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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第二節

2013-11-06 10:19:59 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第二節

(原文)

 帝曰。有病身熱。汗出煩滿。煩滿不爲汗解、此爲何病。

 岐伯曰。汗出而身熱者風也。汗出而煩滿不解者厥也。病名曰風厥。

 帝曰。願卒聞之。

 岐伯曰。巨陽主氣。故先受邪。少陰與其爲表裏也。得熱則上從之。從之則厥也。

 帝曰。治之柰何。

 岐伯曰。表裏刺之。飲之服湯。

(訓読)

 帝曰く「身熱を病む者あり。汗出でて煩滿す。煩滿すること汗のために解けざるは、此れ何病と爲すか」と。

 岐伯曰く「汗出でて身熱する者は風なり。汗出でて煩滿解けざる者は厥なり。病名づけて風厥と曰う」と。

 帝曰く「願くは、卒に之を聞かん」と。

 岐伯曰く「巨陽は氣を主る。故に先づ邪を受く。少陰は其れと表裏を爲すなり。熱を得るときは則ち上って之に從う。之に從うときは則ち厥するなり」。

 帝曰く「之を治するにはいかにするか」と。

 岐伯曰く「表裏之を刺し、之に服湯を飲ましむ」と。

 

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