子どもの変化には、「あっ」と変わるものと、
「徐々に」変わっていくものがあるように思います。
「あっ」というのは、約1年程度。
「徐々に」というのは、数年かけて。
この「徐々に」を捉えられる大人が
今、少なくなってきているのではないかと思います。
かっぱらぱ編集室をやっていると、
小学1年生の入り立てには、字もろくに読めなかった子どもが、
2年生になる頃には驚くほど上手に字が読めるようになっていたり。
低学年の時には引っ込み思案だった子が、
高学年になった頃には、しっかりとした自分を持っていたり。
わんぱく坊主だった子どもが、
6年生になるとリーダーシップを発揮していたりなど、
一人ひとりの子どもたちが、成長していく姿が本当にまぶしく感じられます。
今、ダメな子でもその子が成長していく中で大きく変化していく可能性があります。
その可能性を育てられるかられないかは、周囲の大人の力量にかかっているのではないでしょうか。
子どもを見る時、長期的な視点を忘れないで欲しいと思います。