かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

老人ホームでの和太鼓演奏

2011-08-12 22:08:47 | つれづれ

 団地夏祭りでの子どもたちの和太鼓の演奏風景

昨日、地元の宗像神社太鼓保存会に所属している子どもたちと共に、
老人ホームに和太鼓の演奏に行ってきました。

子どもは、下は幼稚園の年長から、上は小学6年生まで。
夏休みの平日ということもあり、旅行に行っていてでられない子もいて
子どもは全部で7人。
そのうち、上手に叩ける子が4人ということもあり、
本番でうまくできるか心配もありました。

老人ホームは山の中にあります。
時間になり会場に行ってみると、おじいさんやおばあさんが60人位(?)見に来てくれていました。
1曲目は、今回初めて舞台を踏む年長の男の子がリーダーです。
緊張しながらたどたどしく太鼓を叩き始めるのですが、
おじいさんやおばあさんにとっては、そのようすがかわいらしく見えるのか、
みんな優しく応援してくれます。

何曲か叩いていたら、太鼓のリズムに合わせて手を叩く人や、
涙を流すお年寄りまでいて…。

子どもの後に大人が叩いたのですが、
みんな「おぉ…」と、その迫力に驚いてくれたのがまたうれしくて。

大人の後に、もう一度子どもの演奏が見たいとリクエストをもらい、
再度子どもたちが2曲を演奏して、舞台は終了。

宗像神社太鼓は保存太鼓なので、どちらかというと地味な太鼓です。
市の太鼓の団体が一同に集まるときなどは、創作太鼓の迫力に負けてしまいそうになりますが、
私は結構、この地味な太鼓が好きです。

お年寄りにもリズムがわかりやすくて良いのかな。
みんなとっても喜んでくれたし、子どもたちが間違っても愛嬌で済ませてくれるし。
ちょっと心が温まるひとときでした。

ずっと昔から変わらないものには、やっぱり何か人を引きつけるものがあるのでしょうね~。

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