6日の土曜日は、幼稚園の七夕会でした。
普段から、1人でよく歌を歌っているのですが、最近、「あめふりくまの子」、「おつかいありさん」、「カモメの水兵さん」を、幼稚園から帰ってきてから歌うなぁ~と思っていたら、どうやら七夕会で披露する為に幼稚園で練習していたからのでようです。
役員として、先日に七夕会の準備をしに行きました。
親たちが座る椅子の最前列は、ちゃんとビデオ撮影用のスペースとして設けられていたので、当日は、三脚+ビデオカメラを設置し、録画している間にデジカメとフィルムカメラで撮ることに。
年少クラスは、ありがたいことにプログラムの2番目で、3曲まとめて披露してくれたので、撮影は1回で済みました。
大福たちの出番が来て、撮影用の椅子に座りましたが、「一番前にいるからね」と言っていたにもかかわらず、大福はなかなか母ちゃんの姿を見つけられません。
故に、舞台に上がる時から何だかふてくされていて、最初の「“あめふりくまの子”を元気よく歌える人ー」という先生の問いかけにも、ただ一人手を挙げなかった…。
そして、いざ、その「あめふりくまの子」が始まったら…。
ご覧のとおり、口は閉じたまんま
ほとんど歌っていませんでした。
そして、2曲目の「おつかいありさん」は、カスタネットを使用するので、先生方が順番にカスタネットを渡していましたが、この時も、まだ大福は母ちゃんを見つけられず。
曲が始まる少し前に、ようやく母ちゃんを見つけた瞬間、ものすごい笑顔を見せ手を振ってきました。
その直後に始まった「おつかいありさん」。
こっち向いて、元気よく歌い、カスタネットを鳴らしました。
曲が始まるイントロの部分なんか、1人だけ体を大きく動かして、まるで、全身で喜びを表しているようでした
そして3曲目。
「カモメの水兵さん」は、ポンポンを持って踊ります。
この踊りが、かわいかった~
無事に3曲を終え、舞台から去っていく時も、ビデオカメラから消える直前にこっちを向いて手を振るなど、なんだかとてもタイミング良く終わりました。
年中さん、年長さんクラスも、とっても上手に歌い、踊っていました。
年長さんクラスは、あの小さな体にこんな重いもの担ぐの? というくらい、大きな太鼓を担ぎ、マーチングバンドを披露していました(もちろん、動いたりましませんでしたが)。
上手い下手はともかく、一生懸命している姿や、音が体に伝わってくるライブ感のような感覚は、何だかとてもグッときます。
そして、最後は園長先生が、子供たちが作った笹を紹介してくれました。
年少さんクラスの笹のところに行き、「これは何かな? あぁ~、彦星さんね。上手に作ったねぇ。なになに、お願い事は…“りんごが食べたいです”かぁ。それからシャボン玉がいっぱい描いてあるなぁ」とお願い事を読み上げてくれましたが、七夕会の準備で事前に我が子の短冊を見つけた母ちゃんは、ハタと気づきます。
どぉわ~
あれ、大福のじゃん~~
家に帰る時に、自分の短冊や自分の作ったものが飾られた笹の葉を持って帰ってくるのですが…。
そう、まさに、園長先生はこの1本を紹介していたのでありました…。
お相撲さんとの1人勝負の時も、こういう紹介される時も…なにかと、取り上げられる運を持っている大福のようです…。
写真やビデオなど、親としては独占できるのでありがたいですが…。
目立ちたくないのに、目立たたされる運というのは、母ちゃんも持ってまして…大福も、目立ちたくないのに…という時期が来たらちょっと可哀そうかな…とも思ったりします。
さてさて、そして最後に、園長先生からこんな話を聞きました。
「子供たちが描いた絵をデジカメで撮り、それをDVDに保存したものを、8月頃に種子島から飛ばされるロケットに乗せてもらえます。そして、宇宙ステーションとドッキングした後、1年間、地球の周りをまわり、1年後には宇宙ステーションから切り離された後、落ちてきます」
──と。
親たちからは、「おぉ~」という感嘆の声が少なからず漏れたんですが…。
園長先生、こう付け足しました。
「まぁ、大気圏に突入したら燃えちゃうそうなんですが」
もちろん、「まぁ、当然だよな」という納得の笑いが起き、「それでも、夢のある話ですからね。燃えて消える時に夢が叶えばいいな…とも思っております」としめ、おひらきになりました。
でも、正直、空を見上げて宇宙ステーションの光が見えたら、「あぁ、あそこに子供たちの絵のデータが宇宙を旅してるんだな」なんて思えますし、ちょっと、空を見るのが楽しみになりました
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