最初期の段階を見せているもの)では、予測される比率よりもブラックホールの質量がかなり大きかったのだ。

米国国立電波天文台(NRAO)の天文学者Chris Carilli氏は1月7日(米国時間)、カリフォルニア州ロングビーチで開催された米国天文学会(ASS)の会議の中で報告を行ない、「最も単純な結論は、まず最初にブラックホールが生じ、そのブラックホールが何らかの形で周辺に銀河を成長させるというものだ」と語った。

これが本当だとした場合、ブラックホールと銀河はなぜそこまで関係があるのか、ブラックホールは銀河をどのように成長させるのかという問題について、重大な疑問がいくつも出てくる。

同じくこの研究に関わったカリフォルニア工科大学の天文学者Dominik Riechers氏は、プレスリリースの中で「どのようなメカニズムが働いているのか、また、プロセスのある時点において質量がなぜ『標準的な』割合で安定するのかはわからない」と述べている。

ブラックホール周辺の強力な恒星風と宇宙ジェットが、星の形成を後押しして銀河の成長を誘発する、と理論づける向きもある。一方で、ブラックホール周辺の過酷な環境は、安定した星の形成を促すにはあまりに無秩序だという考え方もある。



たぶん生きている間には解決されないんだろうなぁ。
ブラックホールの意味と役割って。
いまはいろんな観測や予測から、いろんな説があっていいと思う。
こういうのは読んでて楽しい。
難しい言葉一杯出てくるけど…

蚊は「羽の周波数」で愛を歌う

2009年01月11日 00時15分34秒 | Weblog
「遺伝子組み換え蚊」で絶滅させる計画に利用
多くの人にとって、蚊の鳴らす甲高い羽音は、蚊に咬まれた痒みよりも不快なものだ。だが、異性の蚊にとっては、あの不快な音は強力な愛の歌だということがわかった。

ネッタイシマカは、デング熱や黄熱を人間にもたらす蚊の種だが、羽ばたきによる求愛のデュエットにいそしむという。そしてこのデュエットは、きわめて限られた周波数によるものなのだ。

「この研究は、今までまったく知られていなかった『蚊の感覚の世界』に扉をあけるものだ」と、コーネル大学の昆虫学者で、1月8日(米国時間)付けの『Science』誌に掲載された論文の著者であるLauren Cator博士は言う。

オスの蚊とメスの蚊は、一緒になると羽ばたきの回数を調和させる――ただし、オスの「1秒あたり600回」に合わせるのでも、メスの「1秒あたり400回」に合わせるのでもない。彼らは、わずかな調整によって複雑に調和した音色を作り出し、1秒あたりおよそ1200回羽ばたいたときに出る音にするのだ。この音色が、求愛にはまさにぴったりの音らしい。

これまでオスの蚊は、1秒あたり800回前後を超える音は聴き取れないと思われていた。メスの蚊にいたっては、音をまったく聴き取れない、と多くの研究者が考えていた。

研究者たちは、スーパーグルーを使って、メスとオスの蚊をピンの先に固定した(微妙な操作だが、時がたつにつれて習熟したという)。その後で、互いを数センチメートルほど近づけ、特別なマイクロフォンで羽の周波数を測定し、さらに蚊の耳の内部構造を調べ、最低でも「1秒あたり2000回」までは聞き取れることを確認した。

この研究はもともと、デング熱などを予防する方法を研究するためのもので、[Microsoft社のゲイツ氏が創設した]Gates Foundationから助成金を得ている。生殖機能が発達する前に死ぬ致死遺伝子が組み込まれたオスの遺伝子組み換え蚊を作って自然界に放ち、野生のメスと交配させることで、蚊の個体数を大幅に減少させることができるという技術がある。この研究によって、遺伝子組み換え蚊を放つ前に、この蚊が「セクシーであるかどうか」を調べることができるという。


衛生害虫なんで、特に絶滅しても問題ないのかな?
詳しく調べたことはないんですが…。

ちなみに…
超音波や音波で蚊をさけるグッズは排除命令がでてます。
効果がないので景品表示法違反ですので、気をつけて下さい。

夜中、寝てるときに飛び回られるとめっちゃ嫌。
リキッドタイプの蚊取りがかかせません。

東京オートサロン RE雨宮さんとこ

2009年01月11日 00時11分08秒 | Weblog
 ロータリーチューンの老舗、RE雨宮ブースでは、コンセプトモデルながら新型エアロ「幻気」をまとった「幻気-7(RX-7)」や、ストリートからサーキットまで幅広く楽しめる仕様の「NEW ストリート爆走エイト(RX-8)」などを展示しています。

RX-7…エアロがめっさカッコイイ。

大阪の展示で実車を見るのが楽しみだ。
くるのかなぁ…?