川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

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一言メッセージ・「美」の探訪ブログです。短編小説などもあります。

カーライフに英国魂を観て

2012-06-02 11:31:41 | 「美」発見
英国、古きカーライフを保持する
英国流の中に流れる彼の地の魂
効率とはかけ離れた、ある種の無
駄が堂々と存在する国。


本日はNHK・BSプレミアムにて放
映していました。


芋太郎はこの国の中に、「無駄」
という贅沢を感じた。
無駄と浪費とは大きな違いがある


ここで言う「無駄」とは世間相場
の「無駄」とは少々違う。
道楽が過ぎて家を潰す例が引き合
いに出されるが、道楽も単なる消
費で終わらずに、無駄使いの結果
身につけた「生き様」などは、
浪費とは言わない。

絵や骨董しかり、馬や車も然り。
単なる消費であれば、人々の共感
を呼ばない。
無論、憧れもない。

しかし、世の中には、人々が言外
にそれに憧れつつも、「無駄使い
」と評する場合がある。

それは、多くの場合が文化を生み
出す動力源になる。
そもそも、文化とは無駄と無駄の
合間みたいなもの。

英国の車好き、特に骨董的なクラ
ッシックカーへの憧れは、日本で
は理解しがいたいだろう。
まさに、文化である。

性能や速さが一番の要素ではない。
車全体が醸し出す雰囲気を大切に
する。
ある場合は、光沢であり、丸みで
あり、エンジン音であり、爆音で
あったり。

そこに共通するのは、効率性とか
け離れた世界である。
ある意味、日本の職人技に通じる
ものがある。

そう思ってみていると、やはり、
「手作りを基調とする」を最良と
なす。
理由は感性に合うから。
人間自体がアナログであり、アナ
ログの局地が人間技である職人技
だ。
つまり、手作り。

なる程。
私たち日本と共通の美観がそこに
あるような気がした。

年齢を重ねると日本人は、米国流
から英国流になる人が多い。
効率やカッコよさ、スピード感と
かけ離れた時、自らの時間と体に
合うものたちや生き様に共感する

「英国流」と「古き日本流」の交
差がある。


さて、英国にあるが、日本にない
ものを番組から紹介したい。


<英国における小学生交通学習>


事故現場を再現した教え方に注目

子供達に事故原因を推理させてい
た。

教え方が違う!
日本では注意事項や原因を説明し
て終了。
記憶優先主義の日本と自分で考え
さえる英国流。


その場限りの知識習得でしかない
日本の教育方法。
「覚えなさいよ!」という声が聞
こえる。

英国では自ら発見し、検証し、見
出す方法を実践していた。
この違いは大きい、大きすぎる。
本当の教育を感じる。
考えることを学ぶ。
方法論であるが、これが重要です
。世の中には、回答などない。
自分で考えて、自分で行動し、自
分で責任を取る。

これが、感性でも知識でも他人と
違う目線を養うことになるのだろ
う。
楽器でも車でも同じ。


英国流には、根元に愛情を込めて
いるように思えてならない。

それは、対象であり、自分自身で
あるようだ。


平成24年6月1日 川越芋太郎


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