ここ数日で暖かい秋から一気に冬に突入しました。雲の形、色、低さ、雲間から差し込む陽の光。冬の訪れを感じさせます。
松江の宍道湖東岸、袖師町の夕日スポットの風景です。日没の2時間前なので誰もいません。
西風が冷たく激しく吹きつけ、湖面は波立ち茶色に濁っています。この色は波が湖底の泥を巻き上げているために生じる色で、宍道湖の塩水と淡水を攪拌し、宍道湖独特の生態系を維持するのに役だっているそうです。
太陽を追いかけるように、国道9号線を松江から斐川方向に走りましたので、来待あたりで日差しに近づきました。
太陽を追いかけると、斐伊川の西代橋で日没近くになりました。出雲ドーム、大社町あたりに日が差しています。光の色はすっかり夕日色。
結局、日没の寸前、雲間から太陽が一瞬の輝きを見せてくれました。川面に一筋の光の道が現れます。
Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
山陰の冬はこれからです。