日本サッカー協会が、南米選手権の辞退を申し入れたものの、主催国のアルゼンチン側から再考を促されたことが話題になっています。
原発問題等の影響もあり、震災から間もなく1ヶ月が経つものの、依然暗い話題が先行しがちです。
こんな時に必要なもの。それは未来への希望の光ではないでしょうか。
サッカー日本代表が南米選手権で活躍すれば、間違いなく日本全体を勇気づけることができると思います。
経済もそうですが、ネガティブな輪が連鎖すれば、それこそ日本全体が長い不況にどっぷりとはまり込む危険性があります。
反面、ポジティブな輪が連鎖すれば、震災のピンチを日本全体が一丸となって乗り越え、さらにその力がより大きな力となって、日本が以前よりもさらに活気づく可能性だってあります。
今回の震災で一番辛いのは、間違いなく直接被害にあった方々です。
日本全体が一緒になって沈んでしまっては、誰が被害者の人達を励まし、勇気づけ、経済的にも支えるのでしょう。
こんな時だからこそ、我々1人1人が、これまで以上に頑張って日本を盛り上げていかなくてはいけません。
先日のチャリティーマッチに象徴されるように、サッカー日本代表だからできることがあるはずです。
そして南米選手権は、その格好の舞台だと思います。
Jリーグ運営も大事でしょうが、日本全体が元気にならないとファンもスタジアムから足が遠のき、はっきり言って国内のサッカーリーグどころの話ではなくなってしまいます。
先月話題になっていた、プロ野球セリーグの開幕日程の話ではありませんが、それこそ日程短縮や、他のカップ戦の縮小等も視野に入れることだってできるはずです。
日本サッカー協会の方々には、ぜひ大きな視点に立って戴き、南米選手権出場の英断を下して欲しいと思います。