ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

いちご会の〝琴崎八幡宮吟行会〟-その2-

2021年10月03日 | 俳句

 今日は10月3日、日曜日です…と言っても何のことはありませんが、昨夜は久し振りによく寝ました。何だか眠くて眠くて、どうしたんだろうと思いながら9時過ぎには寝てしまったかな。その後目が覚めてトイレへ。それが時計を見れば夜中の1時過ぎだったような。それから…と、また寝てしまったんですよ。これだったら普通もう眠れなくなって夜中に起き出し、ブログ書いたりPCの記事など読んだりして朝まで過ごすのですが…起きたのが6時過ぎでした。現役時代の頃の週末は、1週間の疲れが溜まってこんなことはザラでしたけどね。

 今日は本当に秋晴れのよい朝を迎えて、気分も爽快!実は今日の夕方、久し振りに家族全員揃っての会食なんです。1年ぶりでしょうか?9月30日が主人の誕生日なので、その日の前後、義母の敬老も兼ねて近場に一泊し、お祝をしていました。昨年は確か10月4日、GoToトラベルを使って湯田温泉でしたが、今年の夏は余りにもコロナの増大に恐れをなして、何の準備もする気がせず…でしたが、やっと緊急事態宣言も解除され、こちらでも自粛規制が緩和されましたので、急遽食事でも…というわけ。

 まあ、それはまた済んでのことで。今日は、いちご会の〝琴崎八幡宮の吟行会〟の続きです。

 先ず、この話の発端の吟行会を企画された幹事・今村美智子さんとの出会いから。これがやはり縁あってのことだったんです。お名前は知らなかったんですが、私の勤務していた学校の出身で、嘗て〝かるたクイーン〟だった人がいると、噂には聞いていました。

 しかし、学校では接触する機会もなく、その後何十年も過ぎて、この今になって出逢うという…これもやっぱり〝縁〟があってのことなんですよね。では彼女のことを簡単にご紹介しますと…

 旧小野田市出身の元かるたクイーン。中学 2 年の時に競技かるたに出会う。その 1 年半後には「準クイーン」に輝くと、高校 3 年の時には「クイーン」の座をつかみ、4 年間その地位を堅持。現在はかるた教室の講師を務めるなど、競技かるたを楽しくわかりやすく伝える活動に力を入れている。

 〝かるたの風を吹かせたい~競技かるたに込める夢~「競技かるたが多くのみなさんに愛されることを願っています。」と語る。旧小野田市(今は合併して山陽小野田市になっています)は、今村さんのほかに、昭和 59 年から連続して8 年クイーンの座を手にした実績を持ち、全国初の「永世クイーン」の栄冠にも輝いた久保久美子さんを輩出するなど、「かるたのまち」として広く知られるようになりました。(「広報さんようおのだ」より)

 見えなくてもどこかで繋がっていた糸が、こうやってちょっとしたきっかけから手繰り寄せられ、縁が結ばれるという…何だか不思議。でも嬉しい!

 これも宇部市制施行100周年記念のお陰かしら。ついでにもう一つ嬉しいこと…我が「馬酔木」は今年が創刊100周年になりますが、いつもと違う記念号の分厚い本がやっと10月2日に届きました。その100周年記念コンクールの「随筆の部」に、私の作品が入賞したという、嬉しいことが重なったんです。

 義母も今年満100歳と…こんなに100という数字が重なって、一生忘れられない年となりました。これもひとえにいろいろな方々と出会い助けられてのお陰だと思っています。全てのものに感謝、感謝です。ありがとう(*^-^*)ございました。

 さて、琴崎八幡宮の吟行…宇部市憲碑の次に目に留まったのが鳥居と大きな石灯籠です。鳥居は特に珍しくもないのですが、この鳥居は嘗ての参宮道路に建っていたもので、それを移転したと。だからこの鳥居の幅が旧参宮道路の幅。何とも狭い…ここを自動車が行き来していたとは!そんな説明を聞きながら傍にある二基の石灯籠に目が留まりました。それに書かれた文字を、案内のIさんにどういう意味かと聞いてみましたが、分からないと。私も初めて見る言葉で、向って右に「報本」、左に「反始」。何だろうと気になって、後で調べてみると、「報本反始」(ほうほんはんし)という熟語で、〝本に報い始めにかえる意から、祖先の恩に報いること〟なんですって。

 また、また勉強させて頂きました。やってもやっても知らないことばかりです。もちろん知らなきゃ知らなくても、何ら生き死にには関係ありません。けれど…そのままにするというのは、まるで人生に忘れ物をするようで、私にはこゝろ残りなんですが…。わたし欲張りでしょうか?皆さまだったらいかが?

 今日もまた長くなりましたので、ここまでにします。では次に…


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4 コメント

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Unknown (信州人)
2021-10-03 18:50:55
ちわきさま。こんばんは。

「馬酔木」創刊100周年、おめでとうございます。
そして師匠、エッセイの部、おめでとうございます。
で、はじめて馬酔木のHPを訪れてみましたよ。
写真の美しい、雅なムード。
しかし、現代的な風景もあり、センスがいいですねえ。
また、主宰の句はまさに写生に詩心ですね。
師匠は50歳以下の方の指導をなされているのですね。
きっと新鮮な句材と切り口で楽しいのでは。
あれ、住所も記されており。

義母様も100歳、おめでとうございます。
<百歳の母へいつせい虫のこゑ>
挨拶句ということで、生意気、お許しください。

宿題です。
送り仮名、早速ドジを踏んでいました。
あと、主体の曖昧さ。
確かにあれでは自分についてくるような、誰が通過してんだか、でした。
<稲架掛の母を追ふ子の国訛>
「赤ペンの妻」はOKでしたが、「稲架掛の母」で稲架を掛けている母で通じますでしょうか。
<刈田風ゼロ番線を吹き抜けり>
これでご勘弁ください。

師匠の指導のおかげで、独りよがりのつぶやきが達意と化します。
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Unknown (ミルク)
2021-10-03 18:54:48
こんばんは。
ちわきさん・<「随筆の部」に入賞> おめでとうございます!

排誌でも、エッセー部門もあるんですね~
ちわきさんの、文章力は、すばらしいと いつも拝読してます。

素敵な出会いもあって、充実した吟行会でしたね。
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Unknown (ちわき)
2021-10-04 01:22:06
信州人さん、こんばんは!
早速のお祝のメッセージありがとうございます。
馬酔木の表紙は、嘗ては秋櫻子先生が懇意の画家にわざわざ表紙を書いて貰って、それを購入しておられたんです。それで昔は四季で表紙が変っていたのが、だんだん費用が大変で、今では半期ごとに変ります。
以前記念の時にこの表紙を絵はがきとして印刷したものを記念品として頂いたことがあるんですよ。
若手のコーナーは、昔は40歳までだったのですが、だんだん人数が減って、今では50歳まで…ところが、それさえ風前の灯なんですけど…
信州人さんがもう少し若かったら投句して貰えたかもね…残念です。
<百歳の母へいつせい虫のこゑ>…
立派な挨拶句をありがとうございます。決して生意気なんて思いませんよ。
俳句は元々そういう挨拶のやり取りの部分があったのですから。芭蕉も旅をしては、必ずその地への挨拶句を詠んでいましたもの。
こういう挨拶句や弔句というのは、上手い下手やキャリアのあるなしでということはないので、誰が詠んでもいいのです。挨拶句なども練習するといいですよ。
<稲架掛の母を追ふ子の国訛>
これならよく分ります。「稲架掛の母」で稲架を掛けている母で通じますが、できればここは稲架掛やと切った方がいいでしょう。それで充分に分かりますから。
「刈田風」の句は、今のところはこれでいいでしょう。お疲れさま!(^▽^)
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Unknown (ちわき)
2021-10-04 01:38:10
ミルクさん、こんばんは!
ミルクさんも以前エッセー?いや詩だったかしら?…を書いて、何かの賞を貰ったと、確か読んだ記憶がありますが…。新聞に掲載されたのだったかな?
そんなミルクさんにお褒めの言葉を頂き光栄で嬉しい限りですよ。
いろんな人との出会いも楽しいです。このブログでも読んで下さる方、コメントやいいねを下さる方など、顔は分からなくてもどこかで通じていますよね。嬉しいことです。
じゃこれからもよろしく。(^_^)
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