サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

MARCH上映予定

2017年01月14日 | 映画『MARCH』

福島県南相馬市小中学生のマーチングバンド“Seeds+”を描いた短編ドキュメンタリー映画『MARCH』の上映予定

1/14(土) 11:00〜 大坂・中崎町ホール
『大坂市北区から何ができるか…防災について考えてみませんか?』という防災フェスタの一環として。
http://osaka-kitakusyakyou.com/
今日でした。

1/16(月) 13:30〜 東呉大学(第一教學研究大樓10F樓 R1006)
東呉大学ってどこだ? 台湾だそうです。

 1/28(土) 17:30~ 東京都水道橋
村上アシシ×ちょんまげ隊長ツン(映画のプロデューサー)による座談会&映画MARCH上映会
http://atsushi2010.com/archives/9065

2/11(土) 13:30~ 横浜・みなとみらい ブリリアショートショートシアター 
ヨコハマ・フットボール映画祭2017初日に上映
http://2017.yfff.org/march/
私も行きます。


 “自主上映会”の問い合わせはこちらに
http://seedsplus.main.jp/%E8%87%AA%E4%B8%BB%E4%B8%8A%E6%98…/


横浜で映画『MARCH』上映とブラインドサッカー体験会

2016年12月08日 | 映画『MARCH』

今週末の土曜日(12月10日)横浜市港北区で短編ドキュメンタリー映画『MARCH』の上映があります。
その前には落合啓士選手も来場しブラインドサッカー体験会もあるそうです。

日時 12月10日(土曜)
9時20分~ ブラインドサッカー体験会
11時 映画映画『MARCH』の上映
(上映の前にプロデューサーであるツンさんの被災地報告会有)

場所 横浜市港北区 城郷小机地区センター

いずれも無料、当日城郷小机地区センター体育館へ。
映画上映のみの参加も可能だそうです。

詳しくは下記参照
http://www.chikusen.ne.jp/kodukue/event/detail.php?id=698


映画『MARCH』の第2歩目

2016年03月15日 | 映画『MARCH』

 昨夜(3月14日)は、JFAハウス1Fヴァーチャルスタジアムで映画『MARCH』の試写会。多くのかたにご来場いただいた。

映画『MARCH』は福島県南相馬市小中学生のマーチングバンド『Seeds+』を描いた短編ドキュメンリー。愛媛FC(及びメインスポンサーである太陽石油)が『Seeds+』を招いたことが映画制作へとつながっていった。
 そういった意味で映画『MARCH』は福島と愛媛、南相馬市と松山市をベースにした映画。
 そしてもう一つのベースがサッカー。『Seeds+』は愛媛FCの試合前に演奏演技を披露、南相馬コールの声が愛媛FCやセレッソ大阪サポーターから沸き起こった。そしてそもそもサッカーというキーワードがなかったら私が作品を作ることもなかった。

その3つのベースとなった、ゆかりの地で試写会が開催。

3月11日は愛媛(松山市)での試写会。愛媛は制作資金の多くを集めていただいたところでもある。
そこでの試写会が第1歩目。

第2歩目が JFA(日本サッカー協会)ハウスでの試写会。Jリーグに後援をいただいて実現した試写会。
試写会には南相馬市からもSeedsのメンバーや関係者が駆けつけてくれた! 

そして3歩目が3月19日福島県南相馬市での試写会。
http://seedsplus.main.jp/sce2/

映画『MARCH』、やっとスタート地点に立ちました。

 


短編ドキュメンタリー『MARCH』の試写会、『アイ・コンタクト』の上映

2016年03月09日 | 映画『MARCH』

 7月より撮影していた南相馬市の小中学生のマーチングバンド『Seeds+』を描いた短編ドキュメンタリー『MARCH』がようやく完成。3月11日金曜日に『Seeds+』を2年連続招いてくれた愛媛FCのホームタウン、愛媛県松山市でお披露目試写会があります。一般のかたもご覧になれますので是非お越しください。
私も前日から松山に行きます! 
詳しくは『MARCH』のHP(ホーム)、上映&スケジュール欄(上映&スケジュール)を参照。
当日券配布もあります!

3月14日月曜日には、日本サッカーミュージアム1Fのヴァーチャルスタジアムでも試写会があります。
もちろん私も行きます! 
こちらも 『MARCH』のHP(ホーム)、上映&スケジュール欄(上映&スケジュール)を参照。

また3月12日土曜日は、第2回JDFAフェスティバルのイベントの一環として映画「アイ・コンタクト」の上映もあり、愛媛から兵庫に向かいます。フェスティバルは兵庫県播磨コートサッカー場で3月12日~13日と開催。盛りだくさんの内容で私も13日までいます。詳しくは、日本ろう者サッカー協会のHP(HOME)を参照。

13日は東京都練馬区の図書館でも映画『アイ・コンタクト』の上映があるようです。


鮫島選手がクロスを入れたその場所は…

2015年12月30日 | 映画『MARCH』

ああ、鮫島選手は左サイドを駆け上がり、このあたりからクロスを入れたんだろうなあ。
バックスタンド観客席最前列から見ると、サイドの選手は手が届きそうなくらい近い。
前日に観た皇后杯決勝での鮫島選手、彼女が水色のユニフォームを身に纏い左サイドを駆け上がる姿が脳裏に浮かんだ。

かつての東京電力女子サッカー部マリーゼの本拠地Jヴィレッジスタジアムは、5千人収容のサッカー専用スタジアム、だった。
だがそのピッチ上には、現在原発で働く作業員・職員の方々の宿舎が建っている。

一つ前の記事に書いたように前日皇后杯決勝を観戦した後、その日のうちに福島県浜通り相双地区へ移動。
翌日、南相馬市を中心とした小中学生のマーチングバンド『Seeds+』の短編ドキュメンタリー映画の撮影の一環として福島県双葉郡楢葉町のJヴィレッジスタジアム、そしてJヴィレッジを訪れた(もちろん許可をいただいて)。

Jヴィレッジ内の、かつては天然芝だったピッチは現在も駐車場として砂利が敷き詰められて使用されている。
上から見るならばともかく『駐車場』に足を踏み入れると、かつて天然芝のピッチだった面影を探すほうが大変だ。『DREAM』や『百年構想』の看板、照明塔などにわずかながらの面影を残すのみだ。
人工芝だったピッチにも鉄板が敷き詰められている。人工芝のままの場所も駐車場として稼働。地震の影響なのか駐車場として長年使用されてきたからなのか、タッチラインは大きく湾曲している。

そして少し離れた場所にあるJヴィレッジスタジアム。
ゴール裏の得点板の時計は、地震が起きた時刻のままだ。

また翌日撮影に訪れた別の場所の時計は、津波が襲った時刻で止まっていた。
その他にも3月12日の時点で時が止まったエリア。
3月12日は、放射線からの避難が始まった日だ。

それらの多くのこと、そして多くの思いまでをも短編ドキュメンタリー映画に詰め込むことは出来ないが、もう少し格闘して編集を進めていきたいと思っている。


PS しかし資金難で、編集する時間自体を捻出するのにも四苦八苦。