神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

一足遅れの可部屋集成館の紅葉

2011年12月04日 14時34分36秒 | 日記

 出雲地方の紅葉スポットといえば鰐淵寺、立久恵峡などがありますが、私のお薦めは奥出雲町の可部屋集成館・櫻井家庭園です。
 大銀杏の金言寺からは西方向に山をひとつ越えた上阿井という所です。南側は広島県になります。


 ここはたらら製鉄で財を成した櫻井家のお屋敷で、山深い峡谷に京都の高野山から移植されたというモミジが見事です。毎年秋になると撮影に出かけるのですが、今年は新しいレンズを抱えての撮影です。西向きの開いた谷の渓流沿いにありますので、光の具合としては午前中はダメ。お昼以降の午後がお薦め。でも、3時以降は西側の山影になって光が当たりません。お天気は運任せ。

 渓流沿いの道端から撮影しますが、頭上のモミジは逆光になりますので今年購入したNikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)は鮮明な像を撮してくれるはずです。ただ、昨日の雨でだいぶ葉が落ちて、ベストシーズンを逃してしまった。それでも所々に雨で濡れた紅葉が輝いています。





 モミジには背景に川の水が似合います。そういえば鰐淵寺も渓流沿いにあります。



ここまでNikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 太陽が当たっているともう少しコントラストのはっきりした画像が得られたかもしれませんが、薄曇りでフラットな光線が当たっていますので色も冴えません。

 この1枚は5年前、始めて可部屋集成館を訪れた時の撮影。ネガフィルム撮影です。

これはSIGMA 28-70mm F2.8 EX ASPHERICAL DFで撮影
 スキャナーの性能上少しピントが甘いですが、フィルム独特のしっとり感も悪くありません。