先日、仕事で行っている学校の校長先生に、自分(スクールカウンセラー)の紹介文を書いて欲しいと言われたんだ。
そこの学校は、相談してくれる人がとっても少ないんだよ。
学校によっては、先生や保護者がよく相談に来てくれたり、
子どもたちにも積極的にカウンセリングを勧めてくれるところもあるんだ。
でも、いくつか行っている学校の中には、
まだまだ「カウンセリングは特別な人が行くところ」と考えている先生が多くいたりするのも事実なんだ。
日本は、カウンセリングに行くという文化がまだまだ遅れているから、
相談に行くこと自体敷居が高いのかもしれないけど、
「心」も「からだ」と同じ。
「からだ」が疲れたらマッサージに行くように、「心」が疲れたらカウンセリングに行けば良いんだよ。
実は、そのくらい気軽に利用できるものなんだ。
学校で書いた案内文は(生徒と保護者と両方に向けて書いたよ)、
「カウンセリング」は、健康な心を持った人が、困ったり悩んだりしたときに、気軽に相談する場です。
医療で言うなら近所の内科医。スクールカウンセラーは、あなたの「ホームドクター」として学校に存在しています。
相談内容は、友だちとの関係や家族のこと、勉強、将来のことなど何でもOKです。
先生を通して気軽に申し込んでくださいね。
保護者の方も心配なことがあれば相談していただけたらうれしいです。お待ちしています。
(以上)
もちろん、カウンセリングがへたくそなカウンセラーもいるから、
「これはダメだ」と思ったら辞めれば良い。
でも、本当に分かってくれる人に出会えたら、きっと心がずっとずっと軽くなると思うよ。
きみの学校のスクールカウンセラーはどんな人なんだろう。
会ってみても良いと思えたとき、勇気を出して会ってみてね。(^^)