小原の観光名所のひとつ 「イロハモミジ」

小原に樹齢３００年のイロハモミジの大木がある。
小原稲荷（松月寺）の石段を背にした少し先に聳える様にまた広く大きく見えるイロハモミジの巨木が立っている。
樹齢３００年以上豊田市の名木のひとつだと記されており小原の観光のひとつかと推測する。
四季桜とともにこのモミジが色着けばさぞ見栄えがする事だろう。
数年前に訪ねた際はまだ色着き初めであり今年の今日は遅く既に落葉前の赤茶けた姿を見せていた。
一度この大木の素晴らしい紅葉を観てみたいものだ。
何十年も前松本市に４年半在住していた頃秋には大町市大峰高原の楓の大木「七色大カエデ」をドライブ兼ねて観に出掛けたものである。
その郷愁が残っているのか何故か小原のこのモミジに関心がある。

四季桜の小原へ

四季桜まつりが１１月末で終わった豊田市小原の町はまつり期間前の様な静けさである。
今朝８時に家を出て高速道路を利用し９時過ぎに現地に着いた。
道路は噓の様にスムーズに流れ信号以外渋滞も見られず多くの観光客で賑わったまつり会場も閉ざされていたが車は隣の役所の駐車場に止められた。
予想していた通り人の姿は少なく紅葉と四季桜の見頃は済んでいた。
しかし桜の枝先には花をつけ散り落ちたもみじ葉も満更でなく綺麗だ。
桜はまだ観られるが全体としては焼けた風景が目に入り冬の訪れを感ずる。
風の無い好天に恵まれ気持好くノンビリと散策が出来また数日前までは有料の３ケ所の駐車場は無料とは有り難い。
今年も来られた小原の里の風景に満足し１１時過ぎには帰路に着いた。滞在２時間ほどであったが充実した時間が過ごせた半日であった。