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黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五 第二節 語句の意味2

2011-11-24 09:38:35 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 玉版論要篇 第十五

 

第二節

脈短氣絶死。病温虚甚死。色見上下左右、各在其要。上爲逆、下爲從。女子、右爲逆、左爲從。男子、左爲逆、右爲從。易重陽死、重陰死。陰陽、治在權衡相奪、奇恆事也。揆度事也。搏脈痹躄、寒熱之交。脈孤爲消氣、虚泄爲奪血。孤爲逆、虚爲從。行奇恆之法、以太陰始。行所不勝曰逆。逆則死。行所勝曰從。從則活。八風四時之勝、終而復始。逆行一過、不復可數。論要畢矣。

 

語句の意味 2

易=うらない。交換する。変更する。改める。やさしい。

重陽=古人は男を左、女を右、また左を陽、右を陰にあてている。

ゆえに男子の病で病色が顔の左面にあらわれることを重陽といい、逆証に属する。

逆証=病状が一般的規則に従わず突然変化して悪化することで、合併症も含まれる。

逆証=病状が一般的な規律に従って発展せず、突然厳重な変化をきたして、悪化の傾向を示すもの。

重陰=病色の重陰について。古人は男を左、女を右に分け、左は陽、右は陰であるので、女子の病色が面の右にあれば、これは重陰であり、逆証に属する。

陰陽反作=陰と陽が本来の性質とは反する働きを示すこと

 

陰陽応象大論篇第五第二節

清氣下に在るときは則ち飧泄(ソンセツ)を生じ、濁氣上に在るときは則ち(しん・月に眞)脹(シンチョウ)を生ず。此れ陰陽の反作、病の逆從なり。

H22326

黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第二節 訳

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黄帝内経素問 ② 陰陽應象大論篇 第五 第二節 語句の意味

 

飧泄=下痢をする疾病の一種

しん脹=上腹が腫れる症状である。これは脾が健全な働きをしなくなって、消化不良をおこしたものである。

権衡=ケンコウ・はかりの分銅(フンドウ・おもり)と、さおばかりのさおと。つりあい。星の名。

権衡相奪にあり=「バランスが失われたという点にある」ということ。鍼灸医学大系

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