おはようございます。5月14日土曜日です。広島は雨上がりの曇り。これから天気はさらに回復し日中は陽射しが出てくるようです。今日明日の天気は良いようです。
いつも散歩で行く公園の草の丈が伸びてきています。愛犬君たちは、草を何とも思わずその中に入って、雌の匂いを見つけますが、野ダニが繁殖している時期でもあり、草の中に入っていくのは少し不安な面もあります。防衛策として、ノミ・ダニ対策の薬を毎月投与しています。ダニが付くことは防げず、昔、ダニが食いついたまま死んでいるのを発見したことがあります。これは薬を投与している効果だといいます。これからの愛犬君たちの養生では、ノミダニへの注意が怠れなくなっています。
さて、今週の言い訳です。
ドル円は、週初につけた山、131.347円から下降一途となりました。下値は、127.513円までと歌うし、ここまで来てようやく反発し始めた感があります。
別にここまで売る材料があったわけでもなく、相場のスケジュールで、投機筋が押し込んだというように見ています。
出てきたCPIやPPIも、悪いというほどのものではなく、インフレの拡大傾向は確認でき、FRBによる利上げを肯定する内容だったと理解しています。
日米を考えると、政策金利の差はまだ拡大傾向にありますから、これだけとっても、ドル買い円売り傾向はまだ続くと考えられます。
投機筋は、儲ける時期というものを考えながら相場参加していますから、利が乗っていれば、それを決済して、含み益から実益へ舵を切ってきます。
ヘッジファンドにとって重要な時期は、決算時期になります。これが多いのが7月末になりますから、7月SQ週では、利益確定の動きが顕著になり、相場が上昇していれば、利確のためにどんどん売りを出して来ます。これが例年出てきますから、相場が下がる大きな要因となっています。
FOMCやこの議事要旨が出てくるとき、SQタイミングで、利確や持ち高調整が出てきます。
これらを組み合わせて、相場のリズム・スケジュールを考えながらポジション取りを考えてくると思われます。
何度も言っていますが、投機筋の動きでは、相場にトレンドができてきません。レンジ相場になると思われます。これは長期資金の投資家が、相場が動いても、保有ポジションを決済しないためで、結局投機筋は長期資金のポジション保有方向へポジションを保有することとなってきます。
こうなって、相場はトレンド継続の動きが顕著になってきます。投機筋がこのような相場に乗ってきた場合、相場の動きは著しいものになってきます。こうなって、一般大衆投資家もその動きを知ることができ、これに乗ろうとポジション取りをしてきます。こうなると、さらに相場は伸びてくるようになり、時に望外の伸びを出してくることがあり、長期の投資家、短期の投機筋は、大きく利を稼ぐことができる時期となってきます。
今はこの時期かもしれません。投機筋の下振れが出ましたが、127.5円までの押しとなって、この後は短期の投機筋の買い戻しが出て、ドル円相場は上昇していく、という流れに戻ると思われま鵜s。
しかし、今の段階では、まだ上値は重く、一気に131円台を回復するというわけにはいきそうにありません。
上値は、130円台でうろうろするかもしれません。25日水曜日に前回FOMCの議事要旨が公表されます。ここで、議論内容を確認してから相場として動き出すつもりかもしれません。そうこうしていると、次の雇用統計に発表時期となり、6月FOMCや6月MSQの時期も到来し、これらでの動きを確認しながら、相場を作ってくると思われます。
折々出てくる経済指標は、短期の投機筋の売買材料で、これではトレンドはできてきません。
今週の下振れも短期の投機筋の取り組みと思われ、いずれ、元のトレンドへ回帰してくると想定できます。
ドル円相場としては、まだまだ上昇トレンドの中にあると思われます。これまでのような勢いのあるものとはならず、動きとしては慎重なものになって来ると思われます。インフレ傾向にピーク感があるようで、これを出てくるデータで確認したいというのが本音にあるようです。
米国政府もFRBも景気の中折れは防ぎたいと考えていると思われます。これからの動きでは、急激な伸びは必要なく、徐々に上昇していく景気動向になることを考えていると思われます。
抑えるもの、伸ばすもののバランスを取りながら難しいかじ取りを行うようになるのかもしれません。
ここにきて中国のコロナによるロックアウトが俄然注目されてきました。サプライチェーンが機能せず、米国製造業に影響を与えてきそうなところになっているようです。
相場は生き物です。一つの考えだけで判断していくのは危険と思われます。経済アナリストたちの分析も参考にしていく必要はありそうです。
本日は、間もなく、呉へ所用で出かけます。あれこれと所用を片付けて週末を過ごそうと思います。
今週も訪問いただきあるい瓦当ございました。良い週末をお過ごしください。合掌