昨日は杉並区永福図書館で映画「アイ・コンタクト」の上映&講演。
ご来場された皆さま、ありがとうございました。
下記「図書館で上映」コメント欄にも、難聴児のお母様から感想をいただきありがとうございます。
「聞こえ支援スピーカー」を使っての上映&講演でした。
「聞こえ支援スピーカー」とは、ユニバーサルサウンドデザインが開発したスピーカーシステム。
http://u-s-d.jp/index.html
難聴者に聞こえやすく設計されたスピーカーということですね。
低音域を強調して臨場感を出すということではなく、中高音粋をクリアに聞かせるということのようです。
またボリュームを上げるのではなく遠くに音を飛ばせるとのことで、難聴者と聴者が同時に聞くのに適しているようです。
難聴者の方の感想でも、実際聞きやすかったようです。
聴者である私(3年前の測定では聴力レベルは13dB)にも、クリアに聞こえてきました。
ただ、ことらとしてはあまり聞こえてほしくない周りの環境音なども聞こえてきちゃう箇所もありました。
それは100%こちらの責任ですが。
元々クリアに音が録れていないところも多いためです。
言い訳をすれば、映画の資金が足りなかったからですが。
初見の方はあまり気にならなかったかもしれません。
また難聴の方々には、そのあたりの音はあまり聞こえないで、人の声のみがすっと耳に入ってきたのかもしれません。
クリアに音が録れている箇所や、音楽の部分などは鮮明に聞こえてきました。
なんだかちょっと不思議な感じでした。
講演もそのスピーカーを使用したわけですが、私の活舌が悪く、聞きとりにくかった点もあったようです。
元々の声が不明瞭であればだめ、ということですね。
反省です。
難聴者がいらっしゃる場合は、特に気をつけないと。
自身も難聴者である小川さんが
『いくおーる』 聴覚障害に関する情報ブログで上映会の様子をアップしてくれています。http://ameblo.jp/bcs33/entry-11373423866.html
小川さんは映画制作時から、雑誌『いくおーる』などを通じて大変お世話になった方です。
図書館での上映ということで会場の後方には関連本も集められいました。
単行本「アイ・コンタクト」を始め、聴覚障害関連、障害者スポーツ関連等々。
「ようこそ障害者スポーツへ」伊藤数子著 廣済堂出版 という本もありました。
既に読んでいましたが、各障害者スポーツを幅広く取り上げた本。
著者の伊藤さんは以前からの知人で、二宮清純さんとの橋渡しなどもしてくれた方。
http://www.i-project.jp/stand/
興味がある方は是非、ご一読を。