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黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三 第三節

2013-11-09 09:28:34 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 評熱病論篇 第三十三

第三節

(原文)

帝曰。勞風爲病何如。

岐伯曰。勞風法在肺下。其爲病也、使人強上冥視。唾出若涕、惡風而振寒。此爲勞風之病。

帝曰。治之柰何。

岐伯曰。以救俛仰。巨陽引精者三日、中年者五日、不精者七日。欬出青黄涕、其状如膿大如彈丸。從口中若鼻中出。不出則傷肺。傷肺則死也。

 

(訓読)

帝曰く「勞風の病を為すはいかん」と。

岐伯曰「勞風は、法は肺下に在り。其の病たるや、人をして強上し冥視せしむ。唾出づること涕の如く、風を惡みて振寒す。此れを勞風の病と爲す」と。

帝曰く「之を治するには、いかにするか」と。

岐伯曰く「以て俛仰を救(とど)む。巨陽精を引く者は三日、中年の者は五日、精せざる者は七日。欬して青黄の涕を出し、其の状膿の如く、大さ彈丸の如し。口中若しくは鼻中より出づ。出でざるときは則ち肺を傷る。肺傷れるときは則ち死するなり」と。

 

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