ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

あなたは靴をいつ下ろします?

2019年02月08日 | 俳句

 今日は午前中はくもり。午後からは晴れましたが、気温はグッと下がって最高で8度、最低気温は2度です。またしばらく冬に逆戻り…いやまさにこれは「寒戻り」ですね。

  寒戻る寒にとどめをさすごとく    鷹羽狩行

 実際この句のように、今回の「寒戻り」で終りになればそりゃあ嬉しいのですが、そう易々とはトドメを刺されないのではと思います。でも、今日のY新聞には「桜の開花 来月19日 福岡・熊本一番乗り」の見出しで、日本気象協会が7日に、「今春の桜は全国的に平年並みか数日早くなると予想している。」と発表しています。全国で最も開花が早いのが福岡と熊本、次が22日の東京都心、23日名古屋市、26日が大阪市と続きます。へエ~ッ、これ本当なの?いつも東京が早いというのは思うんですが、それは大都会だから地熱などで温度が高いから?などと…。ワタシの頭の中では気候的に鹿児島とか宮崎、高知などの方が早いような気がしていたんですがね~。

 ところで、先日の句会で盛り上がった話があります。〈部屋歩き回りぬ靴を初買し〉の句が出て、これはお正月に靴を買ってもらった子が嬉しくて部屋の中で履いて回る場面ですよね。それで、私が〝新しい靴は午前中に下ろさないと履いてはいけないと、子供の頃言われていたけど皆さんはどう?〟と聞くと、みんな一斉に〝そう、そうです〟〝私も…〟と返事が返ってきました。Yさんなどは〝どうしても昼から下ろすときは下駄の裏に墨をつけて履いていましたよ〟と。ついでに、この句は言わなくても子供を連想しますよねと言うと、2人ほどが手を挙げて、〝いや私だって靴買ったら部屋で履いてみますよ〟と。でもそれは子供のように〝歩き回る〟ほどじゃあないでしょ?う~ん、いやそうかもね。しかし、それは履き心地を確かめるためでうれしくってというんじゃないの?etc.…

 しかし、これ全国的に言われていることなのでしょうか。もしかしたら西日本のほうだけ?みなさん教えて下さ~い。

 こんな話、他にもいろいろありますよね。例えば〝夜爪を切ると親の死に目に会えない〟とか〝霊柩車を見た時は通りすぎるまで息をするな〟とか。子供の頃はそれを信じて…私はいまだにです。(笑) でもこういう迷信?が日本人に根深く残っているので、節分の〝恵方巻〟のようなものを生み出したんでしょう。そしてすぐそれに踊らされるのも日本人…私もその一人ですが、エヘッ…。

 写真は、今日の雲…ふわふわと美味しそうな綿菓子みたいで、これは〝春の雲〟らしいでしょ!でも風は冷たかったんですよ~。明日からまた巨大な寒波が来る…北海道では-30度とか。こういうのは体験しないと絶対に分かりませんね。考えただけでオー寒!

 

 

 

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〝知らないことを知る〟

2019年02月07日 | 俳句

 もう春なのに寒そうな雪景色ではと…テンプレートを替えました。いろいろ見て春らしいのを、でも桜はまだ早過ぎるでしょ!このテンプレートのタイトルには「ナマケモノ」とあったので、これは私らしくていいなと思ったんですが、どこにもナマケモノがいません。代わりに青い鳥がとまっていて…でも、まあいいか~。一番気に入ったのは小さな「ラッパ」、よ~く見て下さい。ほら音が聞こえるでしょ!春の足音が…。

 昨日は一日どんよりとした曇り、それほど寒くはなかったのですが、なんだか鬱陶しい一日でした。健康体操の後気分転換にとリハビリへ…運動の梯子をしました。なんとリハビリは2月になって初めてでした。それで血圧(運動の前後に必ず測る)測ると、上は150以上、下も90以上とびっくりです。ああ、やっぱり…このところの運動不足と食べ過ぎに、ストレスもあるかも。運動後は10ほど下がっていましたが、それは当り前。普通今までは130~70の間でしたのに。そろそろ血圧の対策をしなくてはいけないのかしら?通院している病院では大丈夫でしたが、この血圧というのは状況によって違うし、時間でも…。以前高血圧になるのを心配して血圧計を買い一定の時刻に測定して、表をつけていました。その結果心配するほどではないが、心臓の薬を飲みなさいということで、今に至っています。まあ、今回はたまたまだと思いたい。これからはマジメにリハビリに行こおっと!その結果で先生に相談ということに。

 ところで、先日の節分の時近くの〝出雲大社〟へ行ったことを書きましたが、その時〝新発見〟をしたんです。何をかと聞きたいですか?でもこれ、私だけが知らなかったのかも…だとすると恥ずかしい!

 神社にお参りしたとき、普通「2礼2拍手1礼」でしょ。神社の拝殿の前にも「お参りの作法」として、大抵書いてあります。それがこの出雲大社では「2礼4拍手1礼」と書いてあったんです。びっくりポンですよ。何度もお参りしているのに…今にして気がつくなんて。皆さん知ってました? 

 調べてみると、その昔、日本の神社にはその神社独自の作法があったそうで、つまり、神社によって作法が異なっていたわけです。しかし、明治時代にこの作法が政府によって統一され、そのため現在多くの神社では、「2礼2拍手1礼」が基本的な作法となりましたが、一方では従来からのしきたりを残した神社もあったそうです。それが出雲大社を始めとする系列の神社や、以下のような神社なんだと。「新潟県の弥彦神社」「大分県の宇佐神宮」「東京都の桜神宮」など。また、伊勢神宮では四礼八拍手(八開手)などと言われますが、これは神宮神官が祭祀の時にのみ行う儀礼で、一般参拝者は普通の作法でいいんだそうです。

 へエ~ッ!なんにも知らずに参拝していました。どの時に願い事をするとか、拍手も両手を胸の高さで合わせ右手を左手より少し上にずらして打ち、なぜそうするのかとか、「拝」と「礼」の違いなど…。参拝に関することだけでもいろいろあって、知らないことだらけです。でも、何にでもそれなりの意味があるのだということはよく分かりました。

 あのノーベル賞を受賞された本庶佑先生も仰っていましたね。〝自分にないものを持っている人と出会うことが成長につながる〟とか〝何ができるかでなく、何が知りたいか〟だと。ということは〝知らないことを知る〟のは、人間の成長をうながすということ。だから恥ずかしくっても、これでワタシ少しは成長したかしら。どう思います?教えて~!

 写真は、この寒さの中でも咲き続けていた〝ユリオプスデージー〟。南アフリカ原産のキク科の花で、9月末から5月末頃まで半年以上も咲き続ける花で、花のない冬は重宝します。これは、1月30日に撮ったのと後2枚は去年の11月1日のものです。この11月のはまだ生き生きしていますが、最近のはやはり葉が霜などで傷んで、くたびれていますね~。もしかしたら水が少ないのかも。

 

 

 

 

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これ、春の雲?

2019年02月05日 | 俳句

 今日は朝から晴れて気温も13度と暖かでした。何だか立春と聞いただけで気持まで軽くなったような…。でも、お彼岸までにはきっと2,3度は寒くなるときがあるでしょうね。だって「寒戻り」とか「冴返る」「余寒」という季語があるのですから。

 午後からは俳句教室。余りの暖かさにコートを着ずに行ったら、終って帰る時は曇、やっぱりぞくぞくっとしました。空を見るとナントもいえない雲が一面に…宇部は夜から明日に掛けて雨とか。だからなのでしょうか、最低気温が8度と。でも山口県の最低気温は0度になっているんですよ。

 今回の兼題は「雪晴」、もちろん冬の季語。〝去年は雪が積もったけど今年は…〟と、兼題が難しかったというので、〝誰が出したのよ~〟というと、ご本人でした。(笑)

 最高点が2句あって、これはどちらも〝メイ句だね~〟というと、みなびっくり。〈雪晴の光飲み込む山の峰〉と〈雪晴の滑走路ゆく牽引車〉の句。前句を採った人の弁、〝大きな山の景が見えて光飲み込むがよかった〟と。〝山はどんな様子なの?〟〝雪で真っ白…〟〝では太陽が当たったらどんなかしら?〟〝反射して眩しい…〟〝?…〟他の人も???〝そうですね、ほら~迷句でしょ〟というと大笑い。ちなみに、この句は「山の峰」まで言わなくても「峰」だけでOKだもんね。後句の方は〝名句よ〟と言うと、作者はポカ~ンとして、〝ほんとに信じていいんですか?〟と。(笑)

 これは困った!たまに誉めると本気にしてもらえないんです。でもこの句は正真正銘の名句。〝雪晴の飛行場がよく見えますね。当然滑走路は雪掻きしてあるでしょうが、他は真っ白。そこを牽引車が…〟〝これは羽田のような都会の飛行場でしょ。宇部空港ではどうも…〟というと、作者すかさず〝帰国して成田空港へ降りようとしたとき、空港が雪でしばらく待たされて、上空を旋回していたときに見たんです。滑走路を牽引車だけが走っていて…〟と。やっぱり実際に見た景と想像での景の違いでしたね~。

 といってもいつもいつも実景を見て詠むというわけにはいきません。だから見れるときにはしっかりと目に焼き付けておかないと。雪などはこちらではなかなか見れませんので難しいのですが、何でも出来るだけ見たり、聞いたり、体験したりと…これが〝俳句の肥やし〟になりますからね。頑張りましょう! 

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〝もう立春!〟

2019年02月04日 | 俳句

 エエッ、今日はもう2月4日、〝立春〟ですよね~。一体ワタシ…何をしていたんでしょう。2月のブログをまだ一日も書いていません。ここ最近はこんなに書かなかったのは珍しいですよね。決して病気ではありませんので、もし心配して下さった方がいらっしゃったら…ゴメンナサイ!

 実は近江八幡から帰ってきて、疲れてしまって何もせずにボーッとしていたんですよ。う~ん、書く気が萎えた?のかも…。だって行った日は雨にさんざん降られたし、次の日は雪ですもの。そのうち日が照り出しましたが…だから書くことも俳句の句材も何でもありなんですけど、さっぱり何も浮かんできません。

 最近はどこかへ出かけると、帰ってから元のペースに戻すのに時間がかかります。やはり歳を取ったと言うことでしょう。若いときは一晩寝ればすぐに次に移れたんですが…もう徹夜が出来なくなったのと同じですね。だから中2日は休まないと…あ、いやいや投手並みに中4日かも…。(笑) 近江八幡の写真いろいろ撮ってきましたが、それはまた気が向いたときにでも…。

 ところで、昨日は〝節分〟。もちろん神社に行って来ました。八幡様は人が多いので今年は行くのをやめ、義母と一緒に近くの「出雲大社」へ。ここは人が少ないし、お参りをした後の接待の甘酒もおいしい。さらに豆を買うとその袋の中にくじが入っていて、それもタノシミなんです。我家はいつもくじ運がないので…と思ったら、ナント3等!それも今まで当たったことのない主人にですよ。おばあちゃんも5等でティッシュ1箱。ワタシだけがスカでした。悔しい!さてさて3等は何?あれ、結構大きなものです。見るとワインでした。ああそうなんだ、出雲は島根県、それで〝島根ワイン〟…、でもこれ100円のくじ1本ですからね!1等は何なんだろう?当たってみたい!エッ、欲張りには当たらないって…ハイ、ゴメンナサイ!

 それから今度は中津瀬神社へ。午後から雨という予報がしっかり当たり、でも小雨。ここではいつもの〝福あめ〟のくじです。主人は先ほど当たったので気をよくしたのか、1本150円するのを10本も買ったんですよ。昔から〝柳の木の下にいつも泥鰌はおらぬ〟というけど、ホントなんですね。1本も当たらず…、今までこんなこと一度もなかったと、主人はくさっていました。私は5本買って2本〝大福〟、おばあちゃんも5本買って〝お買い物券〟(1000円)が当たりました。やっぱり神様は公平ということなのかしら…。

 ここまで書いて…また寝てしまいました。〝今年は春から〟…いいことなさそう。写真はそのワインと福あめです。 

 

 

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