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陰陽離合論篇 第六 第一節 語句の意味 訳

2010-07-04 08:33:21 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 2 陰陽離合論篇 第六

第一節

原文

 黄帝問曰。余聞、天爲陽、地爲陰。日爲陽、月爲陰。大小月三百六十日成一歳。人亦應之。今三陰三陽、不應陰陽。其故何也。

岐伯曰。陰陽者數之可十、推之可百、數之可千、推之可萬。萬之大不可勝數。然其要一也。

語句の意味

數=数える

推す=推し広げ演釈する。

其の要は一なり=意味は次のようである。陰陽に従って推しはかり説明すれば、もとより十、百、千、万から数えきれない数にまで至る。しかしまとめていえば、すべての考え方も対立と統一の陰陽の原理の外には出ない。そこで呉崑(1551-1620?)は「其の要は一陰一陽にもとづく」という。東洋学術出版社陰陽離合論

黄帝が申されました。私は次のように聞いている。

天は陽であり、地は陰である。日は陽であり、月は陰である。

日月の運行は大の月と小の月があり、三百六十日で一年となる。

人も亦同様に之と応ずると。

今人体の三陰三陽と、天地の陰陽が一致しないがなぜであろうか。

 

岐伯が答えて申し上げました。

鍼灸医学大系 陰陽者數之可十、推之可百、數之可千、推之可萬。萬之大不可勝數。然其要一也。

 「易に一陰一陽之を道というと示されて居ります如く、陰陽というものは単なる有形的な固定的なものではなくて、無形的な宇宙の法則であります。

其の運用は、あらゆる万象を網羅し無眼に発展するものでありますから、之を数えて見れば十となることもあろうし、又それを類推すれば百ともなります。

更に数えて千ともなり、更に類推すれば万ともなるでありましょう。

万というような大なる数以上、まだまだいくらでも数えきれぬ程の大きなものとなる如く、陰陽の変化組み合わせというものは、限りのあるものでありません。

然しその要道は一に帰することができるのであります。

つまり宇宙間に存在する凡てのものの発展過程中の対立、そしてその調和統一というものは、一つの道理原則によりて動いているものであって、さきに述べた易の一陰一陽之を道というということになるのであります。」

 

東洋学術出版社 陰陽者、数之可十、推之可百。数之可千、推之可万。万之大、不可勝数、然其要一也。

「天地陰陽の範囲は、それを極限まで推し広げてゆけば、おおよそ宇宙間に一切の相い対する事物と現象は、すべて陰陽を用いて代表させ説明することができます。

もし陰陽の原理を用いて推し広げ説明すれば、十から百に至り、百から千に至り、千から万に至り、さらに推し広げられて無限の数にまで至ります。

にもかかわらず全体の考え方の上では対立と統一の陰陽の原理の外に出ないのです。

 

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