神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

猛暑の奈良・京都~35年ぶり修学旅行?~第2日目

2013年08月17日 05時00分00秒 | 旅行

 奈良・京都旅行の第2日目です。

 本日最初の訪問地は金閣寺。正式名称は鹿苑寺。混雑するであろうとの予想のもと、朝一番に行きました。天候は昨日と同じ快晴猛暑。駐車場に着くとまだガラガラ。気合を入れて車外へと出ます。

 今日のレンズは標準ズームです。

 おなじみの風景。太陽に照らされて金箔の輝きが目に眩しいです。こちらも35年前は金箔が剥がれて古めかしい味わいがありましたが、今回は新品の世界遺産・国宝文化財です。




 背景の山に送電線、ビルなどの人工物がありません。景観保全に注意が払われています。素晴らしい。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 次は石庭で有名な龍安寺。ここの駐車場は2時間無料。助かります。靴を脱いで内部へ。


 庭を望む縁側にはすでにたくさんの観光客が座っています。各々、瞑想にふける人、じっと見入る人、ひたすらシャッターを押す人。これは私のこと。


 連日の暑さで石の周囲の苔が茶色く変色しています。






 カエデの緑は一服の清涼といった感じ。


 池には睡蓮が見られました。望遠ズームを持ってくればよかったと思う気持ちは暑さで失せています。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 最後の訪問地は銀閣寺。本当の名は東山慈照寺だそうです。時刻は11時を過ぎ、観光客の車が周囲道路にあふれています。もともと駐車場は少ないようで、偶然にも空いていた民間駐車場に車を預けました。清水寺と同様に登り坂の参道に土産物店が軒を並べ、観光客で溢れかえっています。

 拝観券の売り場の行列。この通路が俗世界と浄土世界の境界になるそうで、生垣、竹垣、石垣が美しい直線を描いています。




 境内に入ると黒と白。金閣寺とは異なる質素な観音堂です。


 砂を盛った銀沙灘や円錐台形の向月台が描く幾何学模様と寺院建築の不思議な世界です。


 庭園の中心にある池の周囲、背景の山を順路に従って散策します。




 涼し気な画を撮りました。


 散策路の上部からは庭園の全体像が見られます。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 銀閣寺を後にして、四条河原町へ。お寺めぐりから一転、大都会の喧騒と雑踏。百貨店と商店街アーケードに人の波があふれています。ここからは家族分散して自由行動。私は前々から行ってみたかった錦市場へ。

 京都庶民の台所をイメージしていましたが、ここも観光客でいっぱい。それも、半分以上が外国人のようです。コンパクトカメラを持ってくればよかったけれど、暑さで写す気力がなく、人の顔が映り込むと面倒なのでひたすら見物客になりきって、京都名物の漬物や八つ橋、乾物、お茶など、試食・試飲で楽しみました。

 私のおみやげは写真と筋肉痛だけ。