おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
クラシエ薬品の資料を掲載します
不妊症-3・・・西洋医学的解説②・・・
妊娠を行うには排卵し、受精し受精卵の輸送を行い、着床をする必要があります。
これらのうちどれかが障害されると女性因子による不妊症となります。
内分泌・排卵因子、卵管因子、子宮因子にわけて考えると理解しやすい。
頻度として最も多いのは卵管因子によるものです。
□内分泌排卵因子
これらの異常は無月経など月経異常を伴うのが一般的です。
視床下部下垂体系の異常、高プロラクチン血症、多嚢胞性卵巣症候群、早期卵巣機能不全、黄体機能不全などが知られています。
続発性無月経は非常に頻度が多い疾患であり、特に視床下部性のものが多い。
原発性無月経は極めて稀です。
□卵管因子
卵管が原因となるものとしては、卵管留水腫や卵管間質部の閉塞が知られています。
卵管留水腫はクラミジア感染症によっておこる、卵管采、卵管采周囲の癒着です。
卵管間質部閉塞は子宮内膜症やクラミジア感染症などで反復炎症にいたった結果として起こります。
これらの障害がおこると卵子、精子の輸送や相互作用が阻害され不妊にいたります。特にクラミジア感染症は不妊症にいたるまで無症候であることが多く注意が必要です。
クラミジア感染症はまれにフィッツヒューカーティス症候群という肝周囲炎を起します。
若年女性の上腹部痛の鑑別として重要です。
また不妊症にいたらなくとも炎症によって卵管の輸送能が低下すると子宮外妊娠も起こしやすいので注意が必要です。
□子宮因子
殆どが子宮の形態異常です。
子宮奇形、子宮筋腫、子宮内膜症、アッシャーマン症候群などが知られています。
免疫学的異常として子宮頸管に抗精子抗体が存在することがあります。
この場合はヒューナーテスト(2日間禁欲し、性交後に頸管粘液を採取し運動性のある精子が10個以上あれば正常である)を行い頸管粘液と夫精子の相互作用を評価します。
性交せずに評価するには頸管粘液を採取し、精子が頸管粘液に進入するのかを調べる方法も存在します。
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