鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

冬への準備その2

2016年10月17日 00時00分01秒 | 紹介

 空気中の水分を加湿する機能がある空気清浄機、エアコンではない。エアコンは除湿と冷媒によって、空気の温度を高くする働き及び低くする働きの両面を持っている。コンバータの働きである。しかし加湿機能はないと思うが、最近の新製品は不明である。むしろ加湿専門な機械が、空気清浄機と呼んでいるようである。英語で言えば、どちらもエアコンディショニングである。冷風扇という水の蒸発時に気化熱で周りの温度を下げる装置である。これは湿気を含む空気が排出されるため、カビの発生を促すデメリットがあるようだ。

 

 冬場は特に外気温との差を考慮しなければならない。室内の温度が外気温に比べ高い場合は、押し入れなど外気温に近ければ、そこに暖かい空気が入り込むと結露を生じさせる。丁度、気温が高い室内で、グラスに冷えたビールを注ぐと、グラスの表面に水滴(結露)を発生させる。この現象が起きるのである。

 

 ラッカー塗料を鉄板に吹き付けたとき、シンナーの蒸発で、塗った素材が冷やされる。塗った塗装面は、空気中の水分で結露を生じ、樹脂と水がまじりあった状態となる。これは、乳化減少(白化現象ともいう)で、エマルションになるため、本来の光沢が得られない塗膜となってしまう。この防止にはシンナーの蒸発速度を遅くするように高沸点の溶剤を用いるが、入れすぎると乾燥時間が長くなる。夏場の打ち水についても同じ原理である。

 

 暖房機は我が家ではガスストーブが主体である。ちょっとした暖房については電気ストーブを利用している。ガスファンヒーターの着火は他の暖房器具と異なり、5秒程度であるため、すぐに暖が取れる。ほとんど故障は起こさないが、ガス漏れの注意や、フィルターの目詰まりには気をつけている。燃料費については、灯油と比べると高めであるが、灯油独特の消火時の石油ガスのにおいが嫌でガスにしている。関東では全室を暖房するわけではないので、使わない部屋は暖房器具を分けて使用している。

 

 洋間は居間あるので、できれば床暖房工事を行いたいところであるが、現在は、ホットカーペットのお世話になっている。孫が来た時に居間にいる時間が長いのが理由である。絨毯も以前は部屋全体に張っていたが、ダニがつくとの報道後、できるだけ絨毯は使わないようにしている。それぞれの家庭で暖の取り方は異なるが、自分の生活に合った暖房器具を使い、快適に冬場を乗り切ってほしい。