今日も朝から雲一つない晴天。でも風がよく吹いてくれて、陰にいるととても気持がいい!ラジオ体操もみんな建物の陰で…イチ、ニイ、サン、シ…
実はいつもラジオ体操は8時20分からでしたが、夏休みの間は子どもたちが参加するため、21日より朝の7時になりました。これはラジオ体操のお世話をして下さっている方々が小学校の〝見守り隊〟をなさっているので、それが終ってからラジオ体操をしていたからなんです。
朝が苦手の私は、小学校の頃から殆どラジオ体操で皆勤賞を貰ったことがなく…最後の日に皆勤の人が貰うご褒美をいつも羨ましくて…確か6時30分から始まっていたような気がしますが…。だから8時過ぎなら自分にも続けられそう、なんてこの年になって始めたんですけどね。
でも、今なら目が早く覚めるから大丈夫…ということは、年を取ったということ?
しかし、8時過ぎに行っていたとき、以前書いたあの〝片蔭〟が7時前では道路いっぱいに伸びていて、倍ぐらい長いんですよ。考えてみれば当然のことなんですが…今まで気がつかなかった!
こんな当たり前のことに意外と気がつかず見過ごしていることって多いんですよね。これを実感させられたのが、まさに俳句だったんです。
初心の時には…いや、いやかなりベテランになっても…なんですよ。俳句は17文字しか使えないのですから、できるだけ省略を効かせて有効に使わなくては俳句の奥行きは出てきません。
雨は降るもの、風は吹くもの、花は咲いているから花というように、みんなに共通の認識があるものは、雨、風、花だけで十分伝わるのです。要するに〝分かっちゃいるけど〟つい、説明してしまうんですね。
例えば、俳句を初めて詠んだという人の、〈蟬鳴いて朝から暑い夏休み〉という句。作者は〝夏休みになって子どもたちも家にいるし蟬も朝から鳴いて余計暑苦しく感じたから〟と。確かにその通りで、蟬は太陽が昇ると一番に鳴きだしますし、夏休みは当然子どもたちは家にいる。575の定型にもなっているし…でも、これではわざわざ俳句に詠む必要もないでしょう。余情も何もないし。それに「蟬」も「暑い」も「夏休み」もみんな夏の季語なんですもの。要するに一般的な夏ということだけで何も映像化されないし、心に何も響いてこないからなのです。
これは夏休みの子ども俳句教室で作らせた小学生の…〈夏の夜花火があがりきれいだな〉という句と何ら変らないでしょう。花火は夏の夜に揚がるものだし、…きれいだからみんなが喜んで見るもの…だとすると、この句は〈花火〉だけで十分。子どもなら〈花火だな〉、大人なら〈花火かな〉で事足りる句ということになります。後は全部無駄…というより言わずもがなということなんです。
先ほどの句でも、例えば〈起きぬ子らの窓開けやれば蟬の声〉とでもすれば、朝も夏休みも、当然暑いということもみんな想像の域に入ってしまいます。下五を〈蟬時雨〉とでもすれば、かなり日が高くなって暑さが増したという感じも出るでしょう。だとすれば、季語は「蟬」だけで十分ということ。
このように誰もが分かっているはずなのに、なぜか俳句を詠むときは忘れているんですね。(笑) それで一生懸命説明をしようとするんです。だって雨が〝降っていたんですから〟とかその花が〝咲いていたんですから〟と。これでお分かりになったでしょうか。ほら、言ってるでしょう。〝不要不急〟は外に出ちゃだめなんだって!このことを是非覚えておくといいですね。
写真は、外流しに来て死んでいた虫。1センチ弱の玉虫のような綺麗な色をしていたので、何という虫だろうとグーグルレンズで検索すると…
Chrysolinaのfastuosaとしても知られ、デッドイラクサハムシ、の種であるカブトムシの家族からハムシで見つかった、ヨーロッパ、コーカサス北部トルコ。この種の長さは5.1〜6.9ミリメートル(0.20〜0.27インチ)の範囲です。C. fastuosaは、鞘翅の肩の帯の近くと縫合糸の近くで、緑または紫青の縦縞に変化する金色の輝きを持っています。時折、C。fastuosaの標本は完全に緑色または黒色になることがあります。(Wikipedia)
どう、同じでしょうか?違っていたら教えて下さい。
一世を風靡した
あれはと言うか青島の幸せ男が作詞した
分かっちゃいるけど やめられない
スイ スイ スーダラ と
面白かったな
永六輔からは友達じゃないと切り捨てられたが・・
>蟬鳴いて朝から暑い夏休み
>起きぬ子らの窓開けやれば蟬の声
手直しは面白いだろうな
生きてくるかな
植木等の〝スーダラ節〟…懐かしいですね。
そんな時代もあったっけ…これは中島みゆきの〝時代〟という歌の文句でした。
俳句の添削の本は昔から一番いい勉強になりました。
私もいつかは…ナンテ思ったかどうかは忘れましたが、この他人の句を自在に変化させて…自分ながらこれはいい句になってなんて、自己満足かも知れませんが…その味を覚えたら、スイ スイ スーダラ…と、やめられない!(^0^)