サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

愛媛から兵庫へ ろう者サッカーフェスティバル

2016年03月13日 | 障害者サッカー全般
愛媛県松山市での映画『MARCH』完成披露試写会には450名の方々に来ていただきました。上映前の挨拶には愛媛FCの西田選手、三原選手、豊島社長も登壇。
上映終了後は拍手の嵐で、正直びっくり‼︎ 愛媛発の映画として素晴らしい第一歩となりました。

その日はお世話になった愛媛の方々と打ち上げ、そして翌朝眠い目をこすりながら兵庫県播磨光都サッカー場まで移動。当所でおこなわれた第2回 日本ろう者サッカー協会フェスティバルに参加するためです。

ろう者サッカーの認知普及を目的とした昨年の第1回フェスティバルでは、なでしこリーグチームの協力などで交流戦が行われたそうですが、今回はさらにブラインドサッカー、アンプティサッカー、デフサッカーの体験会もおこなわれました。招待された小学生たちが自らのサッカーの試合を行うとともに、バブルサッカー、キックスピードコンテスト、大縄跳び、車椅子(手動)体験などを体験、そういったなかで、より自然な形で各障がい者サッカーに触れられるよう企画されていました。
さらにはダウン症の青年の絵画展も開催!そして映画『アイコンタクト』の上映もおこなわれました。そこに私は呼ばれたわけですが。
こじんまりとした上映でしたが、ろう者の方々や弱視者、はるばる遠方より来られた方々などに観ていただき、お話することもできました。手話を使わなければならなかったので、その点は少々しどろもどろになってしまいましたが。

そしてフェスティバルに並行して行われたのがろう者サッカー男子日本代表の合宿。翌週も静岡で合宿が開催されるので西日本の選手中心の合宿でしたが、6月にイタリアで開催されるワールドカップに向け貴重な強化の場となっていました。私も宿舎に一泊し翌日の強化試合まで観戦、現在帰京中。