鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

東京はロックダウンすべきだ

2020-05-03 10:39:11 | 災害
6日前のブログ「今啼いたカラスが・・・」ではその3日前から東京の新規感染者50名以下が続き、これは期待が持てると思ったのだが、ここへ来て再び160名とか増加傾向を示している。

院内感染が多くを占めるようだが、院内感染なら感染経路が明確で濃厚接触者の解明はほぼ100パーセントなのでそれ以上の感染は抑えられるが、問題は感染経路不明が相当数(4~50パーセント)いることだ。

感染経路不明の感染者は不特定多数に出会った中でうつされたので経路が追えないということだから、結局は今でも普通に動いている通勤電車や路線バスの中が感染場所だということではないのか。

通勤電車・バスには無症状の感染者も乗っているはずで、7.5度以上の熱もなくそれほど咳も出ない感染者は「ちょっと風邪気味かな」と感じつつも、おのれの業務に差し支えなければ通勤するはずである。

メディアがどの都市が緊急事態宣言発出以前と比べて80パーセントの減少率だ、いや70パーセントだという時、決まって映し出すのが駅前の繁華街だったりするのだが、通勤電車の風景を映すことはない。自粛しているのだろうか。

政府を含め公官庁や病院・警察・消防など、生活になくてはならない分野や、食品を扱うスーパーなどへの通勤者は相変わらず以前ほどの込み合いはないだろうが、それでもガラガラというわけではあるまいから、車両の中はほぼ「3密」に近い。

この通勤風景を映したら国民から批判が殺到するだろうから、あえて報道から外しているのではないかと勘繰られても仕方がない。

これを野放しにしておいて何が「外出を自粛してください」だろうか。この際もう東京全体のロックダウンに移行したほうがよい(可能なら隣県も)。

こういう時にネックになるのが政経不分離の東京という都市である。東京がロックダウンしたら東京都の中にあり密接不可分の日本国政府もほぼロックダウンになる。だから政府としては当然やって欲しくはないだろう。

だが、それでこその「緊急事態宣言」ではないのか。政府の方からロックダウンすると言えば、小池都知事も早い時点で独自のロックダウンを口の端に載せているから、反対はしないだろう(近隣県も)。

思い切って5月7日から最低でも2週間のロックダウン、できれば5月末までのロックダウンを断行し、感染による発症者にはすべからく「アビガン」を服用すれば東京(および隣県)の新型コロナ感染は終息するだろう。

頑張れ、東京(神奈川・埼玉・千葉)! 頼むぞ、アビガン!!

 (追記)
『光触媒の新時代』(鶴蒔靖夫・著 2014年刊 IN通信社)という本を読んだが、北九州の会社「フジコー」の開発した光触媒利用の消臭・殺菌装置「フジコーのmassc(マスク)」は空気中に浮遊したインフルエンザウイルスを99パーセント「不活化」させる能力があるという。

これを今度の新コロナ陽性軽症者が待機している場所に設置し、終日作動させたら、軽症のうちに完治するのではないだろうか。期待大だ。ただ、製品名が「マスク」では口を覆うマスクと間違われるので改名が必要だろう。