お立ち寄りの皆さん、おはようございまぁ~す♪
今日の越後柏崎、風が吹き、時折小雨降る不安定な天候でスタートであります。
風が吹き海が荒れると、 「えご草」 が波打ち際に打ち上げられるという事で、様子をみに海岸へ・・・
今まさに荒れている最中、今日は上がっていませんでしたね。
「えご草」 拾いのプロ (?) らしき老夫婦が何組かおりましたが、海を見て帰って行きました (笑)
明日の早朝もう一度挑戦 (笑)
さて、今朝の張子は、津南町の 「龍ヶ窪池」 の水面霧情景です。
竜ヶ窪には、古くから伝えられてきた不思議な伝説が数多くあるようですが、
名前の由来にもなっている伝説がこちらです。
―昔、越後の国の南のはずれに、妻有の里、芦ヶ崎という村がありました。
ある年、長い日照りが続き、村人は食糧どころか水一滴なく苦しい生活をしていました。
そこで、1人の青年が、天上山へ食べ物を探しに出かけたところ、昼寝をしている竜に遭遇しました。
竜のそばに卵を見つけたので、青年は子どもたちと、
お年寄りにこれを食べさせようと、盗み出して村に持ち帰りました。
しかし、卵を割ると、卵の中にいた竜の子が母親竜に助けを求めました。
すると、怒り狂った竜が現れ、村人を食い殺そうとしました。
恐れおののいた村人たちは 「どうか、子どもたちだけは助けてほしい」 と哀願します。
竜は村人たちの必死さに心を打たれ、村人のために三日三晩雨を降らせ、池を作ってやりました。
村人たちは喜んで竜にお礼をいうと、
竜は、「この池は、お前たちの美しい心の象徴だ。しかし、人の心の曇るとき、この池は涸れてしまうであろう」
と、いい残して消えました。
村人たちは、この地を「竜ヶ窪」と名付けて大切にし、神社を立てて竜神様をおまつりしたということです。