昨日22日は、二十四節気の一つの「大暑」でした。酷暑の時期を大小に分けてはじめを「小暑」、その後15日目が「大暑」となります。極寒の時期を小寒、大寒に分けるのと対です。
普通新暦の7月23日頃なのですが、今年は立春が1日早くなっていますので、22日だったのです。
兎も片耳垂るる大暑かな 芥川龍之介
この句については以前(2017年7月23日)のblogに書きましたので、よろしかったらそれをどうぞ。
さて、この大暑の中を、俳句を学びたいのでどこかへ連れて行ってほしいと、知人が中学生の娘さんを連れて来ましたので、それではどこか涼しいところで俳句も詠めそうな所は?と、探したところ、滝がいいだろうということで、於福(おふく)の水神公園の〝そうめん流し〟へ行くことにしました。もう一人友人を誘って、4人でさあ、Let'sGoです。
この於福というのは、山口県美祢市於福町というど田舎です。宇部から長門方面へ向けて国道316号線を1時間弱走り、道の駅おふくの前を左折。後は、看板通りに進めば、迷う事なく目的地に到着します。本当に何もないところで、帰りにJR美祢線の於福駅前を通ったとき、ここが於福の〝繁華街〟ですよねと友人が言うので、何もないところじゃないの、どこが繁華街?と…。本当にお店も何もない所なんですよ。でも友人が言うには〝郵便局や公民館があったから〟ですって…見れば確かにありましたが…。(笑)
そういう於福駅から歩けば15分ぐらいのところにある〝水神公園〟です。自然がいっぱい、特に水の流れが美しい自然公園で、公園内の水神の滝は、水神川に沿った山道の濃緑の陰に十余の滝をつくっていて、渓流涼景が美しいことで知られています。春は桜、秋は紅葉が水面に映って格別に美しい景観を作っています。今度は秋に来るといいかも。
また、夏には涼しい水音を聞きながらのそうめん流しが楽しめ、開催期間は、4月29日から9月第2日曜まで。ただし6月末までは日曜・祝日のみだそうです。
私たちは駐車場に車を置いて、そこからやや急な坂道を登って水神の滝まで…。11時過ぎでしたが、もう結構な人が来ていました。殆どが子ども連れか若い人たちでしたね。そういえば21日から学校は夏休みですし、この日は「海の日」の祝日だったんですものね。それで多かったのかしら。
そうめん流し一人前500円、これだけではちょっと足りないかなとおでん160円を追加しました。ズラーッと並んでいましたが、グループ毎に1レーンを確保してくれて、向こう側の席とはパーティションを張って接触しないようにしてありました。写真は暗かったのでボケました。ゴメンナサイ!私たちは手前の流れで食べたんですよ。
最初は1人前では足りないかも…なんて言ってましたが、とんでもない!もう食べきれないぐらいで…ビール腹ならぬそうめん腹でパンパンになってしまいました。聞くと一人前は2把だったそうですから。
その後滝の後ろにある水神社にお参りしてから、と見ると鳥居の中にまた小さな鳥居が…祈願成就の〝くぐり鳥居〟ですって。うわあこんな所くぐれないわよね~などと話していると、Mちゃんがくぐり鳥居に挑戦するって!エエッ、スゴイ!実をいうと今年中3の受験生なんですって…。若い!サスガですね。あっという間にくぐってしまいました。これで合格間違いなしねとみんなで拍手です。だったら今度は来年お礼参りに来なくちゃねと言いながら、下へ…
ここは乳守様とも呼ばれていて、祠の後の鍾乳石が乳のように垂れていて、その石からの水滴を飲むと乳の出がよくなると言われているそうです。
途中の東屋に来て、じゃあ腹ごしらえも出来たところで、句でも作りましょうかと…坐ったのはいいのですが…人が多いので落ち着きません。そこで道の駅おふくに行って、コーヒーでも飲みながらそこで勉強しようということに。
行ってみるとここもかなりの人出…於福ってこんなに賑やかな所だったっけなどと言いながら、良い具合にレストランに席を見つけて3人のミニ句会(?)をやりました。Mちゃんも中学で俳句をやっていて、夏休みの宿題は短歌を作るということで一緒に来たんですけど、とうとう眠くなっちゃって…ダウン(笑)
でも、後で有意義なお勉強が出来たんですよね。だから来てよかった?と聞くと、〝ハイ!〟ですって。よかった、よかった!
さてどんな句が出来たかは…内緒です。投句しなくちゃいけないんですからね。でも〝そうめん流し〟は7音で字数が多いから難しい!と。じゃあ〝滝〟の方は2音だからと言うと…今度は余ってしまって、これも難しい!と…
困りましたね。どちらも夏の季語ですし、この日実際に見たり体感したりしたことなんですから、それを素直に詠みましょうと言っても…でも、口で言うは易しですからね。まあ、頑張るしかないっちゃ!
ところで、今回初めて見たものがあるんですよ。最初はビックリして…雨蛙の赤ちゃん?と思ったのですが、同じ大きさのものが沢山いたんです。どれもみなMちゃんの小指の爪ぐらい…そう、1センチぐらいなんです。
家に戻って調べてみましたが…分かりませんでした。グーグルレンズではアメリカアマガエルと。でもこんなに小さいのはないですね。4センチ前後と書いてありましたもの。ご存じの方は教えて下さい。本当に可愛いんですよ。アマガエルのミニチュアのようです。
写真は引き延ばしましたので、ちょっと写りが悪いんですが…、でもネットの大きさで蛙の大きさも分かりますよね。こんなのがうじゃうじゃいたんです。
そうめん流しにくぐり鳥居、受験生のMさんにはとても良き思い出となったかと。
祈願成就となりますように。
お写真より・・・
滝音や母と昼餉を小半時
昼餉してくぐり鳥居の暑さかな
夕餉は冷そうめんにします。
毎日33~34度で、身の置きどころがないです💦
ちょっと外に出て、プランターの雑草を抜いていたら、
いきなり蜂の一刺しをくらい、激痛
あわててムヒを塗りました@@ 蜂も暑すぎてうっぷんばらし?
「メッセージ」表記されてますが、送ること出来ないですね~残念!
あと1歩です。gooの方へ、聞いて下さいね。
外に出ないでクーラーに引籠もりで…暑さが分からない!今日などは意外に風があって外が涼しそうでしたよ。
でも今はオリンピックで仕方ないかな。
早速詠んで下さってありがとうございます。
〈滝音や母と昼餉を小半時〉…
この場合定型にはなりますが、滝と昼餉の距離感が今一つ分かりませんよね。そういう時は「や」で切らないで、例えば次のようにすると…
〈滝傍の昼餉を母と小半時〉にしたらいかがでしょう?
〈昼餉してくぐり鳥居の暑さかな〉…
これも「…して」は使わない方がいい。〈昼餉後…〉とかで、でもなぜくぐり鳥居が暑いのかが知らない人には分からないでしょうね。くぐり鳥居というのも一般的には分からないようですが…。
そうなると行かなかった人にも状況を理解して貰うためには…まず要らない言葉を捨てて必要な語を入れることですね。
例えば〈大暑の日願掛け鳥居くぐりけり〉とすると少しは何のことか分かるのではないかしら。
笹巻きを教えに行って作っていましたね。粽のようなものかしら?
中華粽というのが竹の皮に包まれて、タコ糸で縛ってあります。それと縛り方が似てるような…ホント、一度食べてみた~い!
こちらも暑いのですが、このところ風が少しあって凌ぎやすいかな。
27日でしたよね。頑張って…というのもヘンだけど、祈っています。
ゆっくりオリンピックが堪能出来ると思えば…いいかも。(^0^)
メッセージまた勉強してみますからね。
昨日はあわてて名無しの投稿となってしまい、申し訳ありませんでした。
また、お忙しい中、ご指導いただき、感謝の念に絶えません。
信州蕎麦とみすず飴をお送りしたいです。
迷っていた脆弱な部分へご指摘をいただいて、頭を垂れております。
藤田師の型そのⅠは苦しいですが、デッサン力を磨く美大生のつもりでなんとか、続けています。
そうですね、俳句は座の文学とか。ちと勉強しました。
写真に頼っても独りよがりでは、次に繋げません。
つぶやきとそこが違います。頑張ります。
新しき籠にみっしり茄子の黒
名無しでもすぐに分かりましたから大丈夫ですよ。
信州蕎麦は分かりますが、みすず飴とは?
みすずというと、こちらではすぐに〝金子みすゞ〟を思ってしまうのですが、関係はないんでしょうね。
ちなみに金子みすゞは今では教科書にも載っている詩人です。
〈茄子漬けや夕日ごと飲む大ジョッキ〉…
豪快ですね!何だかビヤガーデンのような…だとすると、つまみの茄子漬けが家庭っぽいでしょう。ちぐはぐでは?
〈新しき籠にみっしり茄子の黒〉…
みっしりがどうかな?籠に茄子がいっぱいという意味なんでしょうからね。新しきもここでは却って邪魔ですからどんな籠かを描写した方が…
また茄子の黒もせっかくの穫れたて茄子のおいしさが消えますね。
常套的でも紺とした方が…
次から次に俳句ができて面白そうですね。頑張って下さい。
新聞配達が朝刊を入れて、その後寝たと
寝るが極楽、起きるが地獄と
勿論若かりし頃であったが、老人になってからは違うようだな
年を取ると寝るのも体力がいると
4:10:57か参ったな
人には色々であるな。ちわきさんの文章には枕が長い。枕とは本文とは関係ないな。小生も枕が長い。小三治などは枕で本を出しちゃった
今はオリンピック。あれも一種才能の世界だな。いや才能プラス努力にプラス運だろうな
以外に思ったから何となく文を走らせた
金子みすゞ
ずがわからないが、悲惨な運命だったな
長州の出だったな
俳句にも常套とか季語がある。世人には分からないが俳人には分かっている。金子みすゞは童謡とか詩人だったな
俳句と同様和歌にも常套言語がある。和歌では枕詞とか
曰く、ちはやぶる 神 とか、みすずかる 信濃だな
確か金子みすゞは誰かが発掘したな
俳句と和歌とは短歌とは違うとか
朝日歌壇で拝見したが、今は俳句と短歌の二刀流を見かけると
いや、ちわきさんも人の子
余計な事だが、小生は余談とか余禄が好きなんだな
悪しからず
小生も人の子だわ
オリンピックで生活のリズムが…といっても、日本での開催ですからおかしくなるはずがないのにと思うでしょう。
ところが、夜中に録画の放送があるんですね。
昼間のLIVEで見られなかった…特に金メダルなんかは見たいですもの。
そうなると次の日には寝不足で…早くに寝てしまって。でもしなくてはいけないことがあると夜中に目を覚まして…というパターンなんですね。
これが海外での開催になると時差での放送で、もっとヒドいことに。
ウィンブルドンや全米オープンなども、終るまで。しばらくは生活リズムが狂ってしまいます。
総合的に見れば睡眠時間は足りているんですけどね。
金子みすゞは仙崎の人で、ドラマにもなりましたから。亡くなってから50年以上経って詩が再認識されて一躍有名人になりました。
だから仙崎の生家跡に金子みすゞ記念館が建っています。
それにしても…〈いや、ちわきさんも人の子〉とは?
一体何の子の思っておられたのかしら。まさか… (^_^)
風の盆さんこそ誰の子でしょう?
ところで、オリンピックのスケボーで金の13歳、西矢椛ちゃん…驚きましたね。お父さんがインタビューで〝自分の子ではないみたい〟と言っていましたよ。きっと〝神の子〟なんでしょうね。あの男子の堀米選手のお父さんも言っておられましたよ。
みんなスゴイ!本当に…
風の盆さんが仰るように、〝才能プラス努力にプラス運〟、このどれが欠けても成し遂げられなかったかも。
あのまさかの内村航平選手や瀬戸大也選手、張本智和選手など番狂わせでしたもの。
〈以外に思ったから何となく文を走らせた〉とありましたが、何が意外だったのですか?
では、今日はこれでオヤスミナサイ!
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