おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
うみのせい 2013 冬 海の精クラブ より 一部前後します
減塩ってどうなのだろう?!1
「塩と健康」について新連載です。まずは「減塩」について数回にわたって考えてみます。
高血圧の原因は塩なの?!1-3
広まる減塩信仰!
日本では成人の三人に一人、高齢者の三人に二人が高血圧と診断されているそうです。高血圧は、動脈硬化から脳卒中や心臓病につながりやすく、高血圧の予防は国民的な課題と考えられています。
とくに高齢者の医療費の32.6%は高血圧とその結果である病気(高血圧症、脳血管疾患など)で、子どものころから高血圧にならないような生活習慣を身につけるようにと厚生労働省のホームページにあります。
その生活習慣病には、肥満解消や適度の運動も挙げてありますが、先ずは塩分を減らすことが一番目にあります。
厚労省の定めた一日の塩分摂取目標値男性10g未満、女性8g未満、高血圧患者は6g未満。
この考えは広く行き渡っていて、保健士さんの健康指導といえば減塩です。スーパーの食品売り場には減塩調味料や減塩食品が並び、インターネットでは減塩レシピや減塩料理本が簡単に検索できます。
たしかに病気で塩分調節能力が機能していない方の場合、減塩は人用なことでしょう。
でも日頃、健康に暮らしている人まで、血圧が「正常値」と呼ばれる値を越えているからと「減塩」をする必要があるのでしょうか。
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