夕方になり、眠気もあるのかウダウダとし始めた大福。
でも、残念ながら夕飯作りの時間になりました。
きっと大福の面倒を見るのが旦那なら、「離れたら泣くし…これじゃぁ、夕飯が作れない…」とずっと傍にいるんでしょうが…。
そんな事、いちいち気にしてたら家の事なんか何もできません。
女の人はね、子供が泣こうが喚こうが、少々の事なら放っておいて家事をやっているもんなんです。
だから、会社から帰ってきても、洗濯は済んでるし、天気のいい日は布団だって干してあるし、食事もできてるんですよ。もっとちゃんとしてる所は、毎日掃除もしていて、きれいなものなんです。少なくとも、最初はね。掃除をしても片付けても、結局、子供が散らかしすのですぐに足の踏み場がなくなるだけ。
まぁ、そんなことはさておき。
夕飯を作り始めた大福は、柵の中をウロウロウロウロ…。
「かまってよー」とベソをかきながらこっちを見てきますが、「だって、マンマ作らんといかんも~ん」と軽く返していました。
すると数分後、キッチンから柵の中を覗くと…。
あらまぁ、なんかとってもスッキリして綺麗です。
「なに? なんかもんくあるの?」
綺麗に見えるのは、このせいです。
そう、コレ。
クッションやら枕やら、みーんな柵の外に出してました。
「だって、かまってくれないんだもん」
──そんな、主張のようです
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