お立ち寄りの皆さん、おはようございまぁ~す♪
今朝の張子は、ふる里・門出(かどいで)集落に古くから伝わる小正月行事「鳥追い」を張子です。
毎年15日に近い休日に行われるのですが、今年は1月12日に行われました。
朝6時より始まるという事ですので、雪道であるという事を考え4時半過ぎに家を出ました。
出る時から雪がチラチラ、途中止んだり降ったりの天候。
国道252線は10㎝強の積雪、あちらこちらで道路、公共施設の早朝除雪が盛んに行われていました。
除雪車を追い越してまいりましたが、高柳地区はさすがに雪が多いですね。
これは前日の夕方の状態かな? こちらも夜中には雪があまり降らなかったようですね。
5時40分程に到着。 チラチラ雪降りで撮影には嫌な感じでありました (笑)
6時、積み重ねられた稲わらに火がつけられます。 鳥追いの始まりです。
鳥追い・・・農作物の害鳥を追い払い、五穀豊穣を願うという行事ですね。
おじしゃんが小さい頃は、1月15日の夜明け前に各家庭の玄関先で行われたものですが、
少子高齢化の波に押され、いつの頃からか今のスタイルに変わったようですね。
害鳥が寝ているうちに、火を焚き、拍子木を打ち鳴らし、おどろかせて追い払う。
そんなことで夜が明ける前の暗いうちに行なうのだそうです。
鳥追い唄があるのですよ。
あららが鳥か こららが鳥か ジロドンが鳥か タロドンが鳥か
しり切って かしら切って さどがしまへ ほわぁ~い ほわぁい!
さどがしまへせきゃなきゃ のとがしまへ ほわぁ~い ほわぁい!
あわ鳥 こめ鳥 さっさとたちゃがれ ほわぁ~い ほわぁい!
何となく歌詞の意味お分かりになるのではないでしょうか?
拍子木を打ちながら大きな声で歌います。
小さい頃は、隣の声が大きいとこちらの方に害鳥が逃げてくるというので、負けじと大声を出したものです (笑)
いつの頃からか、この行事に参加しておじしゃんの新しい年が始まるようになりました (笑)
火であぶったスルメを肴にお神酒をいただきます。
おじしゃんは運転ですのでスルメだけ頂きました 飲みたい! (笑)