ねこじゃらしを写したつもりでしたが…
今日で、夏休みに予定されていた小学校2校、
中学校2校での講話が全て終わりました。
ちょっとホッとしています。
何だか、人前で話すことに年々緊張するようになってきました。
なんて…、以前からも緊張していましたが(笑)。
でも、どの学校でも先生たちにとてもよくしてもらって、
本当にありがたいな~と思います。
今年は3校の学校で、先生の自己分析をやらせてもらいました。
今までは、児童・生徒への対応の仕方などが主な講話の内容でしたが、
今回、純粋な心理学を講話の内容に選んだのは、
講話を依頼してくれた中学の校長先生の要望からでした。
今の時代は昔と違って、『先生』というだけで生徒が慕ってくれたり
言うことを聞いてくれる時代ではなくなりました。
また、家族や地域が機能しなくなっていく中で、
子どもの周りに身近な大人の存在が少なくなっています。
そのため、大人のモデルとしての先生の役割も大きくなっています。
自己分析をすることで、
先生としての自分や本来の自分自身の魅力に気づくことができ、
またそれと同時に自分をコントロールする力を身につけてもらい、
学校生活を先生にとっても生徒にとっても
より良いものにしていって欲しいと考えます。
講話の時間は、学校によって1時間から2時間半。
長いところでは、存在認知や動機づけ、認知行動療法による行動改善の方法、
傾聴のワークなども取り入れて行いました。
しかし…、
前回に引き続き今日も、講話が終わった瞬間、
独特の温かい空気を感じました。
今日は特にいつもいっている中学だったせいもあるかもしれませんが、
先生たちのこちらを見る目でしょうか…
何とも言えない温かい雰囲気に包まれて、
良い気分になってしまいました。
人と関わる仕事をしている人たち独特のかもし出す空気感とでもいったらいいでしょうか。
うまい表現が見つかりませんが、
年々、『先生』という人たちが好きになっていっている自分がいます。
自分も少しずつ自然体でいられるようになってきました。
スクールカウンセラーになって、8年目の夏です。