最近、なかなか“なでしこリーグ”を観に行けず、久しぶりの観戦。
INACは、4・3・3。
DFは右から、近賀、甲斐、田中明日菜、那須。中盤の底に澤、右にチ・ソヨン、左に大野。FWは、右に米津、左に川澄、センターに高瀬。
浦和は、FWが縦の関係の4・4・2、あるいは4・4・1・1?4・2・3・1のようにも見えたが。
DFが右から斉藤、土橋、矢野、堂園。中盤はダブルボランチに岸川、柳田、右サイド岩倉、左に安田。トップ下というかシャドー気味に藤田。1トップ気味に後藤。
キックオフ直後から、INACが怒涛のように攻め込む。
いつ先制点が入ってもおかくしはない展開。なでしこリーグのバルセロナか!という感じ。
澤は相変わらずの鋭い読みでボールを奪い、川澄は左サイド深く切れ込みチャンスメーク。
那須も左サイドをかけあがり、チ・ソヨンも中盤で効果的に動く。
浦和はまったくのノーチャンス。
「なんだか、大野選手のキレが悪いような気がするなあ」と思っていたら、その大野が痛恨のパスミス。浦和の後藤がカットし、岩倉へ。岩倉がうまく反転し、浦和の初めてのシュートが先制点となり、浦和が1対1とリード。
INACは、後半に入り、高瀬に代えて南山を投入。南山は中盤へ、大野がトップへ。
その後もINACが攻めまくるが、いやあ、入んない。
もう少し強引にドリブルしたり、シュートしてもいいのではという局面もあったが。
そうこうしているうちにカウンターくらって、柳田のシュートがクロスバーに当たって肝を冷やしたり。
INACは、その後、川澄と大野の2トップ、4・4・2というか、4・2・4のような布陣で1点を取りにいく。
後半44分にショートコーナーで大野から川澄へ再び大野へ、大野のクロスを澤がヘディングシュート。
なんとか同点においついたINACと浦和が勝ち点1を分け合った。
という感じの試合だった。
しかし、相変わらず川澄の運動量とスピードは素晴らしい。守備に戻ったと思ったら、いつの間にか最前線へ。単行本の推薦文を書いてもらったから、誉めているわけではありません。
まあしいていえば、最後のシュートが甘かった点もあったが。