猫の額ほどの小さな公園で
川越芋太郎のインチキポエムです。
老女が一人たたずむベンチ
誰もいない猫の額ほどの小さな公園
ベンチに腰掛け、汗をぬぐう老女
遊具だけが寂しく見守る
年老いた眼には本を読むには辛い
携帯電話で話す相手もいない
メールを見る様子もなし
ただひたすら汗をぬぐう
目の前の公園には誰一人いない
子供はいるのだろうか
嫁はいるのだろうか
友人はいるのだろうか
20年前の公園には子供や父母がいた
大声で遊びまわる子供たち
楽しそうに見守る老人たち
20年の歳月は老女に何をもたらしたのか
ただ、今は一人ベンチにたたずむ
遊具だけがある猫の額ほどの小さな公園
老女の動作がなぜか涙をぬぐうように感じる
誰もいない公園
遊ぶもののいない猫の額ほどの小さな公園
この公園の20年後を思う
世界はどんな輝きをはなっているのだろうか
川越芋太郎のインチキポエムです。
老女が一人たたずむベンチ
誰もいない猫の額ほどの小さな公園
ベンチに腰掛け、汗をぬぐう老女
遊具だけが寂しく見守る
年老いた眼には本を読むには辛い
携帯電話で話す相手もいない
メールを見る様子もなし
ただひたすら汗をぬぐう
目の前の公園には誰一人いない
子供はいるのだろうか
嫁はいるのだろうか
友人はいるのだろうか
20年前の公園には子供や父母がいた
大声で遊びまわる子供たち
楽しそうに見守る老人たち
20年の歳月は老女に何をもたらしたのか
ただ、今は一人ベンチにたたずむ
遊具だけがある猫の額ほどの小さな公園
老女の動作がなぜか涙をぬぐうように感じる
誰もいない公園
遊ぶもののいない猫の額ほどの小さな公園
この公園の20年後を思う
世界はどんな輝きをはなっているのだろうか
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