神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

雪の荒神谷史跡公園

2012年02月19日 18時25分49秒 | 日記

 早朝、布団の中でまどろみながら、新聞配達の音で目が覚めました。普段の配達は朝5時過ぎなのですが今日は6時半頃。配達の車の音、配達員の足音がいつものアスファルトとは違います。雪を踏みしめる音。

 障子を開けると積雪30センチくらい。斐川町では大雪です。今日の日曜日、どこかへ撮影に出掛けようかと思い巡らしていましたが、この雪ではお出かけは無理そう。朝食を済ませ家の周囲の雪かきをしていると雪は止み、青空も見えます。道路の雪も溶け始めています。

 という訳で、近場の荒神谷史跡公園に行ってみました。

 ここには竪穴式住居が再現されています。茅葺屋根に積もる雪景色の投稿写真をどこかで見た記憶があります。公園に着くと車が何台か止まっています。カメラマンの先客かしらと思いましたが、意外と家族連れ。普段は芝生になっている斜面でソリやスキーで遊んでいました。

 古代住居の廻りには足跡がありません。絶好の被写体です。周囲をひと回り、色々な角度から撮影します。





 鰐淵寺に比較して色彩がありません。モノクロ写真のようです。寒々とした雰囲気がいい感じです。

 古代住居のあとは隣のツバキの森も行ってみました。いつもながら綺麗に咲いているツバキはありません。赤いツバキ、白い雪、緑の葉、色としてはいい取り合せなのですが、なかなか良い被写体が見つかりません。その中で見つけたワンカット。


 梅の木でしょうか、蕾が膨らみつつあります。春の足音が微かながら聞こえて来るようです。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 雪景色は露出の取り方が良く判りません。いつもどおりの絞り優先オートですが、今回はプラス方向3段の露出ブランケット(0、+0.5、+1)の設定で3コマずつ撮ってみました。アクティブDライティングは「ON」です。パソコンのディスプレイで見ると、+0.5の条件が丁度いいようで、雪面が白く、なおかつ凹凸を描写できています。ブログに採用しました。