
7人目の犬士登場。
不遜で無愛想で目付きの悪い犬村大角。
カラー表紙は信乃と信乃人形?
傀儡はどちらなのか
四家が全て判明。里見、尾崎、観月、そして緋ノ塚
彼ということで男性で、スナフキンのような放浪癖があるらしい
人形編開始。今回の面子は
信乃と荘介、紹介状と女将からの言伝の品を持った現八の3人。
赤岩一角・・・じゃないんだ。原作では義父の犬村儀清の方が登場。
隠居した人形師というから偏屈ジジイとばかり思っていたのに
ジジイでは無い様子。琥珀のときのように曰くありげな
「死」の影を纏う人物っぽい。そして背後に何かがいる。
突然隠居宣言の為、人形の最後の仕上げは大角の手に委ねられた。
仕上げとは人形の「表情」。大角は憤りイライラ?
未だに後姿ばかりで顔の出てこない沼藺さんエピ追加
沼藺が使っていたかんざし類を届ける現八。
雛人形を手がけていたことで沼藺を覚えていた大角。
その内裏人形の顔には「花のような痣を」と希望していた沼藺。
妹の雛衣ちゃんの計算されたような無邪気さが良い。
問題は例の手まり歌を誰から教わったかということですね。
フェネガン枢機卿の注文品の人形。
・・・どう見ても莉芳と信乃が出会った頃の再現なんですが。
大角の作った張子の猫。
猫好きというより猫にこだわっていそうなとこも複線かな。
信乃に鞠をぶつける子供は、敵意は無さそう。猫?
まさか牙次郎?
里見の巫女姫である伏姫の人形。信乃にとっては全ての元凶。
黒荘介の背後にいた「姫」と同じかな元かな。
美内すずえの「妖鬼妃伝」みたいに、人形師が木乃伊に手を加えて
人形にしたモノに悪鬼の魂が入り人間を操るとか。
(上記カット「月刊いち*ラキ」2007/10月号「八犬伝~東方八犬異聞~」より引用)