超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

動画利用の口コミ広告…成功と失敗を分ける道は?

2009年01月22日 15時23分06秒 | Weblog
もし男性が火星人で、女性が金星人だとしたら、ディスカウント・チェーン米J. C. Penney社は、昨年のホリデーシーズンの口コミ広告キャンペーンで、笑いの種にする惑星を見誤らなかったことをほくそ笑んでいるに違いない。[「男は火星から、女は金星からやって来た」は、心理学者ジョン・グレイのベストセラー本からの言葉]

J. C. Penney社は2008年11月、『Doghouse』(犬小屋)と題した動画広告を公開した。「大切な人に不適切なプレゼントを買ってしまった男たちが陥った苦境」が描かれたフィクションだ。[冒頭に掲載]。

広告では、ある男性がクリスマスプレゼントに最良と思って、最新式の掃除機を妻に贈ったところから始まる。男性は妻から、犬小屋に入るよう命じられた。その地下は監獄になっており、女性たちにまずいプレゼントを買ってしまった男性たちが入れられていた。

従来の広告とは異なり、J. C. Penney社の商標は、4分半を超えるこの長い動画の最後の最後にようやく登場する。同社のダイヤモンドを購入し、犬小屋から釈放された男性が出てくる場面だ。

この広告は人気を呼んだ。動画の分析を行なう米Visible Measures社によると、この広告は『BewareOfTheDoghouse.com』と『YouTube』で公開されてからの3週間で、トータルで170万回も視聴されているという。さらに、9つの動画サイトに56件アップロードされている。その90%以上が自発的コミュニティーによるものだ。

「反響は間違いなく、予想を超えている」とJ. C. Penney社の広報担当者は言う。「独り歩きを始めてしまった」

J. C. Penney社は、広告キャンペーンの大部分をオンラインに集中させた。専用のウェブサイトや『Facebook』ページを作り、男性を笑いの種にするという昔ながらの手法を用いた。

ただし、オンライン広告は少しでも方向性を誤ると、大失敗に終わる可能性がある。製薬大手の米Johnson & Johnson社が昨年11月に打ち切った鎮痛剤『Motrin』の広告がまさにその例だ。

同社は、自社のウェブサイトで短い動画を公開した。赤ん坊をだっこする母親に向け、背中が痛ければMotrinを、と宣伝するものだった。ところがこの広告は、子供を持つ世代の手厳しいブロガーたちの神経を逆なでし、恩着せがましく感じたブロガーたちは広告の削除を要求した。

勝負はすぐについた。Johnson & Johnson社は批判を受けて数時間で広告を削除した。[別の英文記事によると、批判者からは、「抱っこする母親を否定・侮辱するもの」としてとらえられたという。この動画は、騒動が起こるまでの45日間はまったく関心を呼ばなかったが、11月15日に批判がネットに登場。翌日には、怒った母親たちのTwitterメッセージなどを構成した動画がYouTubeに登場。同日、Johnson & Johnson社は広告を削除した。なお、この広告自体はYouTubeで40万回視聴されたが、反応のほとんどはこの広告に肯定的もしくは中立だったという指摘もあり、同社が最初からソーシャルネットワークの存在を前提にして、これをうまく利用する方向性もあったと指摘されている]

なぜ反応がここまで違うのか、理由を説明するのは難しい。Motrinの広告は、悪意はないものの、押し付けがましいととらえられた。一方、J. C. Penney社のキャンペーンは図らずも、男性に特有の鈍感さと素早い軌道修正をうまく表現していた。多くの男性は自身の鈍さを堂々と受け入れている(あるいは、異性がかかわるときだけそうだと認めている)。

「[J. C. Penney社の広告は、]本来は、宝石の購入を検討している男性に向けた広告だ」と、米J.D. Power and Associates社で消費者動向関連部門を率いるDave Howlett氏は言う。「しかし実際は、男性を笑いの種にする女性たちに受けている」。その戦略がうまくいったようだ。

「私はJ. C. Penney社の広告を気に入っている。大切な人に何を贈るかという身近な状況を取り上げ、それをジョークに仕立てているからだ」と、メディア戦略のコンサルティングを手掛けるB.L. Ochman氏はワイアードに語る。「これは、女性にも容易に置き換えることができる。大切な男性に、永遠の結び付きを意味する宝石ではなく、重要なときのためのネクタイや靴下を買ってしまった女性だ」

しかしHowlett氏は、もし女性を笑いの種にしていたら同じようにうまくはいかなかっただろうと考えている。「私はこの問題を、少し男女差別的な見方でとらえている。男性は女性より自己批判的なところがあると思う。この広告が、まずいプレゼントを買った女性を笑い者にする内容であれば、これほど成功することはなかっただろう」

J. C. Penney社のキャンペーンにも、批判がなかったわけではない。Johnson & Johnson社の広告よりは少ないものの、声高な非難もあった。『MSNBC』のブロガーAllison Linn氏は次のように書いている。

「このキャンペーンで最も嫌な思いをするのが誰かは分かりかねる。性差別主義者の鈍感な愚か者として描かれた男性か。心が狭く物質主義で、人を奴隷にする罰を与えるのが好きで、きらびやかなものに惑わされる存在として描かれた女性か」

しかし、広告の中身を批判する人がいるのと同時に、この動画を友人に転送する人たちもいる。Ochman氏は12月10日、『Advertising Age』に次のように書いている。

複数の女友達からDoghouse広告を教えられた。『Twitter』のダイレクトメッセージも1件届いた。複数の男友達が「きっと気に入るよ」というメッセージ付きで送ってきた。一言で表すと、これこそ口コミだ。友人から友人に、「きっと大好きだよ」、「共感するよ」などと伝えられる。

「最悪なのは、口コミを狙った動画が話題にされないことだ」と言うのは、Visible Measures社でマーケティングと分析を担当するMatt Cutler副社長だ。「宣伝を目的とした動画の歴史を振り返ると、常に、ある程度の論争が起きているものだ」

不況がロングテール化を進行させる?

2009年01月22日 15時21分57秒 | Weblog
「ロングテール論」は、「今後のネットビジネスは、それぞれの販売数量は少ないが、より多くの種類の商品を販売する形になる」とするものだ。

[ロングテール(Long Tail)とは、商品売り上げのグラフを、縦軸を販売数量、横軸を商品名として販売数量順に並べると、あまり売れない商品が恐竜の尻尾のように長く伸びること、つまり、それぞれの販売数量は低いが商品のアイテム数が多いことを表す。

今までの小売店では、在庫の制限などで上位20%に当たる商品を多く揃えなければならず、その他80%は軽視されることが多かった。しかしAmazon.comなどのオンライン小売店では、在庫や物流にかかるコストが従来の小売店と比べてはるかに少ないので、今まで見過ごされてきたこの80%をビジネス上に組み込むことが可能になり、そこからの売り上げを集積することによって新たなビジネスモデルを生み出したことを説明している。邦訳は『ロングテール:「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』 早川書房、2006年刊]

この論には最近批判も出ているが、このほど、ロングテール論を裏付けるデータが出た。

デジタル著作権管理(DRM)フリーのインディーズ音楽を扱うオンラインストア『eMusic』は、主要レーベルの楽曲を販売しているわけではない。だから、トップチャートを飾る楽曲なら何でもダウンロードするという使い方には向かないが、普通なら見つけ出すのにかなり苦労するような種類の楽曲がある。

eMusicの2008年売上について詳しく説明したリリースによると、「世界における売上データに関する最近の分析によれば、eMusicで扱う楽曲のおよそ75%が、2008年の間に少なくとも1回はダウンロードされた」という。

リリースではさらに、次のように述べている。「この発見は、小売業における『ロングテール』の存在を裏付ける。その一方で、全米レコード工業会(RIAA)のイギリス版で、著作権使用料の徴収団体である録音権協会・演奏権協会連合(MCRS-PRSアライアンス)が発表した2008年11月の調査報告とは矛盾する。この調査報告では、インターネット上にある1300万曲のうち、1000万曲に関しては1回もダウンロードされなかったと主張していた」

MCPS-PRSアライアンスが実施した問題の調査では、「われわれのサンプルにおいて『アクティブ』だった――つまり、少なくとも1回はダウンロードされた――楽曲は20%だけだった。したがって、80%の楽曲は1回も売れていない」ことが明らかとなったと、同団体の主席エコノミストで、この調査を計画したWill Page氏は述べている(Page氏はこの調査結果について、長いインタビューとTelecomTVのビデオで説明している)。

MCPS-PRSアライアンスでは1年前にも同様のデータを挙げており、同団体の会長Andrew Shaw氏はロングテールについて、「算定するに値しない」と述べていた。

だが、500万以上の楽曲について追跡している今回のeMusicのデータは、それとは反対のことを物語っている。MCPS-PRSのサンプルでは、80%の楽曲が1度もダウンロードされていないとされていることとは対照的に、eMusicでは、75%の楽曲が少なくとも1回は売れたというのだ。

なぜeMusicの数字は、MCPS-PRSアライアンスの数字を反転したようになったのだろうか? その理由の1つは、明らかに、eMusicが主要レーベルの楽曲を扱っていないことだ。

「eMusicはロングテールだ」と、eMusicで欧州の責任者を務めるMadeleine Milne氏は何度も述べている。「当社の顧客は、主流のトップ40のようなレベルを超えて楽曲を購入している。なぜならわれわれは、Web 2.0機能、鋭い論評を含むコンテンツ、情熱的な加入者コミュニティー、および使いやすく効果的な推奨エンジンを通じて、他のどんな大手音楽ストアも及ばない、多数の文脈[購入の基盤となるもの]を提供しているからだ」

とは言うものの、eMusicがヒット曲を扱わないからといって、ヒットしていない楽曲を非常にうまく売りさばける、ということにはならない。印象深いのは、eMusicの顧客が、別のセットのヒット曲(例えば、ブリトニー・スピアーズやソウルジャ・ボーイではなく、アーケイド・ファイアやMGMT)に飛びつくわけでもなかったことだ。彼らは、メジャーなヒット曲の代わりに別のものに集まる、という形ではなく、広く薄く散らばっているように見える。

もしマイナス成長が続いて、大手レーベルが事業を縮小して過去の楽曲を主に扱うようになっていったら、主流の音楽シーンはもっとeMusicに似てくる可能性がある。そして、ロングテールにおけるいわゆる「ヘッド」の部分が小さくなっていく可能性がある。

言い換えると、音楽に関するかぎり、おそらくロングテール論はほんの少し早かったのだ。

出会い系サイト規制強化で業者に届け出義務

2009年01月22日 15時12分56秒 | Weblog
警察庁は22日、出会い系サイト事業者に都道府県公安委員会への届け出を義務付けた「改正出会い系サイト規制法」施行後1カ月の状況について発表した。これによると、今年1月5日現在で、都道府県公安委員会に届け出があったのは432事業者、サイト数は1,627サイト。一事業者で運営するサイト数で最多のものは267サイトだった。

改正出会い系サイト規制法は、2008年6月に公布、同年12月1日に施行された。改正法では、「インターネット異性紹介事業」を行う事業者に都道府県公安委員会への届け出を義務付けたほか、18歳未満の児童が書き込みを行ったことを同事業者が知った場合は、その書き込みを削除するよう義務付けるなど、規制を強化している。

今年1月5日現在、都道府県公安委員会に届け出があったのは432事業者で、うち東京都が286事業者で最多だった。また、届け出がない県も17県あった。

1月15日現在、改正法に基づく指示、停止命令、廃止命令はないが、警告は52事業者に行った。

警察庁では今後、各種活動を通じた無届け事業者の把握と無届け事業者に対する届け出の指導を行うと同時に、「悪質な事業者に対する行政処分や取締りを実施していく」としている。

無料系はほぼ全滅。
有料系は、いいところも残ってます。
自己責任とはいえ…こんなんで出会い求めても。。。
そこら辺にゴロゴロ転がってますよね。
自分の行動とタイミングの問題だと思われます。

安定資産として注目を集める金地金 - 4年連続で年間買取量を更新

2009年01月22日 15時07分01秒 | Weblog
田中貴金属工業は21日、2008年の年間投資用金地金およびプラチナ地金の取扱量を発表した。

金地金は、1月には1カ月間における買取量としては1973年の金輸入自由化以来の多さを記録。7月まで買取量が販売量を上回る月が続いたことから、2008年の買取量は販売量の約1.8倍となり、過去最高だった2007年の実績の約120%に達し、4年連続で年間買取量を更新した。

9月からは世界的な金融不安と景気後退によって販売量が増加傾向に転じ、10月には2002年2月以来の月間販売量を記録。現在も継続して販売量が買取量を上回って推移しているとのこと。この結果2008年の販売量は2007年実績の約205%に達し、2002年以来の多さを記録した。株やドル、原油価格等が軒並み急落する中で、下落幅の小さい金地金は安全資産として注目を集めたものとみられる。

プラチナ地金は、1月から6月までの6カ月間は買取量が販売量の約1.8倍となった。しかしながら世界的な景気後退と自動車販売の不振による自動車触媒需要の減少などから、7月より価格が急落。そのため7月以降は販売量が買取量を上回り、10月には過去20年間において最高の月間販売量を記録した。

プラチナ地金は価格の割安感があることから現在も販売量が高い水準で推移しており、2008年の販売量は買取量の約2.7倍となり、2007年実績の約526%を記録した。買取量も2007年実績の約149%に達し、販売・買取ともに過去20年間の最高年間取引量となったことが分かった。

プラチナは、今後経済回復とともに値段が急上昇することが見込まれる。
昨年から今年の値動きに注目したい。
地球に埋蔵されている量が増える…なんてことはほとんどないと考える。
今以上の底値はないと思うが、金融市場が不安定でまだなんとも言えない。

ハーゲンダッツ「抹茶ラテ」など春夏限定ミニカップアイスを3月より順次発売

2009年01月22日 15時05分48秒 | Weblog
ハーゲンダッツジャパンはこのほど、アイスクリームデザート「ミニカップ」の2009年春夏限定商品3品を3月2日から順次発売すると発表した。今回発売されるのは「抹茶ラテ」「バナナチョコレートクッキー」「メロン」の3品で、価格はいずれも284円。

「抹茶ラテ」は、ミルク入りの抹茶ドリンク「抹茶ラテ」をイメージしたアイスクリーム。まろやかな甘さとコクのあるミルクティアイスクリームに、石臼で挽いた香り高い抹茶を使用したグリーンティアイスクリームを組み合わせた。抹茶の香りとミルクの甘さがミックスした抹茶ラテの味わいが楽しめるという。3月2日発売。

「バナナチョコレートクッキー」は、完熟バナナのピューレを使ったバナナアイスクリームに、口溶けの良い濃厚なチョコレートソースを絡めたもの。トッピングにチョコレートクッキーを使用し、まろやかな味わいの完熟バナナと濃厚なチョコレートの相性のよさが楽しめるという。果汁・果肉18%。3月23日発売。

「メロン」は、2003年から2005年に春夏限定商品として発売し好評を博したものを復活させた。オレンジ色の果肉が特徴の赤肉ネットメロンの果汁と果肉をたっぷり使用したアイスクリームで、メロンの豊かな香りと果肉の食感が楽しめるという。果汁・果肉22%。4月6日発売。

スーパーバイク「848」などの発売日と価格

2009年01月22日 15時03分08秒 | Weblog
ドゥカティ ジャパンは、同社のスーパーバイク「848」を2月14日より、同「1198S」と「モンスター1100S(Monster 1100S)」を3月7日より発売すると発表した。「1198」、「モンスター1100」の発売は4月を予定している。価格は「848」が189万円、「1198S」が274万円、「1198」が224万円、モンスター1100Sが165万円、モンスター1100が140万円。

ドゥカティのラインナップのうち、もっともスポーツ性の高いモデルがスーパーバイクシリーズであり、848はミドルレンジのモデルとなる。上位モデルの1100系が170HPの1198ccエンジンを搭載するのに対し、848は134HPの849ccエンジンとなる。ボディカラーはレッドとパールホワイトが用意される。

848の主な仕様は、ホイールベース1,430mm、シート高830mm、重量168kg、水冷・4ストロークL型2気筒デスモドロミックエンジン、849.4cm3(ボアφ94×ストローク61.2mm)、最高出力98.5kW(134HP)/10,000rpm、最大トルク96Nm(9.8kgm)/8,250rpm、6速MT、タンク容量15.5L、タイヤ:前120/70ZR17 後180/55ZR17 (※スペックはすべてイタリア本国仕様)