超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

多発するWinnyによる情報流出、有効な対策はあるのか?

2009年01月12日 10時01分43秒 | Weblog
昨年11月には神奈川県教育委員会が管理していた県立高校生約11万人の個人情報がシステム開発を受託した日本IBMの開発委託先企業の社員のPCにインストールされていたWinnyを通じて流出、また、今年に入ってからは日本における情報セキュリティーの指導を司る経済産業省系列の外郭団体IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の職員の個人データがやはりWinnyを通じてネット上に流出するなど、Winnyによる被害が後を絶たない状況が続いている。

 神奈川県の県立高校生の個人データ流出問題に関しては、2000人分の個人データがShareのネットワークにも流出。日本IBMでは「Shareのネットワークへ情報公開を図ったと見られる人物の特定に結びつく重要情報を入手した」とした上で「Shareネットワーク上で検索及び入手可能な状態にあるデータを削除する方法を確認しましたので、現在その実施計画に着手しつつあります」とする発表も行っている。

 日本IBMが述べている「Shareネットワークのデータを削除する方法」が本当に存在するかどうかは微妙なところだが、実は一部のセキュリティーサービスベンダーによってWinnyなどのP2Pソフトを経由して流出してしまったデータの流出拡大を防止するサービスが提供されていることはあまり知られていない。

 Winnyなどを経由して一旦、流出してしまったデータを全て削除することは困難だが、Winnyネットワーク内で流出の拡大を防止することはかなりの程度で可能なのである。

 この方法、Winnyで特定のファイルをダウンロードする際に使われるハッシュ値を偽造したファイルを大量に作り、わざとWinnyに放出させてハッシュ値によって特定のファイルをダウンロードしようとする利用者の目論見を妨害しようとするやり方となる。

 もちろん、ニセファイルと判ったものをわざわざ公開用のUPフォルダに入れるような一般ユーザーはいないため、こうしたサービスを提供しているセキュリティーベンダーは複数のWinny PCを用意して、物量作戦でニセファイルの拡大を促進させることとなる。

 WinnyなどのP2Pネットワークはダウンロードに時間がかかるため、なかなか本物のファイルに辿り着けなければ、利用者の方もダウンロードを諦める可能性が高く、恐らくニセファイルの提供を2~3ヶ月も続けていれば、流出の拡大はかなりの程度で限定することができるだろう。

 このサービス、大体300万円で提供されているという。

 もちろん、Winnyによる情報流出を防ぐもっとも効果的な方法はWinnyを使わないことであることはいうまでもない。

マイクロソフト、Windows 7ベータのダウンロードを再開

2009年01月12日 10時00分41秒 | Weblog
マイクロソフトは一時的に閉鎖していたWindows 7パブリックベータのダウンロード再開したことを11日までに明らかにした。

 Windows 7パブリックベータは9日に開始となっていたが、公開と同時に世界中からアクセスが殺到し、つながり難い状態となったため、マイクロソフトでは一旦、公開を停止し、サーバー増強などのインフラ増強作業を進めていた。

 今回、ダウンロードが再開となったWindows 7パブリックベータは2009年8月1日まで試用可能なもので、ダウンロードにあたってはWindows LiveのIDが必要。ダウンロード可能なのは32/64ビット版。それぞれアラビア語、英語、独語、ヒンズー語、日本語の各国語版を選択が可能。

http://www.microsoft.com/windows/windows-7/beta-download.aspx

たんぱく質がアトピーなど誘発する仕組みを解明

2009年01月12日 09時58分29秒 | Weblog
免疫細胞やがん細胞を活性化させるたんぱく質で、過剰に働くとアトピー性皮膚炎やがんなどを招くと考えられている「NF-κ(カッパー)B」が、活動を始める仕組みの一つを、大阪大の岩井一宏教授(生化学)と徳永文稔准教授(同)らが発見した。治療薬開発の手がかりになる成果という。12日、英科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」に論文が掲載される。

岩井教授らは、人体の中で、不要になったたんぱく質の分解を担っているたんぱく質の一種「ユビキチン」に着目した。マウスの細胞を使った実験で、ユビキチンの分子が直列にいくつもつながった「ポリユビキチン」が、別のたんぱく質と結びついて、NF-κBに活動を始めさせることを確認した。

NF-κBの活性化を抑える薬には、ステロイド剤などがある。しかし他のたんぱく質にも作用するため、さまざまな副作用が生じる。ポリユビキチンはNF-κBだけを活性化させているとみられるため、岩井教授は「ポリユビキチンの働きを抑えることができる物質を見つければ、今よりは副作用の少ない薬になる可能性がある」と話している。

超高級iPhone

2009年01月12日 09時54分29秒 | Weblog
この超高級iPhone「Kings Button」を設計したのはオーストラリアの宝石商であるPeter Aloisson氏。イエローゴールド・ホワイトゴールド・ローズゴールド(ピンクゴールド)をふんだんに使用し、ホワイトゴールドの縁取りの上に138個のダイヤモンドが敷き詰められているそうです。それ以上にインパクトがあるのはホームボタンになっている6.6カラットのダイヤモンド。こんな大きなダイヤモンドのボタンを押すのにはかなり抵抗がありそう。

ちなみに価格は163万6000ポンド(約2億2600万円)。


金持ち目当てだろうけど、何がしたいのかよく分からん。