梅雨が開けましたが、天候は夏らしくカラリと晴れてはくれません。空気が重いです。
7月は仕事が忙しく、月末になってちょっと一息。久しぶりのひとりドライブです。往復300km、岡山県高梁市の吹屋に行ってみました。行きはおろちループ橋を通って、東城を経て、吹屋へ至ります。
吹屋は石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続きます。江戸末期から明治にかけ、ベンガラの生産で得た利益で、吹屋の長者達が後世に残した文化遺産です。
豪商が財力を活かして建てた豪邸はいくつもありますが、吹屋は個々の屋敷が豪華さを纏うのではなく、旦那衆が相談の上で町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたという点に特徴があるそうです。
昭和52年には文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けました。
Nikon D700 + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
Nikon D700 + Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 35mm F2
郵便局は現役で使われています。
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路面はアスファルトではなく、吸水性の砂利が固めてあります。
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蔵にも意匠が凝らされています。漆喰のなまこ壁の造形が見事。
Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 35mm F2
軒下にもさり気なく大工のセンスが見えます。
馬をつなぐ金具だそうです。
Nikon Df + Nikon Ai Nikkor 35mm F2
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