団地夏祭りでの子どもたちの和太鼓の演奏風景
昨日、地元の宗像神社太鼓保存会に所属している子どもたちと共に、
老人ホームに和太鼓の演奏に行ってきました。
子どもは、下は幼稚園の年長から、上は小学6年生まで。
夏休みの平日ということもあり、旅行に行っていてでられない子もいて
子どもは全部で7人。
そのうち、上手に叩ける子が4人ということもあり、
本番でうまくできるか心配もありました。
老人ホームは山の中にあります。
時間になり会場に行ってみると、おじいさんやおばあさんが60人位(?)見に来てくれていました。
1曲目は、今回初めて舞台を踏む年長の男の子がリーダーです。
緊張しながらたどたどしく太鼓を叩き始めるのですが、
おじいさんやおばあさんにとっては、そのようすがかわいらしく見えるのか、
みんな優しく応援してくれます。
何曲か叩いていたら、太鼓のリズムに合わせて手を叩く人や、
涙を流すお年寄りまでいて…。
子どもの後に大人が叩いたのですが、
みんな「おぉ…」と、その迫力に驚いてくれたのがまたうれしくて。
大人の後に、もう一度子どもの演奏が見たいとリクエストをもらい、
再度子どもたちが2曲を演奏して、舞台は終了。
宗像神社太鼓は保存太鼓なので、どちらかというと地味な太鼓です。
市の太鼓の団体が一同に集まるときなどは、創作太鼓の迫力に負けてしまいそうになりますが、
私は結構、この地味な太鼓が好きです。
お年寄りにもリズムがわかりやすくて良いのかな。
みんなとっても喜んでくれたし、子どもたちが間違っても愛嬌で済ませてくれるし。
ちょっと心が温まるひとときでした。
ずっと昔から変わらないものには、やっぱり何か人を引きつけるものがあるのでしょうね~。