ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

テニプリで八犬伝<8>

2006年01月08日 00時16分40秒 | 八犬伝いろいろ
前々からうだうだ言ってますが、「テニプリ」で「八犬伝」
誰かマジに書いてくださいな。書かないと私が書きますよー?
・・・嘘です。スイマセン。

でも、書けるとしたら書きたいですね。
テニプリ本編が表設定で、裏設定として「八犬伝」の
エピソードくっつけてくような「転生モノ」っぽいやつ。
ありがちだけど、ベタだけど。

「前世」が「八犬伝」と仮定すると、自分的設定では、
『前世は犬でエライ目に合ったからその反動で今度は猫』

<信乃>を菊丸にすると、前世は周囲に神経張り詰めながら
成長したので、今度はとにかく甘えたで生きていることを
許されたい。そして「犬」ではなくて「猫」のように。
でもなんかどこかけなげな感じで。

<荘助>は大石。<信乃>のいる場所には彼がいる。
表立つことはあまり好まないけど、皆をさりげなく支える
そういう役目として、そのまま転生。「人魚の油」という
アイテムを得て、水中を縦横自在に動いた名残はそのまま。

<道節>は手塚。皆が慕う真っ直ぐで不器用なリーダー。
一人で何もかもやろうとしたり、言葉足らずだったりして
誤解されやすい人。彼とどこか似ていたのか気が合ったのが
<荘助>、彼に物怖じせずに言葉を返せるのが<毛野>。

<毛野>は不二。陰と陽の面を持つ華やかで強い意志を持つ
美少年。普段は世間を欺くために華麗に舞って和ませて、
本気の時には容赦なく敵を叩き潰す夜叉。

<親兵衛>はリョーマ。最年少でもちっとも他の7人に
引けをとらないばかりか最強。そもそも<道節>の後継者
みたいな立場にいるから周りもあまりとやかく言わない。

<小文吾>はタカさん。親孝行で、穏やかで、力持ちで
でも、怒らせたり本気出したりするとめっさ怖い人物。
<毛野>を和ませることのできる唯一の人物。

<現八>は桃。正義感あって、適度に抜けていて、でも
男気があって、男からも女からもとにかく好かれる人。
人徳がありすぎ。そして<信乃>にもちょっかいかける。

<大角>は海堂。育ち良し顔良しなのに何かと誤解されやすい。
思い込み激しい、うじうじ言ってた<大角>を引っ張り出したのが
<現八>。<大角>を一番コントロールできるのが<ゝ大>。

なので<ゝ大>は乾で。皆、<八犬士>を集めて一緒に戦い、
いろいろバックアップした人。今回は「犬」の字がついてないのに
彼だけはその名残の名前持ちってことで。謎を持ってたり。



こうして書くと、9人それなりに埋まるのですね。「八犬伝」で。

本編のエピソード絡めてで考えると、個人的に自意識過剰に
なってしまうけど楽しい。アウトローだった前世の反動で、
家族、特に男兄弟に執着してしまう<毛野>@不二とか。

切れやすい<大角>をフォローするのは自分の役目とばかりに
いろいろ海堂の面倒を見てしまう乾とか。

もー、リーダーのくせに他人にちっとも懐柔しないで
勝手に自分のこと決めて行動して周りを唖然とさせるような
ことばっかなのに、「まあ、前もそうだったから」と
あまり慌てず騒がず驚かずーっっで、へーぜんとする
レギュラー達と静かに傍若無人な部長との信頼関係図とか。

女装歴ありの綺麗どころ<信乃>&<毛野>コンビには
誰も敵わなかったよいろんな意味で・・・なので
菊丸&不二コンビには誰も不用意には逆らわないとか。
(前世でその怖さを知っているから、無意識に)


と、「里見八犬伝」を読みながら妄想すると楽しいです。

そもそも、こーゆー感じで「八犬伝」+「テニプリ」を
想像するようになったのも、アレです。
八犬士の苗字。

「犬飼いいよー、犬江燃えるよー、犬塚は可愛いしー」
とかなんとか言ってたら、テニプリFANの知人に勘違いされた
のがきっかけというか。

「犬飼」→「乾×海」、
「犬江」→「乾×リョ」、
「犬塚」→「乾×手塚」

な感じで要約されてしまって、話がくい違ったのがきっかけだったり。

こーんな、今更になって「テニプリ」にハメた知人を恨む。