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「美の壷:真珠」 NHK

2009-07-02 23:14:31 | 美の番組紹介
「美の壺:真珠」 NHK


今回のテーマは「真珠」
多くの女性を虜にしている日本を代表する装飾品。
やわらかく、みずみずしく、女性を美しく彩る上品なアイテム。


真珠はご承知のとおり、天然物と養殖物があります。
天然物は古くから希少価値が高く、万位一つの自然からの
贈り物であった。


従来は、砂などが貝の中に入り、それが核となり、核の周囲に
カルシウムの外膜が成長し、七色に輝く真珠に成長する。


第一の壺は、「姿は目立つ虹色の光沢」

 良い真珠の見分け方は、真珠の中に自らを写し、しっかりと
 姿が見えるものが良い。
 幾重にも重なる外膜が均一なほど「虹色」に輝く。


第二の壺は、「ゆがみを生かした個性を愛でよ」 

 真珠は、円くないものが実は多い。
 日本の養殖真珠になれた私達は、以外かもしれない。
 ゆがみが逆に個性となり、異型の美となる。

 特に養殖技術のない、海外でのアカネアワビ・メキシコキンチャク
 ・ピンク貝などは、珍しい色や形がファション性を近時高めている。
 上質な真珠は、全体の5%にも満たない。


第三の壺は、「主役を引き立てる彫金の技」

 日本の細やかな彫金技術が花開く
 江戸自体に花開いた日本彫金技術、現代に受け継がれ、ミクロ技と
 して、世界から憧憬されている。

 真珠の場合、留め金や台座の美術として生きている。
 彫金は馴染みがない方もおられるかもしれない。
 刀を飾る技術、とりわけ、鍔(つば)の金属加工として成熟した。
 一度、刀剣の美に興味のある方は、覗いてみたらいかがでしょう。
 刀剣商のホームページもあるようです。
 
真珠の美は、日本の美の代表的な一つである。
養殖技術から彫金技術まで、素晴らしいミクロと根気の世界です。


さて、上記の写真は、我が家の真珠。
奥のコレクションの一部です。
お気に入りは愛らしい小鳥のブローチ。
そして、奥の母から譲り受けたネックレス。

そう言えば、純白のウェディングドレスに輝いていました。
遠い・・・思い出・・・です。


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