今日は、久々に午後出勤なので、少し落ち着いて過ごしています。
土曜日に東京に試験に行った翌日、
地元で、『寒桜祭り』がありました。
商工会が主催で、毎年たくさんの屋台が出てにぎやかに行われます。
そこで、今年もオープニングを頼まれて、和太鼓を演奏しました。
オープニングでの司会者のトーク
演奏を待っている子どもたち
入ったばかりの小学1年生の男の子は、その日が初披露の日でした。
初めは無口で大人しい子だと思っていましたが、
2~3日前に本番のための法被を分けているとき、
「法被は自分でたたむんだよ」と声をかけたら、
急に「しらね~よ」と生意気な言葉を言ってきました。
驚いたのと同時に“ムッ”と来た私は(おとなげがありませんが…笑)、
「その言葉づかいは何?」と、きつく返しました。
彼は驚いた表情を浮かべていましたが、
さらに「あやまりなさい」と声をかけました。
でも、素直に謝ることもなく、母親の元に逃げていきました。
母親も困った表情で「あやまりなさい」と本人に言いましたが、
そのまま黙っていたので、
「自分のものは自分で管理するんだよ」と声をかけ、
その日はそのまま帰しました。
当日になってやってきた彼は、案の定、私のようすをうかがっています。
こんな時には、「今日は初披露だから、がんばるんだよ」と
何もなかったように笑顔で声をかけるのがコツです。
彼に少し安堵の表情が浮かんでいました。
演奏終了後も、「よかったよ。よくがんばったね」と声をかけます。
彼は、前回とは打って変わって
「ぼく、冷凍ミカン(演奏曲)好きだよ」と話しをしてきました。
「そうなんだ。上手に叩けてたね」とまたほめてあげます。
今の子どもたちは、わざと生意気な言葉を使ったり
変な言葉を使ったりしているわけではありません。
その時その時、相手によって言葉を使い分けるということを知らないだけなのです。
大人がきちんと接してあげて修正してあげることで、
子どもたちは「言葉の使い方」を学んでいくことができます。
初めが肝心。
子どもたちと良い関係をつくっていってくださいね(^^)。