拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

ジュリエッタの像(ヴェローナ/イタリア)

2011-08-10 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


ヴェローナの人気スポット、ジュリエッタの像です。

ジュリエッタの家の中庭に設置された、この像の右胸に触ると、幸せな結婚ができるという言い伝えがあり、観光客がしっきりなしに触るので、右胸がテカテカになっています。

この像の前にはいつも人だかりができており、なかなか近づくのも大変なのですが、遠くからこの像を眺めていた時は、女性や子供が像の右胸を触りながら、笑顔で記念撮影をしており、本当に微笑ましい光景でした。


しかしだんだんと自分の番が近づいてきて、すぐ前のアラブ人のおっさんやら、インド人のおっさんやらが嬉しそうに鼻の下をのばして、代わる代わるジュリエッタの胸をさわるのを見ていると、何だかむしょうにイヤ~な気分になりました。(汗)
(別に差別をする訳ではないですが、やっぱりイメージってモノがあるじゃないですか)


、、、え?自分???

もちろん触りましたよ。だってせっかく並んだのだもの。
<お前も触っとるやないか~い!(髭男爵風)

ジュリエッタの家のバルコニー(ヴェローナ/イタリア)

2011-08-09 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台で有名なヴェローナを訪れた際、立ち寄った、ジュリエッタの家のバルコニーです。


「ああ、ロミオ。どうしてあなたはロミオなの?」という名台詞で有名な、あのバルコニーです。


当時両派の争いが熾烈極めた時代。皇帝派のモンタギュー家の一人息子ロミオと、教皇派のキャピュレット家の一人娘ジュリエットが、禁断の恋に落ち、そして悲劇的に命を落とす、美しくも哀しい恋物語の舞台。


さぞやカップルや女性ばかりで、男一人がこんな場所を訪れても浮いてしまうのでは、、、と思いきや、自分が訪れた時は、気温30度強の真夏日の中、アラブ人のおっさんの団体やら、インド人のおっさんの団体に挟まれ「なんやおっさんばっかりかいっ!」という、非常にむさ苦しい状態でした。
(イメージが崩れるからやめて~という叫び声が聞こえてきそう。苦笑)



でも夕方にもう1度通りかかった時には、女子率がかなり高かったです。(笑)



Don't Forget Hiroshima &Nagasaki!!!

2011-08-08 | 音楽&MOVIE
Don't Forget Hiroshima & Nagasaki!!!




またこの季節がやってきました。

8月6日そして8月9日に、広島と長崎を忘れない為に、今年もImagineを歌いたいと思います。

この歌が未来に平和をもたらす力の1つになってくれることを、自分は信じています。

1人でも多くの人が、8月6日と9日にこの歌を口ずさんでくれたら、、、広島と長崎へ原爆が投下されたことを、忘れないでいてくれたらって思います。

いつまでも人々の笑顔が溢れる地球(ほし)でありますように。



※この動画はデジタルカメラ(Canon EOS X3)で撮影しています。

ピッチ上で言葉を交わす岡崎選手と内田選手

2011-08-07 | 欧州サッカー&日本代表

ブンデスリーガ2011-12シーズン開幕戦、VfBStuttgart vs Schalke04の試合終了後に、ピッチ上で岡崎選手(右)と内田選手(左)が擦れ違い様、しばらく話し込んでいました。


いったい何を話していたんでしょうね。



内田「ナイスゴール!」
岡崎「ウッチーのライバル(ハーガー)、デカイしプレーも柔らかいし、今年はヤバイんじゃねえの?オレはチビッ子(ハイナル・トマシュ)には負けねえけど」
内田「ウチのチームは監督のせいで雰囲気最悪だし、次のホームで負ければ、監督交代だからたぶん大丈夫」
岡崎「お前んとこの応援歌みたいに、シャルケー~♪ヌル・フィア~♪(0対4)
で負けたら、確かに監督クビだわな。でも槙野のトコ(ケルン)に0対4は無いか。ウッチーの為に、次の試合で絶対ゴール決めろって槙野に電話しとくよ」
内田「っていうか、槙野試合出てないじゃん!」


、、、みたいな???(※注:上記の会話はフィクションです。<おいおい)

ブンデスリーガ2011-12開幕戦。岡崎選手のGOAL!!!(Stuttgart/ドイツ)

2011-08-06 | 欧州サッカー&日本代表


ブンデスリーガ2011-12の開幕戦。

岡崎選手が見事開幕ゴールを決めてくれました。


今週は仕事で木曜日から週末にかけてStuttgartでSTAYしているのですが、土曜日の仕事が予定よりも早く終ったので、ダメ元という感じで、日本人対決の可能性があったStuttgartのスタジアム(メルセデスベンツ・アレーナ)へ試合開始直前に行ってみると、公式チケット売り場で当日券がまだ余っており(メインスタンドのお値段高め(55EUR)の席ですが)、運良くこの日の試合を観戦することができました。


この日対決したVfBStuttgartとシャルケ04では、昨シーズン岡崎選手と内田選手がチームでレギュラーを獲得していたものの、残念ながらこの日は2人共ベンチスタート。


岡崎選手は後半34分から右MFで出場し、豊富な運動量と抜群のスピードで相手にプレスをかけていましたが、試合終了間際の後半44分に左足のミドルシュートが、ゴールネット左隅に突き刺さりダメ押し。強豪シャルケ相手に3-0の快勝。
(内田選手はDFというポジションで、かつビハインドゲームということで出場機会がありませんでした)


岡崎選手は試合中のウォームアップ前や試合後に、こちらがスタンドから手を振ると、手を振り替えしてくれたり、ガッツポーズを返してくれました。本当にナイスガイです。(笑)



この日の内田選手も、岡崎選手もベンチスタートということで、やはり欧州でレギュラーをつかみ、さらに結果を出し続けていくことは本当に大変なことだと思いますが、内容も立場もまったく違うものの、同じ欧州で仕事をしている自分達にとって、日本人選手の活躍には、本当に大きな勇気と元気を貰っています。


これからも多くの人々に、元気と勇気と希望を与え続けて欲しいと思います。

"Aida" at the Verona Opera Festival 2011

2011-08-03 | 音楽&MOVIE

ヴェローナの野外オペラ祭でのアイーダの一場面です。
(動画は上記リンクをクリック)


これまでオペラに縁が無かった方にもぜひオススメしたい、ヴェローナ野外オペラ祭の人気の演目です。


もし興味が沸いたら、ぜひヴェローナまで1度足を運んでみて下さい。



アレーナの野外オペラ予約サイト(ヴェローナ/イタリア)

2011-08-02 | 旅メモ&旅日記(欧州)


今回自分が利用した、ヴェローナのアレーナで行われる、夏の野外オペラの予約サイト情報を記載します。


https://ticket.arena.it/XA-TCK-PF/en/elencoSpettacoli.jsp?ccode=en-US



こちらはあらかじめインターネットで支払いをし(クレジットカード決済)、現地アレーナのチケットオフィスで受け取りする形です。



インターネット予約時はカテゴリ指定のみですが、購入直後のチケットコンファメーションメールには、既に席番号が入っています。
(実際に同じ座席番号のチケットを受け取りました)


チケットは本来Via Dietro Anfiteatro 6bのオフィシャルチケットオフィス(ブラ広場反対側のアレーナ真裏(北東)にあるチケットオフィスで、すぐに分かります)で受け取りするのですが、自分は写真のブラ広場側のチケットオフィスで受け取りできました。
(この日は当日券も余っており、当日現地で直接購入の人達はAnfiteatro通りのオフィスへ行くように言われていました)


チケットは開演直前まで受け取りができる旨、コンファメーションメールに記載がありましたが(レギュレーションが変わる可能性があるので、必ずコンファメーションメールを要確認です)、自分は念の為、当日の午後3時頃に受け取りしました。


今回自分がアイーダ鑑賞で購入したのは、上から2番目のカテゴリとなるPOLTRONISSIMEでしたが、1番上のカテゴリだとオーケストラピットに近すぎて舞台が少し見づらそうだったので、幸いセンター近くで段差もあって、むしろこちらの方が良い席でした。
(ただこのカテゴリはややサイドに寄る場合もあるので、中央寄りの席になればラッキーという感じですが)


POLTRONISSIMEで1枚168EURですが、これにBooking Feeの13.5EURがついて、計181.5EUR程。


1番下は21EUR位から上は183EUR(+Booking Fee)まで、幾つかのカテゴリに分かれています。(これはアイーダの場合の価格で、演目によって料金体系が異なります)



ダフ屋は定価の2倍以上ボッタくられることもあると聞きますが、ネット購入も簡単ですし、現地で直接当日券を買いたい人も、事前にネットで空席状況も確認できるので、すごく便利だと思います。
(ちなみに前日等の直前でもネットで購入できるようでした)



なお開演は21時頃ですが、幕間に15~20分程の休憩を挟むので(トイレ待ちは行列が出来るので、休憩になったら直にトイレへダッシュです。笑)、オペラが終ると深夜1時位です。(こちらも演目によりますが)


自分は今回鉄道駅(ポルタヌオーヴァ駅)近くに宿をとり、オペラが終って約1.5キロの道のりを25分ほど歩いて帰りました。
(行きは片道1.2EURのバスで行きましたが、帰りはさすがに最終バスも終っていました)


タクシー待ちの行列に並ぶのも大変なので、できればアレーナから徒歩圏内に宿をとるのがオススメです。
(自分はBooking.comで予約しましたが、野外オペラシーズンはハイシーズンで料金高めですぐに埋まってしまうので、早めに宿を確保するのが良いです)



野外なので正直、ウィーンやミラノ等のオペラ座と比較して、音響はちょっと厳しいと思います。

しかしアレーナの野外オペラならではの雰囲気が、とても素晴らしいので、じっくり聴かせる演目よりも、アイーダのように「魅せる演目」を選択すれば、すごく楽しめると思います。


なおオペラは初めてという人にも、アイーダは絶対オススメです。


人生に感動を

2011-08-01 | 旅人のひとりごと

先程イタリアから帰ってきました。

今回は土日を利用し、ヴェローナのアレーナで毎年夏に行われる、野外オペラ祭の「アイーダ(Aida)」を鑑賞し、何度でも訪れたいと思う程自分にとって特別な存在であるヴェネチア(ヴェローナから電車(ES-City)で70分)に立ち寄りました。


先週は週末を含め殆ど寝る間も無い程仕事が多忙で、正直行くのをよそうかとも考えたのですが、素晴らしいアイーダの舞台に感動し、夏のカナルグランデ(ヴェニスの大運河)の美しさに感動して、すっかり心が元気になりました。


東京で働いていた頃は、毎日片道1時間半程かけて朝早くから通勤し、夜も終電近くまで仕事をしたりしていると、土曜日は1日ぐったりと寝て過ごし、体の疲れをとっていたものですが、今回の週末旅は自分的に心の疲れをとる為だったのかも、、、と思ったりもします。


そういえば以前みた日本のテレビ番組で、人は感動し涙を流すとスッキリ疲れがとれるという検証実験をやっていました。


それは映画だったり、音楽だったり、時には人の温かい真心だったりといった「感動」が、私達を元気付けてくれるようです。



我々の人生と日常には「感動」が必要だな!と、改めて感じた週末のショートトリップでした。


※写真:ヴェローナの野外オペラで灯されるアレーナのキャンドルライト